2020年9月の記事一覧
教育実習生が有終の美を飾りました
本校では現在、5名の教育実習生を指導しています。4名は本校卒業生で、1名は春日部市内の中学校を卒業した、いずれも前途有望な「先生の卵」のみなさんです。「若い」ということは、それだけで素晴らしく、授業の技術などは、当然まだまだですが、元気ではつらつと一生懸命に授業を行い、休み時間などにも楽しそうに生徒達と接している姿を、校長は目を細めて見ています。今日は、2人の実習生が研究授業を行いました。大学の先生も授業を見に来てくださいました。近い将来、埼玉県、そして春日部市の学校の教員として、教壇に立つことを楽しみに待っています。(9月29日 校長)
新人戦速報!
9月25日(金)に行われた、陸上部とバドミントン部の新人戦地区予選の速報です。本日28日(月)も両部活は予選会2日目となります。結果については、また報告いたします。また、これまで新型コロナウイルスに係る感性拡大の防止策の1つとして、ジャージ、体操着による登下校を行っていましたが、現在の情勢及び気候を踏まえ、本日から制服での登下校を実施します。本日から10月2日(金)までは、移行期間として、夏服、冬服どちらでも構いません。ご理解、ご協力のほどよろしくお願いします。(9月28日 校長)
新人戦市内予選が始まりました!
三年生が引退し、部活動の活動体制が1,2年生となり、最初の公式戦である新人戦。その市内予選が始まりました。
今日は、陸上部(野田市陸上競技場)とバドミントン部(吉川市総合体育館)の予選会がそれぞれの会場で行われました。詳しい結果等は、すべての部が終わりましたら、まとめて報告します。(9月25日 校長)
連休明けですがみんな元気!
9月の4連休が終わりました。連休明けの授業は、生徒も教員も休み疲れが出て、全体的にボーっとしがちなものですが、飯中生は今日も元気によくがんばりました。
PS:台風12号が関東地方に接近しています。もし、臨時休業その他の措置があるときには、配信メールと当ホームページに掲載いたしますので、ご承知おきください。(9月23日 校長)
叱ってくれる人に
みなさんの中に叱られたことのない人はいないと思います。私もこの歳になるまで、いろいろな人に叱られてきました。また、これからもたくさん叱られると思います。一番叱られたのは母親でした。「いつもおっちょこちょいなんだから!」「はやく勉強しなさい」、「こんな時間までどこで遊んでいたの」「口ごたえするんじゃない」とそれはたくさん叱られてきました。また、教師になりたての頃、ある理由で遅刻をしました。そのとき、「当たり前のことができないのならば、教師の資格がない。辞めた方がいい」と、こわい校長先生から叱られました。
毎日の生活の上では、「ほめて伸ばす」という言葉もありますが、実際には、ほめられることより叱られることの方が多いのかなと思います。学校で生徒諸君は、先生方から叱られることが一番多いのではないかと思います。叱られて気持ちの良い人はいないと思いますが、人間は自分に甘いところもあります。だから、ついつい怠けてしまったり、はめを外してしまうことがあります。そして、口に出す出さないは別にして、「だって~だったんだもん」、「あいつもそうなのに自分だけ~」「うるさいなあ、わかってるよ」などと、自分にとって都合のよい言い訳や愚痴を言ったりもしがちです。また私達は、様々な立場があり、叱られる人になったり、叱る人になったりもします。そこで、肝心なのは、叱られた時の受け止め方です。叱る人は、叱られる人の事を真剣に思っているから叱るのです。どうでもいい人にわざわざ叱りつける人はいませんよね。叱ってくれる人の本当の心を受け止める素直さを持ち、甘やかす人ではなく、自分のためを思い叱ってくれる人についてゆきなさい。(9月18日 校長)
発表の多い授業になってきました
授業での学習の中で、学級の仲間に対して、自分の意見、考え、感想を発表したり、解き方を紹介したり、作品への思いを説明したりする活動場面が多くなってきました。これからの時代は、プレゼンテーション能力(発表力)を高めることが強く求められます。今日は色々な授業の中で、発表力を高める取り組みが行われていました。(9月17日 校長)
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ノート汚していますか
