飯中 Now
1月12日(水)
3学期が始まりました
3学期が始まりました。冬休みには事故もなく、今朝は冷たい雨の朝ではありましたが、飯中生は元気に登校することができました。朝、校門であいさつを交わす生徒たちの表情からは、新年の誓いや3学期の目標を胸にがんばろうとする前向きな気持ちが感じられました。1、2年生は2か月半、3年生は2ヶ月で修了式や卒業式を迎えます。本当に短い3学期ですが、一日一日を大切に過ごし、有終の美を飾れるようにみんなでがんばりましょう。(1月11日 校長)
祝 銅賞
1月10日に行われた和幸ウィンドコンテストにおいて、本校吹奏楽部3年生 浦田 倖寧 さんがソロ中学生部門で見事!銅賞に入賞しました。おめでとうございます!
大人になる No77
【 連休は成人式 】
この連休は、新成人及び、春日部市で昨年できなかった1つ上の代の成人式が行われます。新型コロナウイルスの感染症対策を踏まえて、2日間の午前と午後の計4部構成で行われるそうです。成人式とは、法律上成人と認められる年齢に達した人をお祝いする式典ですね。飯沼中の生徒諸君も、何もしなくても時間が経てば18歳となり、法律上の成人となります。選挙権を持つことにもなります。しかし、世の中を見渡すと、成人として首を傾げたくなる者も時より目にします。成人とは、国家及び社会の形成者として、責任ある考えのもとに行動できる人をいうのだと思います。飯沼中の生徒諸君も3年生にいたっては、早い者はあとわずか約2年半後には成人となります。より良い社会を作るために、自分がどんなことで社会に貢献できるかを考え、税金を納め、選挙に足を運び、実際に行動することのできる人になってください。そのために当面、学校をはじめ、たくさんの場で社会勉強をするのです。先輩方の成人式を機に、今一度何のためにいま学校で学んでいるのかを考えてみよう。(1月7日 校長)
大人になる No76
【 寒中お見舞い申し上げます 】
昨日1月5日は、二十四節気の1つである小寒(しょうかん)でしたね。次の大寒(だいかん)は1月20日で、2月3日の節分、2月4日の立春くらいまでが一番寒い時期となります。また、この小寒を過ぎると、年賀状ではなく、寒中見舞いという季節の便りを出す時期となります。季節の便りでおなじみのものは、「暑中見舞い」「残暑見舞い」などがありますね。寒中見舞いは、寒さが厳しい季節に、相手の健康を気遣う便りのことです。寒中見舞いを出す時期は、1月5日(小寒)~2月4日(立春)頃までとなります。現代は、電話やメール、そしてSNSが急速に発達し、手紙を出すことが少なくなってきています。しかし、手書きをした葉書や手紙をもらうと、とても嬉しい気持ちになります。年賀状も良い例で、パソコンで作った年賀状や既にデザインされて売られている年賀状をもらったときでも、ちょっとしたスペースに手書きでひとことが書いてある年賀状をもらうと、その人らしさが感じられ嬉しいものですよね。飯沼中の生徒諸君も、今後どんなに科学技術が進歩しても、季節を感じ、季節の風情を味わう、そんな季節を愛でる人であってほしいと思います。(1月6日 校長)
学校が動き始めました
昨日(4日)と今日、多くの部活動が活動を始めました。本校の教職員も生徒たちのために、部活の活動を計画してくれました。今年も教育活動を行う上での大前提として、生徒たちの安心・安全を掲げてまいります。2年生は今日を入れてスキー教室10日前です。もし万一新型コロナウイルスに感染または濃厚接触者になった場合には、事の性質上、スキー教室には参加することができない期間に既に入っています。感染症対策に最善を尽くし、不要不急の外出等は自粛してください。3年生は受験勉強のラストスパートです。今月17日(月)から千葉県の私立高校の多くが、22日(土)から埼玉県の多くの私立高校の入試が始まります。そして、来月24日(木)には、埼玉県公立高校の入試が予定されています。スキー教室も入学試験もすべては健康あってのことです。本校で行う教育活動のすべては、生きる力をつけるために行っているわけですが、その力の1つは、自ら考え、健康の管理を実践できる力です。年末年始に引き続き、厳しい寒さの日が続くようです。健康管理に最善を尽くし、スキー教室や入試に備えてください。(1月5日 校長)
