飯沼中学校 ブログ

飯中 Now

卒業した3年生諸君へ

 今日から飯沼中学校は、しばらくの間、1、2年生だけで生活をします。いつものように、授業中フラフラと校内をまわっていますが、2階の廊下や教室はがらんとして静まり返っています昇降口の3年生の場所にも靴がありません。少しさみしい気がします。校長の私がそうなのだから、3年生の先生方は、心に大きな穴がぽっかりと開いていることでしょう。3年生の諸君は、進学先の学校の入学式までは、時間にゆとりのある日々となります。31日までは本校の生徒ですから、少しだけアドバイスをすると、本をたくさん読みなさい。そして高校の教科書を予習しなさい。特に数学や英語は非常に難しくなります。その上、進むペースはかなり速くなります。もう遥か昔の話になりますが、私は数学の予習を自学自習するために、教科書ガイドを購入し、役立てていました。最後に、外に出て体を動かしてください。すべての基本は健康です。健康・安全な人生をどうか送ってくださいね。校長からの最後の授業でした。(3月16日 校長)

誰もいない教室や廊下誰もいない教室誰もいない教室空っぽの下駄箱

令和2年度 第39回卒業証書授与式

 草木も喜ぶ、暖かな春の雨の佳き日に、春日部市立飯沼中学校第39回卒業証書授与式が行われました。新型コロナウイルスの影響で、式の内容もかつてのような盛大なものとはいきませんでしたが、シンプルで心温まるよい卒業式を行うことができたことに、本校職員を代表し、お礼を申し上げます。ありがとうございました。(3月13日 校長)

卒業式 式辞 ←クリック

卒業式 式辞(第2部) ←クリック

3年生廊下の掲示物3年生廊下の掲示物多くの方面の方々から祝電を頂き、ありがとうございました。3年1組 朝の教室3年2組 朝の教室3年3組 朝の教室5、6組 朝の教室昇降口のお祝いの飾り卒業証書授与卒業証書授与式辞送辞教育委員会告辞卒業生、感謝の言葉(答辞)3年1組 退場3年2組 退場3年3組 退場心温まる感動の卒業式でした心温まる感動の卒業式でした3年1組 最後の学活3年2組 最後の学活3年3組 最後の学活

準備は整いました

 本日午後、2年生の生徒と1年生の一部の生徒、そして本校教職員で明日の卒業式の会場をはじめとする諸準備を行いました。1、2年生の心遣いが今日も感じられました。ありがとうございました。いよいよ明日は、卒業証書授与式です。準備は整いました。

明日は雨が予想されます 3年生にとって在校期間最後の「朝日と飯沼中」明日は雨が予想されます 3年生にとって在校期間最後の「朝日と飯沼中」1時間目の卒業式の最終確認のあとは、教室で学活 手作りの文集の帳合い手作りの文集卒業アルバム卒業アルバムにメッセージの交換2年生が先輩方の卒業式のために心を込めて会場を作りました2年生が先輩方の卒業式のために心を込めて会場を作りましたこれも後輩たちの感謝とエールの表れです。明日は雨なので流れてしまうかもしれませんこれも後輩たちの感謝とエールの表れです。明日は雨なので流れてしまうかもしれません準備は整いました

1年生学年活動 ~みんな笑顔で楽しく午後を過ごしました~

 本日は、2年生の校外学習が予定されていましたが、緊急事態宣言の延期に伴い、校外学習も23日に延期となりました。2年生は給食を止めていたのですが、再度の給食の準備に必要なタイムリミットが過ぎていたため、給食なしで下校となりました。3年生は午前中、卒業式の予行を行いましたが、見事な仕上がりとなっていることに驚きました。素晴らしい卒業式が予想されます。予行に引き続き、生徒表彰を行いました。午後は1年生だけとなりました。この機を逃さず、1年生たちは、学校の敷地内の全てを活用して、班別対抗のオリエンテーリングを行いました。クイズあり、課題ありと班員たちで協力して、謎解きをし、課題をクリアしながらゴールを目指しました。春の暖かな日に、楽しい思い出となる活動ができました。(3月11日 校長)

卒業式予行 仕上がりは上々です卒業式予行 仕上がりは上々です埼玉県教育委員会児童生徒優良賞及び9ヶ年皆勤賞産業教育振興会賞体育優良賞体育優良賞1年生の午後は学年活動 班ごとに知恵と汗を出して課題に挑戦!1年生の午後は学年活動 班ごとに知恵と汗を出して課題に挑戦!1年生の午後は学年活動 班ごとに知恵と汗を出して課題に挑戦!1年生の午後は学年活動 班ごとに知恵と汗を出して課題に挑戦!1年生の午後は学年活動 班ごとに知恵と汗を出して課題に挑戦!1年生の午後は学年活動 班ごとに知恵と汗を出して課題に挑戦!1年生の午後は学年活動 班ごとに知恵と汗を出して課題に挑戦!1年生の午後は学年活動 班ごとに知恵と汗を出して課題に挑戦!

東日本大震災 ~あれから10年が経ちました~

 平成23年3月11日午後2時46分、東北地方の太平洋沖でマグニチュード9.0の地震が起きました。地震名は東北地方太平洋沖地震、災害名を東日本大震災と言います。東北地方の太平洋側の県を中心に、被害はあまりにも大きなものでした。特に津波の被害が大きく、場所によっては、津波の高さは30m以上にも及び、建物の屋上に逃げた方々も助かることなく命を落とした方もたくさんいました(学校の屋上は、約12mくらいです)。亡くなった人や行方不明の人を合わせると1万8000人以上にのぼりました。あれから10年が経ちました。生徒諸君は3歳から5歳の年齢だったのですね。覚えている人もあまりいないのではないでしょうか…。私がその時勤めていた学校では、午後三年生を送る会を行っており、生徒全員が体育館にいました。教務主任だった私は、一人職員室で電話番をしながら仕事をしていました。突然の大きな地震で、大変驚いたのを覚えています。職員室の先生方の机の引き出しが、地震の揺れで開いたり閉じたりするほどでした。はじめの大きな揺れは1分くらいで収まったように記憶しています。すぐに、体育館に放送を入れ、校庭に生徒を避難させました。その後もしばらく、大きな揺れが2、30分の間、断続的に続いていたように記憶しています。揺れが収まり、中学生達を気をつけて下校するように指導し、職員室のテレビをつけると、目を疑うような津波の映像が流れていました。新型コロナウイルスも大変な思いをしていますが、東日本大震災も人々に与えた影響は計り知れないほどの大きなものでした。津波により家も家族も何もかもを失い、泥だらけの格好で立ちすくむ人をテレビで見た。新型コロナウイルスをも含め、命とは何か、健康・安全とは何か、学校教育とは何かを痛烈に思う。被災されたすべての方々に哀悼の意を表します。今日は全校生徒で、黙祷を捧げ、ご冥福をお祈りするとともに、命の大切さ、災害の恐ろしさ、そして地域社会に生きる者として何ができるかを考えさせる一日とします。また、飯沼中学校での3年間の教育を通し、人生でどんなに辛いことが起こっても、夢や希望を捨てずに立ち上がり、前に進むことのできる、優しさと強さを持った人間を育成することを教職員で確認する日とします。(3月11日 校長)

全校生徒で黙祷を捧げました