学校長の窓

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第8回朝会講話「美しい日本語から美しい心が生まれる」

 みなさん、おはようございます。
 インフルエンザが流行していますので、くれぐれも健康に留意してください。決して油断せず、手洗い、うがいの励行、毎日の規則正しい生活、バランスのとれた食事、マスクの着用をお願いします。
 今日は、「美しい日本語から美しい心が生まれる」というお話をします。みなさんは、日常の生活の中で、日本人の美しい礼儀作法や言葉かけなどを自然に行っています。「ありがとうございます」「すみません」などの言葉が、自然にできることは素晴らしいことです。
   さて、みなさんはどんな言葉を美しい日本語だと思いますか。日本語のことを深く研究している人たちやいつも言葉を大切にしている詩人たちが、選んだ美しい日本語のベスト10は、次のようになりました。
  第1位 ありがとう      第6位 さわやか
  第2位  さようなら           第7位  いらしゃいませ
  第3位 はい                 第8位 おやすみなさい
  第4位 すみません           第9位 どうぞ
  第5位  おはようございます   第10位 いいえ    
 どの言葉も、やさしい言葉ばかりです。当たり前の言葉で、普段使っている言葉ばかりです。第1位から第10位までの言葉を、改めて声に出して言ってみると、とてもよい響きをもった美しい日本語です。美しい日本語から美しい心が生まれます。これからは、やさしくて美しいこのような言葉に自分の心をこめて話しましょう。
 最後に、美しい日本語の「日常の五心」を紹介します。
 ☆「はい」という素直な心
 ☆「すみません」という反省の心
  ☆「おかげさま」という謙虚な心
  ☆「私がします」という奉仕の心
  ☆「ありがとう」という感謝の心
  言葉は心です。言葉は人を表します。美しい日本語から美しい心が生まれるのです。
 終わります。