学校の様子

校長室より【10月9日】 林間学園 カレー作り!

 まだ、朝ごはんを食べたばかりですが、これからお昼に向けてカレー作りを行います!昨日からの雨はまだまだ続いており、風もあるので、青年の家の方からのカレー作りの説明は屋内で行われることとなりました。さらに、説明を一回で済ませたいという青年の家の方の意向により、別の炊事場でカレー作りを行う別の学校も一緒に説明を受けることになりました。せっかくテキパキと支度をして、さあカレー作りだ!と勇んでいた5年生ですが、予定が変更になったあおりを受けて、ちょっと待ち時間が増えてしまいました。さらに、火おこしの場面は昨日と同じ説明なので、子どもたちは知識だけでなく経験で理解もしているところです。しかし、成長著しい5年生はそんなことでは動じません。心に不満はあるでしょうに、近くの友達と雑談をしながら、騒ぎすぎず穏やかに時間を過ごすという大人な対応をすることができました。立派です!

 雨の中、昨日と同じ斜面を降りて炊事場に向かいます!学校から持ち込んだ荷物や、包丁・ピーラー・金属製の食器などの入った重い調理セットを運んだり、みんな協力して頑張ります!時間が押しているので、早速かまどに火を起こすチームと、調理セットを洗って玉ネギやジャガイモを切り始めるチーム、米を洗い始めるチームなど、子どもたちの取り掛かりや仕事に対する真摯な姿、ここのところの成長ぶりに胸が熱くなりました!焼き板作りで経験しているので、かまどチームの火おこしが昨日より遥かに上達しています!でも、合計12のかまどで火おこしですので、熱と煙との格闘です!頑張る子どもたち!野菜の皮剥きや切り刻みは、おいおいというほど調理セットの包丁が切れないので、刃物は滑らせて切るのだという基本を会得するのにもってこい!(すいません)玉ねぎの皮剥きのコツとか、ジャガイモの芽の取り方とか、職員が丁寧に教えながら、遅れ気味のチームにはちょっと手伝ってあげながら、今までの遅れを取り戻すように調理が進んでいきます!米の炊くコツとして「赤子泣いても蓋取るな」とは言いますが、キャンプ飯での成功の秘訣は、「食べて確認」です!校長がせっせと飯盒飯のつまみ食い!青年の家のカレー作りマニュアルは、水多めで野菜を煮て、煮えたら肉を入れて、肉に火が通ったら水を減らしてルーを入れるという変則的な手順なので、大人も油断していると指示を間違えてしまいます。ひとつの班で、「肉を入れ忘れた!」という事件も発生!これは職員が、もうお米の炊けたチームから飯盒を借りて、飯盒で肉を茹でて入れるという見事なリカバーを見せ、子どもたちを救いました!自分たちで作ったカレーは、美味しいよ!

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