大人になる No75
【 新年にあたり飯中生に送るメッセージ 】
2022年(令和4年)がスタートしました。現在の学年の生活も残すところあと2ヶ月半になりました。勉強や部活動などに精一杯の努力をして、立派な中学生として過ごしてもらいたいと思います。また、目に見える活動だけでなく、心も子供から大人へと成長する時期ですので、中学生として良く考えて生活することが大切ですね。健康に留意しながらがんばりましょう。
【 自信こそが成功第一の秘訣 】
~努力に裏付けられた『自信』は強い!~
プロ野球で元読売巨人軍の選手であり、引退後はダイエーホークスの監督をつとめた王 貞治さんは、世界のホームラン王です。その王さんは、現役時代にバッターボックスに立つ時はいつも「俺は世界一のバッターだ!」と自分に言い聞かせたそうです。大変な努力家で、いつも真面目で謙虚なスポーツマンの鏡と言われる王選手でさえ、バットを握れば自信家に変身したそうです。では、自信をつけるためにはどうすればよいのでしょうか?『自信は努力から生まれる』という言葉があります。王選手も手にできた豆から血が出てもバットを振り続けて練習したといいます。野球に限らず、どんなことをやるにも成功した人の話を聞くと、どこかで大変な努力した話が必ず出てきます。つまり、コツコツと積み重ねた努力に裏付けられた自信は、ここ一番で大きな力を発揮するということですね。これは勉強や部活動にも言えることです。「自分はあれだけがんばったんだ。自分ができないことはまわりの人だって出来るはずがない」というくらいの気持ちになるまで努力をすることから自信が生まれるのです。部活や学校行事での経験を生かして、自信が持てるまでとことんやってみることが大切です。そして「悔いのない取り組みが出来た」という自信が、成功や奇跡を呼ぶのです。私たちは今、西暦2022年という貴重な年に生きています。今年を大きく飛躍する年にしたいものですね。飯沼中学校の生徒諸君、健康に気をつけて、今年も元気にがんばりましょう!(1月1日 校長)
大人になる No74
【 大晦日に3年生へ送るメッセージ 】
今年もあと数時間となりました。今年の冬休みは、これまでに経験したことのない、厳しく辛い勉強の日々だと思います。長い人生には、何度か辛くても我慢して、集中的に努力しなければならない時があるものです。この時、あきらめて楽な道を選択することもできる。しかし、夢や希望を持ち、それに向けてがんばること、それが生きて行くということだと私は言いたい。また、スポーツやコンクールと同じで、がんばったからと言って結果がついてくるとは限らないのも事実です。人生の先輩として、これまでに何度も言ってきましたが、高校受験の結果は、断じて人生を左右するものではありません。結果ではなく、自分の将来の夢を考え、それに向けて努力をすることに意味があるのです。この期間に考えを巡らせ、不安と戦いながら、努力を続け、決断し、本番に臨む…。その経験が人を成長させるのです。今は辛くても、この経験がいつか自分のためになるんだよ。大丈夫、君は一人じゃない、みんなが君を応援しているよ。だから安心してがんばれ3年生!(12月31日 校長)
令和3年 部活納め(12月28日)
本校では、昨日と今日で今年の部活動の活動の納めを行いました。部内で試合をする部もあれば、部室の大掃除やグランドの整備を入念に行う部もありました。本校では学校教育目標の自主実行の精神をあらゆる教育活動で意識して指導しています。部活動ももちろん同様であり、生徒たちは、教師の指導と見守りのもとに、自主的にあいさつをしたり、体力や技術の向上のための練習をして自治を学びます。中学生にとって部活動の存在は大変大きなものです。今年度はこれまで以上に活動が盛んになり、どの部の生徒たちも瞳を輝かせながら、取り組むことができました。私はそんな素晴らしい生徒たちの活動を応援することができて幸せでした。来年も部活動を通して、将来、社会で活躍することのできる人間の育成を目指して指導をしてまいります。令和3年が終わろうとしています。この1年の本校教育活動へのご理解とご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。それでは皆様、良いお年をお迎えください。(12月28日 校長)
