2021年12月の記事一覧
令和3年 部活納め(12月28日)
本校では、昨日と今日で今年の部活動の活動の納めを行いました。部内で試合をする部もあれば、部室の大掃除やグランドの整備を入念に行う部もありました。本校では学校教育目標の自主実行の精神をあらゆる教育活動で意識して指導しています。部活動ももちろん同様であり、生徒たちは、教師の指導と見守りのもとに、自主的にあいさつをしたり、体力や技術の向上のための練習をして自治を学びます。中学生にとって部活動の存在は大変大きなものです。今年度はこれまで以上に活動が盛んになり、どの部の生徒たちも瞳を輝かせながら、取り組むことができました。私はそんな素晴らしい生徒たちの活動を応援することができて幸せでした。来年も部活動を通して、将来、社会で活躍することのできる人間の育成を目指して指導をしてまいります。令和3年が終わろうとしています。この1年の本校教育活動へのご理解とご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。それでは皆様、良いお年をお迎えください。(12月28日 校長)
クリスマス駅伝(12月25日)
今日は午前中、有志の部活動対抗、飯沼中クリスマス駅伝を行いました。男子は陸上部、野球部、サッカー部、女子は陸上部、女子バスケ部が参加しました。そして教員チームも参加です!朝は雨が降っていましたが、レース開始時間にはスッキリと晴れ、気持ちの良い天気の下で行うことができました。見ていて目を細めたのは、正門前の中継地点を目ざし、走者が最終コーナーを回り、体育館あたりまで来ると、どの部も自分のチームはもちろん、どの走者にも割れんばかりの声援を送り合っていたことです。駅伝という陸上競技の中の長距離種目、大抵の人間は苦しくて嫌いですよね…。しかし、周りからの声援があると、苦しくてもラストスパートがかけられる。本校の生徒達は、部活動を通して、顧問の先生から大切なことを教わっているなぁと改めて思いました。冬休み初日、順位はともかく、スポーツマン達の爽やかな汗と笑顔が見られました。周りからの声援があると、苦しくてもラストスパートがかけられる…、3年生の受験勉強にもあてはまりますね!最後に、今日は陸上部の保護者の方に交差点にお立ちいただきました。御協力ありがとうございました。保健室の先生も休みの日にもかかわらず、見守っていただきありがとうございました。(12月25日 校長)
2学期終業式
【 飯中生のみんな、2学期本当によくがんばりましたね 】
はやいもので、本日、2学期の終業式を無事に終えることができました。2学期は教育活動が深まり、日々の授業に加え、様々な教育活動が展開され、そのどれもが新型コロナウイルスの影響で、やり方を変えたのは事実でしたが、だからこそ、教師も生徒も、保護者の皆様や地域の皆様も、これまで当たり前だったことを見直し、本質は何なのかを考えた期間だったと思います。本日、本校の生徒たちはみな、立派な態度で終業式に臨むことができました。式に臨む生徒たちの顔は上がり、その瞳は未来を見つめ輝いていました。もうすぐ令和4年を、そして本年度の締めくくりである3学期を迎えます。健康に気をつけて冬休みを過ごしてください。
保護者、地域の皆様におかれましては、日頃より大変お世話になりありがとうございます。おかげさまで、本日無事に2学期を修了することができました。3学期も引き続き、本校の教育活動へのご理解とご協力をお願い申し上げます。(12月24日 校長)
2学期最後の学年集会
今日は各学年ごとに時間を決めて、体育館にて学期末の学年集会を行いました。私は1年生から3年生までの学年集会をずっと体育館にいて、後ろから見させてもらいました。どの学年も学級委員の生徒が中心となり、事前に企画をし、本日も運営をしっかりと行っていました。こういった取り組みの積み重ねが、学校教育目標である自主実行の精神を育み、大きな行事も立派に企画・運営のできるリーダーシップとフォロワーシップの醸成につながっているのです。もちろん、そこには計画的に生徒を指導し、見守り、評価する教職員の営みがあります。2学期は様々な行事がありましたが、そのどれもが、生徒と教師の信頼関係に基づくより良い活動であったことが、今日の各学年の学年集会における生徒たちの姿に表れていたような気がします。明日はいよいよ2学期終業式です。(12月23日 校長)
