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令和6年度

校舎回りの木々が色づいてきました

 今週から最低気温が一桁の日もあるようです。校舎回りの木々も、やっと色づき始めました。どうして秋になると葉が赤や黄色に色が変わるのか?インターネットで調べてみると・・・。

葉っぱの色が変わるのは樹の戦略!? 紅葉は、樹が懸命に生きた証だった。

葉っぱの色が変わるのは、冬への準備     ※ツクルトより抜粋
 
【春夏の戦略】
葉っぱの色は?と聞かれたら、多くの人は「緑色」と答えるのではないでしょうか。これは栄養を作り出す色素によるもので、緑色に見えているのです。
暖かい季節は緑色の色素が戦略の要。葉の中にある緑色の色素が樹木からもらった水分と、たくさんの日差しにより栄養を生み出します。樹木は葉から栄養をもらうことで活発化するといったように、気候を生かして成長していきます。
春~夏は葉の中に光合成を行う緑色の色素、光合成の補助をする黄色の色素が存在しますが、
緑色の色素の方がたくさんあるので緑色に見えます。
【秋冬の戦略】
秋になると日差しが弱くなります。春と同じように活発に成長しようとしても、すぐに息切れしてしまうのです。葉は栄養を作りにくくなるため、木の幹はこれまで葉っぱに与えていた水分を送らなくなるといった、秋には春と異なる戦略をとりはじめます。

春とは異なる戦略…それは、葉の付け根に壁のようなものを作ることで栄養や水分をブロックすることです。僅かな光合成により生産された栄養は葉に留まり、赤い色素へと変わります。これが、もみじの葉っぱの色が変わる(赤くなる)「紅葉」の仕組みです。木によって色が違うのは、葉の持っている成分が違うから。いちょうは黄色の色素が多くなるため、葉っぱの色が変わるときは黄色に、もみじは赤色の色素が多く生まれるため、赤く見えるのです。