クリスマス駅伝(12月25日)
今日は午前中、有志の部活動対抗、飯沼中クリスマス駅伝を行いました。男子は陸上部、野球部、サッカー部、女子は陸上部、女子バスケ部が参加しました。そして教員チームも参加です!朝は雨が降っていましたが、レース開始時間にはスッキリと晴れ、気持ちの良い天気の下で行うことができました。見ていて目を細めたのは、正門前の中継地点を目ざし、走者が最終コーナーを回り、体育館あたりまで来ると、どの部も自分のチームはもちろん、どの走者にも割れんばかりの声援を送り合っていたことです。駅伝という陸上競技の中の長距離種目、大抵の人間は苦しくて嫌いですよね…。しかし、周りからの声援があると、苦しくてもラストスパートがかけられる。本校の生徒達は、部活動を通して、顧問の先生から大切なことを教わっているなぁと改めて思いました。冬休み初日、順位はともかく、スポーツマン達の爽やかな汗と笑顔が見られました。周りからの声援があると、苦しくてもラストスパートがかけられる…、3年生の受験勉強にもあてはまりますね!最後に、今日は陸上部の保護者の方に交差点にお立ちいただきました。御協力ありがとうございました。保健室の先生も休みの日にもかかわらず、見守っていただきありがとうございました。(12月25日 校長)
2学期終業式
【 飯中生のみんな、2学期本当によくがんばりましたね 】
はやいもので、本日、2学期の終業式を無事に終えることができました。2学期は教育活動が深まり、日々の授業に加え、様々な教育活動が展開され、そのどれもが新型コロナウイルスの影響で、やり方を変えたのは事実でしたが、だからこそ、教師も生徒も、保護者の皆様や地域の皆様も、これまで当たり前だったことを見直し、本質は何なのかを考えた期間だったと思います。本日、本校の生徒たちはみな、立派な態度で終業式に臨むことができました。式に臨む生徒たちの顔は上がり、その瞳は未来を見つめ輝いていました。もうすぐ令和4年を、そして本年度の締めくくりである3学期を迎えます。健康に気をつけて冬休みを過ごしてください。
保護者、地域の皆様におかれましては、日頃より大変お世話になりありがとうございます。おかげさまで、本日無事に2学期を修了することができました。3学期も引き続き、本校の教育活動へのご理解とご協力をお願い申し上げます。(12月24日 校長)
2学期最後の学年集会
今日は各学年ごとに時間を決めて、体育館にて学期末の学年集会を行いました。私は1年生から3年生までの学年集会をずっと体育館にいて、後ろから見させてもらいました。どの学年も学級委員の生徒が中心となり、事前に企画をし、本日も運営をしっかりと行っていました。こういった取り組みの積み重ねが、学校教育目標である自主実行の精神を育み、大きな行事も立派に企画・運営のできるリーダーシップとフォロワーシップの醸成につながっているのです。もちろん、そこには計画的に生徒を指導し、見守り、評価する教職員の営みがあります。2学期は様々な行事がありましたが、そのどれもが、生徒と教師の信頼関係に基づくより良い活動であったことが、今日の各学年の学年集会における生徒たちの姿に表れていたような気がします。明日はいよいよ2学期終業式です。(12月23日 校長)
今日は冬至です
今日、12月22日は、二十四節気(にじゅうしせっき)という古い暦(こよみ)で冬至(とうじ)にあたります。二十四節気とは、太陽の動きにもとづいた暦で、1年を24等分して季節を表す名称をつけたものです。よく聞く二十四節気には、立春、立夏、立秋、立冬や春の啓蟄(けいちつ)や春分、夏の夏至(げし)、秋の秋分、冬の冬至、大寒などがあります。