今日は冬至です
今日、12月22日は、二十四節気(にじゅうしせっき)という古い暦(こよみ)で冬至(とうじ)にあたります。二十四節気とは、太陽の動きにもとづいた暦で、1年を24等分して季節を表す名称をつけたものです。よく聞く二十四節気には、立春、立夏、立秋、立冬や春の啓蟄(けいちつ)や春分、夏の夏至(げし)、秋の秋分、冬の冬至、大寒などがあります。
冬至とは、日本を含む北半球において、昼の時間が最も短い(夜が長い)日のことです。冬至がいつかは天文学的に決まり、毎年、12月21日か22日です。それでは、そもそもなぜ、季節というものがあるのでしょうか。また、1日24時間の中で、季節によって昼と夜の時間の長さが違ってくるのでしょうか?3年生諸君ならすぐに答えられますよね…!?なぜなら、いま理科の授業で学習していることだからです!簡単に言うと、地球の回転軸(地軸といいます)が23.4°傾いているからです。地球は24時間で1回転する(自転といいます)とともに、1年をかけて太陽の周りを回ります(公転といいます)。地軸が太陽の方を向いて傾いている時期は、北半球に太陽の光や熱がよく当たります。逆に、太陽と反対側に傾いているときは、南半球に太陽の光や熱がよくあたります。このため夏や冬などの温度差が生まれるわけです。
昨日のように、合唱や演奏を聴いたり、美しい絵を観たりして、心が豊かになることも必要です。また、冬至の日などを機に、なぜだろうと科学的に考えることも必要です。だから、若い君達は9教科の学習を全国共通で学び、より良く生きるための可能性を広げているのですね。
また、冬至にはかぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ったりする風習があり、このような伝統文化を継承することも大人になる上で必要であり、幅の広い豊かな人になってほしいと思います。
今日は、美味しいかぼちゃを食べ、温かいゆず湯に入り、本格的な冬に備えましょう。(12月22日 校長)
しらさぎ祭
【 飯沼中の文化と実行力のレベルの高さに感動 】
「例年には及ばないものの、なんとか形になる合唱や文化部の発表ができれば…」というのがスタートであったしらさぎ祭。練習期間の短さに加え、昼休みや帰りの会などにクラスで練習することも感染症対策上、自粛することになっていたため、正直、ここまでレベルの高い合唱と素晴らしい文化部の発表ができるとは、企画の段階では想像できませんでした。
新型コロナウィルスの影響で中止となった文化会館での合唱祭でしたが、先生方の熱意と創意工夫、そして生徒のみなさんの協力と意識の高さで、しらさぎ祭を企画し、今日の実施にこぎつけることができました。クラス合唱では、はじめのクラス紹介にはじまり、指揮者、伴奏者、そしてクラス全員の心のこもった合唱とすべてが見事な発表であり、終わりの拍手では、すべてのクラスに対し、「見事だ〇組、よくがんばった、ブラボー!」と叫びたくなりました。今年の発表は、1年生から順番ではなく、縦割りの集団で体育館に入り、残りのクラスは教室からリモートで鑑賞しました。なぜそうしたかというと、全校生徒を長時間、体育館に入れるのは感染症対策上危険であったためなのですが、その上で、学年ごとではなく縦割りにしたのは、1、2年生に先輩の立派な姿や合唱を聴いて、感じてもらいたいことがあったからです。1、2年生は来年2、3年生になりますね。今日の先輩方の合唱に打ち込む姿や技術の高さなどを目標にして、来年はそれを越えていけるようにがんばってもらいたかったからです。また、文化部の発表も素晴らしかった。美術部のスライド形式の「千と千尋の神隠し」では、描画のレベルの高さに加え、セリフの吹込みもとても上手でしたね。吹奏楽部の演奏も、顧問の先生2人も一緒に指揮と演奏に加わる、チームとしての連帯感を感じる演奏でした。最後に実行委員の生徒たちの事前の地道な準備と今日の運営能力の高さもキラリと輝いていました。
