学校長の窓

学校長からのお話を掲載しています

後援会総会あいさつ

皆様、こんにちは。校長の岡でございます。前校長の菱沼先生には、遠く及びませんが、本校教育活動の充実にむけて職務に全力を尽くしてまいりますので、皆様方の御支援、御協力をよろしくお願いいたします。

 さて、本校に赴任して、早2か月が過ぎようとしておりますが、この間、生徒たちのすばらしさ、活躍ぶりを見て、心を熱くしているところです。特に、5月のゴールデンウィーク中に行われた郡市春季大会では、団体の部で、柔道男子、ソフトテニス男子、バドミントン女子が優勝、柔道女子、弓道男子、弓道女子が準優勝、そして野球、剣道、卓球が第3位となり、個人の部においても、多くの生徒たちが優勝・準優勝等に輝き、県大会への出場権を獲得することができました。これもひとえに、後援会や地域の皆様方の御理解と御協力のおかげと感謝しております。

 また、3月11日の東日本大震災の発生以来、多くの皆様方から、「学校は大丈夫でしたか。」とお見舞いの言葉をいただきました。おかげさまで、大きな被害もなく、今日まで順調に教育活動を行っております。

 さらに、福島第一原発事故に伴う放射能漏れについても、大変御心配をいただいているところでございます。このことについては、一つの学校、一つの市町の問題ではなく、芳賀郡市、あるいは県全体の問題であるという認識に立ち対応しているところです。これまでに、県と県教委による学校の空間放射線量測定調査(5月18日実施)、教職員を対象にした研修会(5月24日開催)、放射線量測定器の借用と測定調査(5月27日実施)を行ってきました。今後は町校長会として、芳賀郡市内の保護者を対象とした研修会の開催等についても要望していきたいと思います。

 なお、県と県教委による空間放射線量測定結果は、すでに新聞で報道されているとおり、益子中は毎時0.09マイクロシーベルトです。この数値は、文部省の暫定基準値(毎時3.8マイクロシーベルト)を下回っており、校舎や校庭を通常通り利用しても差し支えないという判断の根拠となっております。また、放射線量測定器の借用による本校独自の測定結果は0.087マイクロシーベルトであり、県と県教委による測定結果とほぼ同様であると受け止めております。今後も町教育委委員会や県教育委員会の指導の下に、対応していきたいと考えておりますので、御理解の程よろしくお願いいたします。

 結びになりますが、毎月、「学校だより」の配布等について、大変お世話になっております各自治会長の皆様に、心より御礼と感謝を申し上げ、あいさつといたします。どうぞよろしくお願いいたします。