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令和3年度の給食
1月31日(月)
ごはん、牛乳、ぶりの竜田揚げ、えのきたけの酢の物、だぶ
今月は、全国学校給食週間にちなんで、毎月実施の「食育の日の献立の日本の郷土料理紹介」とは別に「日本全国食めぐり」として、北海道地方から九州地方の代表的な郷土料理を7日間、紹介してきました。今日はその7日目の最終日です。
今日は、九州地方の佐賀県唐津市の「だぶ」を紹介します。
佐賀県唐津市の人たちが、お祝いや良いことがあった時に、集落の人が共同で作った郷土料理です。
煮くずれしやすい材料は使わず、水を多くして“ざぶざぶ”作ることから、なまって、“だぶ”と呼ばれるようになったと言われています。
お祝いなどの時は四角に、そうでないときは三角に材料を切るそうです。
だぶは、根菜が旬の冬になるとよく作られ、食卓によくでるようになります。
地元の小中学校の給食では、頻繁に出る献立で、子供のころから慣れ親しんだ味になっているようです。
今日は、鶏肉、厚揚げ、かまぼこ、ふ、にんじん、ごぼう、こんにゃくの8種類の材料を使いました。
学校給食は、みなさんの心と体を育ててくれています。
毎日の食事で、みなさんの健康が作られます。
食事に興味関心をもって、給食を毎日いただきましょう。
きょうもおいしく召し上がってください。
1月28日(金)
ごはん、牛乳、さばのねぎみそ焼き、彩りおひたし、おでんぶ、すだちゼリー
今日は、「日本全国食めぐり」の6日目になります。
今日は、中国四国地方の四国の徳島県の郷土料理「おでんぶ」を紹介しました。
徳島県の郷土料理「おでんぶ」は、金時豆や黒豆等の豆類と根菜類を使った五目煮豆のことです。
お正月やおせち料理などに作られ、おせちでは、「年中、まめに暮らせるように」との願いをこめ、ごまめ、数の子とともに、食べられていました。
たんぱく質の豊富な豆と食物繊維を多く含む根菜類を使い、脂質も少ないのでヘルシーなおかずです。
今日は、鶏肉、竹輪、こんぶ、金時豆、だいこん、にんじん、ごぼう、れんこん、こんにゃく、さやいんげんの10種類の材料を使いました。
今日は、そのあおさを使った味噌汁にしました。
今日ももおいしくいただきました。「ごちそうざまでした。」
1月27日(木)
今日の献立は、しょいめし、牛乳、竹輪の二色揚げ、切り干し大根の和え物、あおさの味噌汁です。
今日は、「日本全国食めぐり」の5日目になります。
今日は、近畿地方の伊勢神宮があることで有名な三重県の郷土料理です。
「しょいめし」と「あおさの味噌汁」を紹介します。
「しょいめし」は、鳥羽市・志摩市の郷土料理です。
鶏肉や野菜などを細かく刻み、調味料を加えて煮込んだ具を、炊いたごはんに混ぜ込んで作ります。
「しょい」とは、志摩市の方言で、「しょうゆ」のことです。
仕上げに生しょうゆと葉ねぎをサッと混ぜるので、この名前がついたといわれています。
冠婚葬祭の時など、人が多く集まる時によく食べられています。
あおさのりの生産量は、三重県が全国の7割をしめているほど、三重県では
たくさんのあおさのりを養殖しています。
今日は、そのあおさを使った味噌汁にしました。
おいしくいただきました。「ごちそうさまでした。」
1月26日(水)
茶飯、牛乳、桜えびとしらすのかき揚げ、大根おろし煮、小松菜とエリンギのソテー、抹茶ミルクゼリー
今日は、「日本全国食めぐり」の4日目、中部地方の静岡県の郷土料理「桜えびとしらすのかき揚げ」を紹介します。
日本国内のさくらえびの100%が、駿河湾でとれます。さくらえび漁のはじまりは、明治時代に由比(ゆい現在の静岡市)の漁師があじの網引き漁をしていたときに、網が深く潜ってしまい、そのとき偶然にさくらえびがたくさんとれたからだとされています。
漁の季節は、春と秋の2回です。
しらすは、かたくちいわしなどの幼魚で、やはり駿河湾でとれる静岡の特産物です。6月から7月に多くとれます。
さくらえびやしらすには、成長に必要なたんぱく質や、骨を強くするカルシウムがたくさん含まれています。ごぼうや玉ねぎも入れたかき揚げは、野菜の栄養もいっしょにとることができます。
おいしいかぎ揚げができました。
今日もおいしくいただきました。「ごちそうさまでした。」
1月25日(火)
ごはん、牛乳、さんが焼き、小松菜のおひたし、みそ汁、みかん
今日は、「日本全国食めぐり」の3日目として、関東地方の郷土料理「さんが焼き」を紹介します。
千葉県の房総半島近くの海では、あじ、いわし、さんまなどの魚がたくさんとれます。
漁師さんたちは、とれた魚を船の上で味噌と一緒に細かくたたき、「なめろう」とうい料理を作りました。
漁師さんは山へ仕事に行くときに、あわびの殻に余った「なめろう」を入れて持っていき、山小屋で蒸したり焼いたりして食べました。
山の家で食べた料理ということで、この料理を「山家(さんが)焼き」と呼ぶようになりました。
「なめろう」という名前は、あまりにおいしい料理なので、お皿までなめてしまうということからついたという説があります。
生の魚は傷みやすいため、火を通して食べる「さんが焼き」が生まれました。栄養バランスにすぐれた郷土料理です。