冬至とは、日本を含む北半球において、昼の時間が最も短い(夜が長い)日のことです。冬至がいつかは天文学的に決まり、毎年、12月21日か22日です。それでは、そもそもなぜ、季節というものがあるのでしょうか。また、1日24時間の中で、季節によって昼と夜の時間の長さが違ってくるのでしょうか?3年生諸君ならすぐに答えられますよね…!?なぜなら、いま理科の授業で学習していることだからです!簡単に言うと、地球の回転軸(地軸といいます)が23.4°傾いているからです。地球は24時間で1回転する(自転といいます)とともに、1年をかけて太陽の周りを回ります(公転といいます)。地軸が太陽の方を向いて傾いている時期は、北半球に太陽の光や熱がよく当たります。逆に、太陽と反対側に傾いているときは、南半球に太陽の光や熱がよくあたります。このため夏や冬などの温度差が生まれるわけです。
昨日のように、合唱や演奏を聴いたり、美しい絵を観たりして、心が豊かになることも必要です。また、冬至の日などを機に、なぜだろうと科学的に考えることも必要です。だから、若い君達は9教科の学習を全国共通で学び、より良く生きるための可能性を広げているのですね。
また、冬至にはかぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ったりする風習があり、このような伝統文化を継承することも大人になる上で必要であり、幅の広い豊かな人になってほしいと思います。
今日は、美味しいかぼちゃを食べ、温かいゆず湯に入り、本格的な冬に備えましょう。(12月22日 校長)
しらさぎ祭
【 飯沼中の文化と実行力のレベルの高さに感動 】
「例年には及ばないものの、なんとか形になる合唱や文化部の発表ができれば…」というのがスタートであったしらさぎ祭。練習期間の短さに加え、昼休みや帰りの会などにクラスで練習することも感染症対策上、自粛することになっていたため、正直、ここまでレベルの高い合唱と素晴らしい文化部の発表ができるとは、企画の段階では想像できませんでした。
新型コロナウィルスの影響で中止となった文化会館での合唱祭でしたが、先生方の熱意と創意工夫、そして生徒のみなさんの協力と意識の高さで、しらさぎ祭を企画し、今日の実施にこぎつけることができました。クラス合唱では、はじめのクラス紹介にはじまり、指揮者、伴奏者、そしてクラス全員の心のこもった合唱とすべてが見事な発表であり、終わりの拍手では、すべてのクラスに対し、「見事だ〇組、よくがんばった、ブラボー!」と叫びたくなりました。今年の発表は、1年生から順番ではなく、縦割りの集団で体育館に入り、残りのクラスは教室からリモートで鑑賞しました。なぜそうしたかというと、全校生徒を長時間、体育館に入れるのは感染症対策上危険であったためなのですが、その上で、学年ごとではなく縦割りにしたのは、1、2年生に先輩の立派な姿や合唱を聴いて、感じてもらいたいことがあったからです。1、2年生は来年2、3年生になりますね。今日の先輩方の合唱に打ち込む姿や技術の高さなどを目標にして、来年はそれを越えていけるようにがんばってもらいたかったからです。また、文化部の発表も素晴らしかった。美術部のスライド形式の「千と千尋の神隠し」では、描画のレベルの高さに加え、セリフの吹込みもとても上手でしたね。吹奏楽部の演奏も、顧問の先生2人も一緒に指揮と演奏に加わる、チームとしての連帯感を感じる演奏でした。最後に実行委員の生徒たちの事前の地道な準備と今日の運営能力の高さもキラリと輝いていました。
文化的な活動のレベルの高い学校、学年、学級及び部活は、生徒たちが充実した学校生活を送り、自分の所属する集団に誇りを持っている証なのです。今日私は、飯沼中学校の素晴らしさを再認識し、益々飯沼中が大好きになりました。みんな、お疲れ様でした。(12月21日 校長)
大人になる No73