今日、いつものようにぶらりと教室を回っていると、1年生の国語の授業で、担当の中村先生が、「ノートを汚しなさい」と生徒に指導をしていました。一年生の国語では今、詩の鑑賞を勉強しています。詩にはたくさんの比喩表現があります。中村先生がおっしゃった、「ノートを汚しなさい」というのは、どういうことなのでしょうか。もちろん、落書きをしなさいというわけではありませんよね。ノートいうものは、自分だけの物であり、先生が黒板に書いたことだけをきれいに写しているうちは、まだまだダメで、先生が強調して言ったこと、つぶやいたこと、友達の発表した意見や考え、解き方、印象に残ったことなどをノートにどんどん書き込むのです。昨日、このブログで、自学自習の話をしましたが、積極的に学んでいる人のノートは、汚れているのです。中村先生がおっしゃった、「ノートを汚しなさい」を聴いて、すぐに先生が何を言おうとしているのかピンと来ないようではダメ。積極的に学んでいる人の脳は鍛えられ、様々なことに敏感に反応し、正しくより良い判断ができるようになります。つまり、人生が広がり、豊かになるということなのです。生徒諸君、ノート汚していますか・・。(9月16日 校長)
深まる秋 ~学習について考える~
先日、ある教室の黒板に「自習とは・・」と大きく書いてあり、その学級の生徒達は、静かに黙々と自習をしていました。立派な中学生だと思いました。生徒諸君の学習の基本は、「自学自習」です。君達は、学校では、授業という形で勉強を教わっている訳ですが、授業形式での学習は、内容はよく精選されているし、教え方もよく研究されているので、学ぶ方が集中して行えば、かなり効率の良いものなのです。しかし、それだけでは、本当の学習をしているとはいえません。学習は学校だけでやるものではなく、社会に出て仕事に就いても、学校以上に学習しなければならないものです。しかもその学習は、“授業形式”ではないのです。すべて自分で学習しなければならないのです。その時になって「誰も教えてくれないから学習できません」などと言えないのです。「自ら学ぶ力」が身に付いていないといけないのです。
幼稚園や小学校の低学年の子どもに「自分で勉強しなさい」と言ってもそれは無理なことです。その子には何を勉強しなければいけないのかが分からないからです。自分の学習すべきことが分かることは、1つの学力で、どういう方法で学習すればよいのかが分かることも1つの学力です。さらに、どこまでやればよいのか分かることも1つの学力です。これらの学力は、前述した学習の目的を達成するために欠くことのできないものなのです。また、テストに向けての学習というのは、その時期に近づけば近づくほどみんな懸命にやり始めます。しかし、テストのためだけの一夜漬け的な学習は、はっきり言って効果は期待できませんし、本筋からずれているような気がします。やはり学習は目標を持って、一歩一歩着実に積み重ねてゆくものです。そのためにもできるだけ早く始め、長期に渡って実践して行きましょう。そのために日々の家庭学習に本気で取り組みましょう!
最後に私は、中学生に関しては、「勉強だけの人間」、「部活だけの人間」というのは、さみしい気がしますし、そういう人は本当の意味で、周りから応援される人だとは思いません。やるからには「学習」も「部活動」も両立させて、何でも思い切り取り組める人になってほしいと思います。(9月16日 校長)
駅伝練習がスタート ~熱い心で襷をつなごう~
今日から10月20日(火)に予定されている、市内駅伝競走大会のための練習が始まりました。学年も部活動も越えて、選抜されたスポーツマンが結集し、学校の代表として襷(たすき)をつなぎ競走します。授業と自分の所属する部活を終えたあとの練習です。頭が下がります。また、手前みそですが、校長の私が感心した、他校にはない飯沼中の良さの1つは、校庭に10人もの先生方が出て、私を除くほとんどの先生方が生徒と一緒に走っていたこと。先生方の飯中愛の深さを表している気がしました。生徒諸君!期待を胸に、熱い心で襷をつなごう。(9月14日 校長)
いい汗かいた!楽しかったぁ ~1学年スポーツフェス~
新型コロナウイルスに係る学校行事の中止に対し、各学年の職員から、「生徒を成長させるために、感染拡大防止について万全の策を講じるので、なんとか学年単位で行事をやらせてほしい」と校長に訴えがありました。各種のガイドラインを読み直し、学校医の先生にご指導を賜り、今日は1学年のスポーツフェスの実行に至りました。種目は全員リレーです。先週、各クラスで作戦を練り、走順を決めて今日を迎えました。どのクラスもこれまでに培ってきたクラスの団結力を発揮して、最後まで全力でバトンをつなぎ走り切りました。走り終えた後の表情は、清々しさでいっぱいでした。より一層クラスの団結が深まったようです。(9月14日 校長)