文化的な活動のレベルの高い学校、学年、学級及び部活は、生徒たちが充実した学校生活を送り、自分の所属する集団に誇りを持っている証なのです。今日私は、飯沼中学校の素晴らしさを再認識し、益々飯沼中が大好きになりました。みんな、お疲れ様でした。(12月21日 校長)
大人になる No73
いよいよ明日は、しらさぎ祭ですね。どのクラスも「最後の仕上げ」とばかりに最終調整をしていましたね。ここで、もう一度、大切なことを確認しておきます。体育祭でもしらさぎ祭でも、目的は勝ち負けとか優劣を決めることではありません。行事の取り組みを通して、クラスの和が一層深まり、自治を学び、そして先輩から学ぶ。「私たちのクラスは、こんなにがんばって練習してきました。普段からみんな仲良しで、毎日の生活が楽しく送れる、とても良いクラスなんですよ」ということを合唱を通して伝えることができたら、それが何よりもの成果なのです。君たちのそんな一生懸命な姿や歌声が、聴く者の心に感動となって届くのです。私には、すべてのクラスの合唱のレベルが日に日に良くなっていくのが手に取るように感じられました。どのクラスも合唱の練習を通して成長したのです。だから明日は自信を持って、自分たちの、いや自分たちだけの歌を唄ってください。唄い終わって、スッキリさわやかな気持ちになれたら最高だね!明日は久しぶりに合唱を聴いて泣けそうな気がします…。(12月20日 校長)
特別支援学級小中交流会
今日は、飯沼中学校区の3校(川辺小学校と中野小学校)の特別支援学級小中交流会が本校を会場に行われました。この日に備えて、本校の5、6組の生徒たちは、司会進行、レクの事前準備、歌の練習や教室内の装飾など、とても一生懸命に準備を進めてきました。本校の5、6組の生徒たちにとっても、小学校時代に一緒に勉強した後輩たちが来校するということで、きっとかわいい後輩たちに会えることが楽しみだったのでしょう。特に6年生の児童さんは、来年の4月から毎日一緒に過ごす仲間となるので、お互いに意識して本日の交流会に参加していたようでした。来校した小学生たちはみな素直で良い子たちばかりで、楽しい時間があっという間に終わってしまった感じがしました。またいつでも遊びに来てくださいね。(12月17日 校長)
大人になる No72
【 書き初め 】
どうして年末に書き初めなのか…と思う人もいることでしょうが、いま国語の授業では、書き初めを行っています。書き初め展には賞がつきものですが、私は、どんな字でもいいので、「自分らしさ」が表現できる作品を書き上げてほしいと思っています。書き初めでも硬筆でも、また美術で絵を描くときでも、真っ白な紙に一筆目を入れることは、勇気のいることですよね。それは、「うまく書きたい」という願いがあるからですよね。字でも絵でも進めていくうちに、なかなか自分の頭の中で描いたイメージ通りにうまく行かないことがあるものです。そしてこの時に、人間性が試され、磨かれていくのです。投げやりになったり、あきらめの気持ちを持ってしまうと、集中力が途切れてしまいます。あきらめずに最後まで粘り強く取り組む姿勢や人間性を、書き初めの活動の時間からも身につけて欲しいものです。みなさんの力作を楽しみにしています。(12月16日 校長)
大人になる No71
【 しらさぎ祭が楽しみに 】
昨日の5時間目に、体育館や各特別教室にて、クラスで合唱の練習をしている様子をフラフラと見て回りました。私は、学校行事の中で合唱祭(本校では、しらさぎ祭ですね)は、大好きな行事の1つで、今年の各クラスの生徒たちが選んだほとんどの曲は、自分が若いときに担任したクラスで歌った曲や、卒業式、三年生を送る会などの行事で歌った曲であり、その曲を聴くと当時の記憶が次々に思い出され、懐かしくもあり、せつなくもある、まさにセピア色の思い出がよみがえります。その思い出の曲を、時を越えて今、飯沼中の生徒たちが元気いっぱいに歌っている…。不思議な気持ちになるとともに、来週のしらさぎ祭本番で、みなさんが心を込めて歌うクラスの合唱を聴くのがとても楽しみです。(12月15日 校長)