いよいよ明日は、しらさぎ祭ですね。どのクラスも「最後の仕上げ」とばかりに最終調整をしていましたね。ここで、もう一度、大切なことを確認しておきます。体育祭でもしらさぎ祭でも、目的は勝ち負けとか優劣を決めることではありません。行事の取り組みを通して、クラスの和が一層深まり、自治を学び、そして先輩から学ぶ。「私たちのクラスは、こんなにがんばって練習してきました。普段からみんな仲良しで、毎日の生活が楽しく送れる、とても良いクラスなんですよ」ということを合唱を通して伝えることができたら、それが何よりもの成果なのです。君たちのそんな一生懸命な姿や歌声が、聴く者の心に感動となって届くのです。私には、すべてのクラスの合唱のレベルが日に日に良くなっていくのが手に取るように感じられました。どのクラスも合唱の練習を通して成長したのです。だから明日は自信を持って、自分たちの、いや自分たちだけの歌を唄ってください。唄い終わって、スッキリさわやかな気持ちになれたら最高だね!明日は久しぶりに合唱を聴いて泣けそうな気がします…。(12月20日 校長)
特別支援学級小中交流会
今日は、飯沼中学校区の3校(川辺小学校と中野小学校)の特別支援学級小中交流会が本校を会場に行われました。この日に備えて、本校の5、6組の生徒たちは、司会進行、レクの事前準備、歌の練習や教室内の装飾など、とても一生懸命に準備を進めてきました。本校の5、6組の生徒たちにとっても、小学校時代に一緒に勉強した後輩たちが来校するということで、きっとかわいい後輩たちに会えることが楽しみだったのでしょう。特に6年生の児童さんは、来年の4月から毎日一緒に過ごす仲間となるので、お互いに意識して本日の交流会に参加していたようでした。来校した小学生たちはみな素直で良い子たちばかりで、楽しい時間があっという間に終わってしまった感じがしました。またいつでも遊びに来てくださいね。(12月17日 校長)
大人になる No72
【 書き初め 】
どうして年末に書き初めなのか…と思う人もいることでしょうが、いま国語の授業では、書き初めを行っています。書き初め展には賞がつきものですが、私は、どんな字でもいいので、「自分らしさ」が表現できる作品を書き上げてほしいと思っています。書き初めでも硬筆でも、また美術で絵を描くときでも、真っ白な紙に一筆目を入れることは、勇気のいることですよね。それは、「うまく書きたい」という願いがあるからですよね。字でも絵でも進めていくうちに、なかなか自分の頭の中で描いたイメージ通りにうまく行かないことがあるものです。そしてこの時に、人間性が試され、磨かれていくのです。投げやりになったり、あきらめの気持ちを持ってしまうと、集中力が途切れてしまいます。あきらめずに最後まで粘り強く取り組む姿勢や人間性を、書き初めの活動の時間からも身につけて欲しいものです。みなさんの力作を楽しみにしています。(12月16日 校長)
大人になる No71
【 しらさぎ祭が楽しみに 】
昨日の5時間目に、体育館や各特別教室にて、クラスで合唱の練習をしている様子をフラフラと見て回りました。私は、学校行事の中で合唱祭(本校では、しらさぎ祭ですね)は、大好きな行事の1つで、今年の各クラスの生徒たちが選んだほとんどの曲は、自分が若いときに担任したクラスで歌った曲や、卒業式、三年生を送る会などの行事で歌った曲であり、その曲を聴くと当時の記憶が次々に思い出され、懐かしくもあり、せつなくもある、まさにセピア色の思い出がよみがえります。その思い出の曲を、時を越えて今、飯沼中の生徒たちが元気いっぱいに歌っている…。不思議な気持ちになるとともに、来週のしらさぎ祭本番で、みなさんが心を込めて歌うクラスの合唱を聴くのがとても楽しみです。(12月15日 校長)
大人になる No70
【 散歩のついでに富士山に登る者はいない 】
