これぞ日本の残すべき伝統技術!! プロフェッショナルに学ぶ和菓子司編~
4月11日(木)3学年生徒を対象に「和菓子の魅力」を伝える特別授業が行われました。
講師として、流山市ふるさと産品協会、流山市観光協会会長の、藤屋店主 志賀進一様をお招きして実演を交えながらお話していただきました。
和菓子はお客様の心を癒すためにあり、二十四節季ごとに季節に合わせた和菓子をリニューアルしていることや、
お父様がもともと和菓子店を営んでいたけれど、「父からは継ぐな」と言われていたが、自分で決断して和菓子の道
に進むと決めたこと。また、仕事に対して向き合う姿勢など、これから進路選択を迎える3年生にはとても心に響く
内容になりました。
志賀様の実演のときには、実物投影機に繊細な手の動きが映ると、生徒から「すごーい。」「おぉー。」という驚き
の声が思わず漏れていました。「初めはうまくできないけれど、お箸でご飯を食べるときに意識しないのと同じで、
何千回も何万回も繰り返すことで自然と手が動くようになる」というお話から、日々の積み重ねや経験が大切だと
いうことを学びました。
後半は志賀様に教えてもらいながら、各クラス代表生徒+小曽根先生による和菓子体験です。
「せっかくだから近くで見ていいよ」というアナウンスが入ると生徒が前に押し寄せ、志賀様の繊細な手の動きと仲
間が一生懸命頑張る姿を間近で観察しました。
京都には100年続く和菓子屋が数多くあるので、来月出発する修学旅行に向けて楽しみがまた一つ増えました。
今回は代表生徒1人でしたが、美術の授業で粘土を使った和菓子作りを予定しています。
是非、小曽根先生よりもステキな作品を皆さんが制作してくれることを期待しています。
生徒の感想にも
「和菓子の実演を見るまでは、特別な道具を使ってつくられるものだと思っていたが、「ふきん」や、「ヘラ」、「ふるい」など家にある身近なもので作られていることをしり、発想力が大切だということがわかりました。」
「京都でも色んな和菓子を見られるのが楽しみ。」
「和菓子のお店は100年店が続いて1人前という話を聞いてビックリした。京都にはたくさんお店があると聞い
てぜひ行ってみたいと思った。」
「今度、志賀さんのお店に行って、色々な和菓子を食べてみたいと思ったし、質問もしてみたい。」
と記入してあり、とても心に響いたようでした。
ぜひ、藤屋さんに足を運んで、季節を彩るステキな和菓子を堪能してみてください☆☆
和菓子司 藤屋 流山市ふるさと産品協会HP
https://nagareyama-3pin.com/shop/fujiya
志賀様、今回はおおぐろ中のためにありがとうございました!!