今日もおいしくいただきました。「ごちそうさまでした。」
1月24日(月)
ごはん、牛乳、豚肉のりんごソースかけ、すき昆布の煮つけ、けの汁
「日本全国食めぐり」の2日目の今日は、東北地方の青森県の郷土料理の「けの汁」を紹介します。
「けの汁」は、主に青森県の津軽地方に伝わる郷土料理です。
「けの汁」とは“粥の汁(かゆのしる)”がなまって“けのしる”となったとされています。
だいこん、にんじん、ごぼう等の野菜類と、ふき、わらび、ぜんまい等の山菜類、油揚げや凍み豆腐などを細かく刻んで煮込み、味噌やしょうゆで味付けした栄養豊かな汁物です。
具材や切り方、味付けは、地域や各家庭によってバラエティに富んでいます。今日の給食では、削り節・煮干しでだし汁をとり、大豆、凍り豆腐、にんじん だいこん、ごぼう、ぜんまいの材料を使い、みそで味をつけました.
今日もおいしくいただきました。
1月21日(金)
ごはん、牛乳、鮭のごまみそ焼き、青菜の塩昆布和え、芋だんご汁
夕張メロンゼリー
来週の月曜日の1月24日から1月30日までは、全国学校給食週間です。
今月は、学校給食週間にちなんで、「日本全国食めぐり」として、今日の21日から31日まで日本を北海道地方・東北地方・関東地方・中部地方・近畿地方・中国四国地方・九州地方の7地区に分けて、その地方の代表的料理を紹介したいと思います。
今日は、北海道の郷土料理「芋団子汁」を紹介します。
北海道では、昔からじゃがいも作りが盛んで、今でも全国一の生産量を誇っています。
芋団子は、茹でたり蒸したりしたじゃがいもをつぶして、でん粉を混ぜ、よくこねて作ります。今日は、じゃがいもを蒸しました。
ストーブの上で焼いてしょうゆを付けて食べたり、今日のように野菜たっぷりの汁物にするなどして、食べられてきました。
じゃがいもは、体を動かす力のもとになる食べ物ですが、かぜを予防するビタミンC もたっぷりです。しかも、でん粉質にガードされたじゃがいものビタミンC は、調理しても壊れにくいという特徴があります。
芋団子汁は、まるい団子のとろみがついて寒い日には体の芯からあったまります。
一つ一つ芋団子を作るのは、大変なことですが、給食調理員さんは張り切って作りました。
今日もおいしくいただきました。「ごちそうさまでした。」
1月20日(金)
藤の牛島パン、牛乳、チキンカツ、パリパリサラダ 、じゃがいものコンソメスープ煮、ヨーグルト
藤の牛島パンは、令和元年にできた「牛島小学校」だけの、オリジナルパンです。
パンの表面は、かわいい牛の焼き印!!を押してあります。
パンの大きさは、3種類です。
1.2年生と3.4年生と5.6年生では、大きさがちがいます。
牛島小学校と言えば、「藤の牛島」という駅の名前にもあるように、藤が有名です。
学区には、「藤花園」という、藤の花が名所のところがあります。この「藤花園」の藤は、昭和3年1月文部省(今の文部科学省)より天然記念物に指定されました。
昭和30年8月22日、文化財保護法により改めて、国の指定となりました。
ということで、パンには、この藤の花の藤色をイメージしたブルーベリーのジャムを使いました。
そして、牛島の牛をイメージして牛から搾った生乳で作ったクリームチーズを使いました。
ブルーベリーのジャムとクリームチーズの相性もいいと思います。
ぜひ、みなさんに喜んで食べてもらえるといいなと思い、作りました。
おいしく召し上がってください。
1月19日(水)
赤米ごはん、牛乳、豚肉のごまだれかけ、こまつなのおひたし、
けんちょうです。
今日は、食育の日の献立で、山口県の郷土料理「けんちょう」を紹介します。
冬場においしくなるだいこんを使った「けんちょう」は、「けんちょう煮」、「けんちょう炊き」とも呼ばれ、もともとは精進料理でした。いつしか一般家庭でも作られるようになり、だいこんと豆腐だけのものからにんじんやしいたけ、こんにゃく、れんこん、ごぼう、さらにとり肉まで入れた具だくさんのものになってきました。
味がしみ込むほどおいしくなるので、家庭では、2、3回分を一度に作り、煮返して、食べられています。
山口県の郷土料理「けんちょう」をおいしく召し上がってください。
1月18日(火)
ごはん、牛乳、ユウリンチー、ホイコウロウ、ちゅうかスープ
今日は、図書コラボ献立「きょうりゅうが学校にやってきた」からキャベツをたっぷり使った「回鍋肉(ホイコウロウ)」を紹介します。
きょうりゅうが学校にやってくる!? 信じられないことですが、子牛ぐらいのきょうりゅうがトムの小学校に本当にやってきたのです。
きょうりゅうは、トムの教室で、給食の時間、みんなから分けてもらった山盛りのキャベツをペロリとたいらげてしまいました。
この日の給食のメニューは、みんなの大好きなお肉とじゃがいもに、あまり好きでないキャベツでした。
まあまあ、キャベツがみんなはあまり好きでないんですね。
きょうりゅうは、草や紙が大好物で、花瓶のすいせん、ノートやテスト用紙をむしゃむしゃ食べてしまいます。
おとなしく行儀のいいきょうりゅうなのですが、引き取りてがいません。
次の日、教室に行くときょうりゅうがいません。いったいどこに行ってしまったのでしょうか!?