これは、昔の漫画の主人公が言ったせりふで、なぜか覚えています。散歩といえば、時間があるときに、ただなんとなく歩くことですよね。難しいことを考えずに、空気や景色を楽しみながら歩くことが散歩の目的であり良さなのだと思います。ジョージ・マロニーという有名なエベレスト登山家は、「なぜあなたはエベレストに登るのか」と問われ、「Because it’s there.(そこにエベレストがあるから)」と答えたと言いますが、散歩のついでに富士山に登る人はいませんよね。日本一の山に登る時には、心構えをして、靴や服、道具を準備して臨むはずです。みんなの生活にもこれは当てはまりますよ。日々、目標もなく、なんとなく生活していては、自分の身につけたいものは、身についてはいきません。期末テスト後の勉強も目標を持って取り組むことで学力が身につくものなのです。部活動にしても同様です。ただなんとなく「うまくなれたらいいなぁ…」ではうまくなるわけがありませんよね!今授業でやっている書き初めの練習も、そして来週に控えた、しらさぎ祭のクラス合唱も、課題意識を持って取り組むことが大切なのです。もうすぐ冬休みですが、君達の青春の日々は、立ち止まってはくれません。疲れたら少し休もう、そしてまた志を持って前に進もう。(12月14日 校長)
飯中生の活躍
2学期も残すところ2週間となりました。授業という形式の学習は今週いっぱいです。来週はしらさぎ祭が予定されていますね。寒さも一段と厳しくなってきました。天気予報によると、強い寒波が来ているとのことです。風邪などひかずに元気であと2週間を乗り切りたいものですね。
さて、我らが飯沼中学校の生徒諸君のがんばりが、形となって表れたものがありますので紹介します。活躍した生徒のみなさん、おめでとう!大変よくがんばりましたね。また、形になっていなくても日々がんばっている生徒がたくさんいることも知っています。がんばっていること、そのことが素晴らしいのです。その姿が光り輝いているのです。飯沼中の生徒一人一人がそれぞれの分野でがんばり、光り輝いていることを嬉しく思います。切磋琢磨(せっさたくま)という言葉を知っていますか。お互いに良きライバルとして、磨き合い、高め合うという意味ですね。これからも切磋琢磨の精神で、思い切り青春し、光り輝こう!(12月13日 校長)
〇令和3年度「小さな親切作文集」(「小さな親切」運動埼玉県本部主催)
・敢闘賞作文 :1年1組 髙橋 蘭 さん 「親切をするということ」
・敢闘賞作文 :2年1組 奥出 優咲 さん 「小さな勇気」
・学校代表作品:3年2組 早川 凛 さん 「「小さな親切」とは」
〇中学バドミントン選抜大会葛南地区大会 女子団体優勝
2年1組 三本 葵 さん
2年1組 舟田 穂羽 さん
2年2組 加藤 美結 さん
2年2組 白石 紗楓 さん
2年3組 倉持香菜美さん
2年3組 谷地中姫菜さん
〇高円宮杯 JFA 第33回全日本U-15サッカー選手権大会(全国大会)
12日(土)に2回戦を突破し、19日(日)準々決勝
2年1組 長 璃喜 さん(FC Lavida 所属)
大人になる No69
【 1、2年生のみんな、3年生の合唱はすごいぞ!あと一週間で仕上げを! 】
12月21日(火)は、しらさぎ祭が予定されています。主な内容は、クラス合唱です。通常、コロナのない状況であれば、連日昼休みや帰りの会で、実行委員をはじめとするリーダーたちを中心に、クラスで自主的に練習をするなど、熱が入ります。また、交流会といって、他のクラスと合唱の出来栄えを披露し合い、切磋琢磨するものです。今年は新型コロナウイルスの影響で、市民文化会館での合唱祭が中止となりましたが、昨今の社会情勢を考え、なんとか体育館での開催を予定しているところですね。
昨日、3年生が音楽室や調理室、被服室で合唱の練習をしているところへお邪魔して聴かせてもらいました。まだまだ粗削りなところもあり、これからやすりで磨くように、細かな仕上げをしていくのでしょうが、それにしても3年生の合唱は迫力があり、素晴らしかったです!まだ聴いていて背筋がゾクゾクっとするほどではありませんが、今後の技術的な仕上げと、歌詞を吟味し、心が乗れば、まさに「史上最響」の合唱になると思われます。本番まで残りあと約一週間です。感染症対策を決して忘れることなく、できる限りの努力をして、「クラスの歌」を歌いあげよう!(12月10日 校長)