ノート汚していますか
今日、いつものようにぶらりと教室を回っていると、1年生の国語の授業で、担当の中村先生が、「ノートを汚しなさい」と生徒に指導をしていました。一年生の国語では今、詩の鑑賞を勉強しています。詩にはたくさんの比喩表現があります。中村先生がおっしゃった、「ノートを汚しなさい」というのは、どういうことなのでしょうか。もちろん、落書きをしなさいというわけではありませんよね。ノートいうものは、自分だけの物であり、先生が黒板に書いたことだけをきれいに写しているうちは、まだまだダメで、先生が強調して言ったこと、つぶやいたこと、友達の発表した意見や考え、解き方、印象に残ったことなどをノートにどんどん書き込むのです。昨日、このブログで、自学自習の話をしましたが、積極的に学んでいる人のノートは、汚れているのです。中村先生がおっしゃった、「ノートを汚しなさい」を聴いて、すぐに先生が何を言おうとしているのかピンと来ないようではダメ。積極的に学んでいる人の脳は鍛えられ、様々なことに敏感に反応し、正しくより良い判断ができるようになります。つまり、人生が広がり、豊かになるということなのです。生徒諸君、ノート汚していますか・・。(9月16日 校長)