学校長からのお話を掲載しています
平成24年度 第3学期始業式 式辞
13日間の冬休みは、みなさんとっていかがでしたでしょうか。3年生は私立高校の受験などに備え、健康に留意しながら、充実した日々を過ごしたことでしょう。1・2年生のみなさんも、健康に気を付けながら、勉強・部活動・お手伝いにと頑張っていたことでしょう。また、お正月ということで、来客への挨拶や家族の一員としての役割も果たせたのではないでしょうか。
さて、この冬休み中、みなさんのきちんとした行動・態度に大変うれしかったことがあります。2つのことをお話しします。
その一つは、交通事故や事件などに遭うこともなく、安全に生活できたことです。生活や交通のきまりを守り、健康安全に生活することは、人間にとって大切なことです。一生心掛けていかなければなりません。
二つ目は、みなさんの挨拶のすばらしさです。みなさんは学校以外のどこであっても、自分から挨拶をしてくれます。挨拶は社会で生きていく上での基本です。笑顔を添えたみなさんの挨拶は、温かい気持ちをプレゼントしてもらうようなうれしさが伝わってきます。
いよいよ今日から3学期です。この3学期は、みなさんにとって学年・学級の総まとめの学期でもあります。学力づくり・心づくり・体力づくりの総まとめであること、そして、自分の伸び代をどれだけ広げられたかを確認する学期でもあることは、言うまでもありません。
でも、それだけではありません。大好きな先生や大切な仲間と共に過ごし、信頼・友情・感謝の心を育ててくれたクラスの総まとめであることを忘れないでください。この3学期は、みなさんの「心のポケット」が更に膨らむよう、思い出をたくさん作ってほしいと思います。
今年は巳年(へび年)です。「巳(み)」には新たに出発するという意味があります。すなわち、昨年までに準備し蓄えた力を発揮する重要な一年となるといえるでしょう。再生の象徴といわれるヘビにあやかって、今年は、みなさんが大きな一歩を踏み出せる年であってほしいと願っています。先生たちや保護者・地域の方々は、常にみなさんを応援しています。この3学期も、自分の伸び代を広げていきましょう。終わります。