2022年2月の記事一覧
2月17日(木)
今日は北風の冷たい一日でしたが、飯中生たちはみな元気に過ごすことができました。(2月17日 校長)
大人になる No91
【 のんびり過ごすのはもう終わり、自分で何か始めよう! 】
昨日、給食の時間に、校長の私から放送を使って生徒のみなさんに話をさせていただきました。新型コロナウィルスの日本全国における新規の感染者は前の週の同じ曜日と比べて少しずつですが減ってきてはいます。しかし、春日部市内の小中学校等では、今まさに大変な勢いで感染が広がっています。連日50~100名弱の児童生徒及び教職員が陽性の判定を受けていて、学級や学校の閉鎖を行っている学校も複数あります。そこで学校はもちろん、家でもマスクと換気をしましょう!と啓発しました。3年生はいま県公立高校の受検を目前に控えた生徒が多数います。そういった観点でもぜひ、感染防止対策への意識を学校と家庭の両方であと少しの期間、高めていきましょう。
さて、1、2年生の諸君、そして進路が既に決まった一部の3年生の生徒たち、のんびり過ごすのはもう終わり、自分で考え何かを始めよう!1、2年生は期末テストの勉強がよいでしょう!さらに筋トレをするとか、吹奏楽部でできる環境の人は楽器の練習などをするのもいいと思われます。放課後、部活動のない時間を有効に使いましょう!3年生で進路の決まった生徒のみなさんは、ホッとしている日々でしょうね。しかし、もう2週間も前のことです。のんびり過ごすのはもう終わりにしましょう。卒業に向けてクラスや学年のためにできることを考えたり、高校生活で良いスタートを切れるように中学校の勉強の復習や高校の学習の予習をしたり、運動部に入る予定の者は、体を鍛えたりとできることを自分で考え実行するようにしましょう。(2月16日 校長)
大人になる No90
【 瞳は輝いている? 】
今日は2月15日、1ヶ月後の3月15日に3年生は、慣れ親しんだ学び舎である本校を卒業していきます。登校日は残すところ19日となりました。また、今日は県公立高校の出願最終日。明日には新聞で倍率が発表されます。そして、志願先変更期間を経て、24日が学力検査、3月4日が発表日となっています。
不安が大きくのしかかっている時だとは思います。しかし、瞳の輝きを失ってはいけない。この春から始まる高校生活に対する夢や希望に思いを馳せてください。将来の自分や自分の生きる社会に夢を抱いて下さい。大人になっても、私のような老人になってもそれは同じです。1、2年生の諸君もコロナ禍の今、どんな心持ちで生活していますか…。もうすぐ1つ学年が上がり、益々充実した学校生活が君を待っています。今の自分、近い将来の自分、遠い将来の自分に夢を抱き続け、それに向けていきいきとがんばり、瞳を輝かせている人でいようじゃないか。(2月15日 校長)
大人になる No89
【 画竜点睛 】
今朝は昨夜からの雪が積もっていたら雪かきなどがまた面倒だなぁ、生徒たちは全員無事に登校できるだろうか…、と思いながら浅い眠りから覚め、まだ暗い外を見ると、少しの雨が降っている状態で、道路には雪はなく胸を撫で下ろしました。暦の上ではもう春ですが、まだまだ朝晩は冷えますし、もう1回くらい雪も降るかもしれませんね。健康に気をつけて、本当の春を迎えるための準備(勉強・運動・心)をしましょう。
さて、画竜点睛(がりょうてんせい)という四字熟語があります。意味は、物事の大切な最後の仕上げのことです。これは、竜の絵を描いて、最後の仕上げに竜の瞳を描き入れたところ、その竜が絵から飛び出して天に上って行ったという中国の故事に由来しています。3年生の生徒諸君は、今まさに来週の県公立高校の受検への仕上げの時です。春からのそれぞれの第一歩を、希望に満ちた笑顔で自信を持って踏み出すために、健康に気をつけて最善を尽くそう。(2月14日 校長)
大人になる No88
大人になる No88
【 困った方が力がつく 】
今日は朝から雨が降り、ちょうど登校の時間に雪に変わりましたね。昨日から保護者への配信メールやホームページで、休校や時間変更はなく、安全第一で登校しなさいとだけ連絡をしました。これは天気予報を数日前から注視して見続け、君達に生きる力をつけさせるのに良い条件だと思ったからです。
雨や雪の日に学校に向かう、この時にみなさんはどんなことを考えますか。歩きづらいからいつもより早めに家を出よう。傘をさしているからいつも以上に周りに気を付けて交通事故にあわないように歩こう。くつの中に雨水が染み、くつ下まで濡れてしまうだろう。かばんや着ているものも濡れてしまうだろう。これらのことを考えて、何時に家を出発するか、濡れた体や物を拭くためのタオルを持って行こう。くつ下の替えを持って行こう。濡れた靴下を入れるビニール袋を持って行こう…、と考えを巡らせ、そして行動するでしょう。その結果、無事に行動ができれば、自分で考えて行動することに自信がつきます。つまり、先を読み、考え、行動することのできる賢い人に近づくということですね。また、失敗して苦労すれば、反省し、次へとつながる良い機会となる。むしろ自分の考えが甘く、苦労した方が、二度と同じ失敗はしないぞと強烈な印象となり力がつく。日常の生活の中で、何度もそのような経験を繰り返し経験することにより、人は賢く成長していくのです。今日の雪を通して君は成長できましたか…。(2月10日 校長)