ブログ「校長室から」
校長室から(64)7月8日(火)「3年生人権教室」「小学校見学会(幼保小連携事業)」
今日は、松戸人権擁護委員協議会流山部会の人権擁護委員の皆様9名と流山市役所秘書広報課の方が来校され、3年生各教室において「人権教室」を開催していただきました。法務省制作の人権啓発ビデオ「プレゼント」のアニメーション映像が始まると、仲間はずれや悪口などのいじめの場面、友達につられてしまう場面など身近にありそうな場面が続き、子供たちは集中して見入っていました。半分ほど視聴したところで登場人物の心情について問われると、思ったことを発表したり自分なりに考えたりする真剣な様子がどのクラスでも見られました。後半は、ビデオの登場人物たちがよりよい方向に行動する場面にほっとした様子の子供たち、授業の最後には、人権擁護委員の皆様から、人権イメージキャラクターの「あゆみちゃん」「まもるくん」のぬいぐるみを各クラスにプレゼントいただいたり、各自へもおみやげをいただいたりして、にこにこ顔で委員の皆様にお礼を告げてお別れしました。
その後、3年生の代表児童と児童会役員とで、人権擁護委員協議会からきれいな花がいっぱい咲いているプランターの贈呈を受け、児童会会長が代表してお礼の言葉を述べました。「咲かせよう人権の花」というキャッチフレーズがついたプランターの植物といっしょに、人権の意識をしっかり育てていきたいと思います。
一人ひとりの思いやりの大切さを伝えて下さった人権擁護委員の皆様、このような機会をつないでくださった流山市役所の皆様、暑い中、大変ありがとうございました。
午後は、流山市幼児教育支援センター主催の「小学校見学会」があり、近隣の幼稚園・保育園の先生方が1年生の授業の様子を参観においでになりました。1年6組では生活科「夏と友だち」の単元で、しゃぼん玉遊びを工夫して行う活動を展開しました。参観された幼稚園保育園の先生方から、「卒園して数ヶ月でこんなに自分たちで活動ができるのですね」と、自分でどんな道具を作るか計画したり、実際にしゃぼん玉で遊んで試してみて、工夫を加えている1年生の様子に成長を感じていらっしゃる様子でした。
流山市教育委員会の事業として「幼保小連携の日」が設けられており、本校では7月30日にさらにたくさんの園からご来校いただき、かけはし期のカリキュラムなどについての情報交換と学びの場が予定されています。今後とも近隣の幼稚園・保育園とつながりを深め、円滑な接続ができるようにしたいと思います。