かわいいきょうりゅうを現代によみがえらせてくれた作者に感謝です。
今日は、苦手な人が多いキャベツたっぷりの「回鍋肉(ホイコウロウ)」です。
みなさんのクラスには、きょうりゅうがいませんから、キャベツは自分で食べてくださいね。
「回鍋肉(ホイコウロウ)」、おいしくできましたよ。
残さず召し上がってください。
1月17日(月)
おっきりこみふううどん、牛乳、ポテトの肉巻き、千草和え
おっきりこみふううどんの、「おっきりこみ」は、小麦の生産が盛んな埼玉県北部や、群馬県に伝わる郷土料理です。
季節の野菜を煮込んだ鍋にうどんを「切っては入れ」「切っては入れ」て食べることから「おっきりこみ」と呼ばれるようになったそうです。
今日の給食は、うどんを煮込まず「おっきりこみ風うどん」としていただきます。
寒い時季に、体が温まる料理です。
今日は、かつお節でだし汁をとって、だいこん にんじん はくさい 干ししいたけ しめじ ほうれんそうの6つの野菜と、とり肉 ・油揚げを使って作りました。
今月の給食で使う、はくさいとだいこんは、春日部の農業委員会の 会長をしている野菜作りの名人の、齋藤さんが作った大根と白菜を給食で使わせていただいています。
今日も給食調理員さんは、みなさんに喜んでもらいたいと、張り切って給食を作ってくださいました。
美味しくいただきました。
1月14日(金)
和風ソースのスパゲティ、牛乳、ツナと大豆のサラダ、いちごチーズ蒸しパン
例年、寒さとともに牛乳の消費量は減ります。また、冬休みには牛乳消費量の1割を占める学校給食用牛乳の供給が休止することなどから、年末年始は特に牛乳の消費量が減ります。さらに現在は、新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響で落ち込んでいた、牛乳乳製品への需要がまだ回復しきっていません。
乳牛は、病気を防ぐため毎日搾乳する必要があり、工場で生産される産物と違い、消費量の変動にあわせて、生産量をコントロールすることが難しいです。
そこで、総理大臣や農林水産大臣が、牛乳をもっと飲んでくださいと、年末に呼びかけていたのがニュースになっていたと思います。
牛乳は、なんといっても成長期のみなさんに必要な栄養素のカルシウムが多く含まれています。
みなさんには、飲んでほしいです。給食でも寒さのせいか、牛乳の残りが多くなりがちです。
SDGSの考え方からも、牛乳を捨てることは残念なことです。
ぜひ、200mlの1本の牛乳は、給食で飲み切るようにしましょう。
1月13日(木)
こぎつねごはん、牛乳、チーズとしらすの卵焼き、ブロッコリーのごま醤油和え、梅田ごぼうのきんぴら汁
梅田ごぼうは、金ごまと同じく、地元春日部のNPO法人元気塾のみなさんが育てています。
梅田ごぼうは、春日部市梅田地区で育ったごぼうで、太く皮がごつごつしていますが、肉質は柔らかく、香りがあって、味がとても良いです。
古利根川の恩恵で作られた、粘土質の層と砂地の層がある梅田の土壌は特別で、同じ種でも、他の土地で栽培すると梅田うまみごぼうはうまく育たないと言われています。
ごぼうは、昔から家族の繁栄を願う縁起物の意味があります。
栄養価も豊富です。食物繊維も多く、腸内環境も整えてくれます。
今日はそんな梅田ごぼうと人参、干し椎茸、しめじ、さつま揚げを使って、きんぴら汁にしました。
おいしくいただきました。「ごちそうさまでした。」
1月12日(水)
もち麦ごはん、牛乳、松風焼き、ひじきの煮物、白玉雑煮です。
今日の給食は、お正月にちなんだ献立です。
松風焼きは、おせち料理としても使われます。
おせち料理に入る縁起物の松風焼きには、表面にだけケシの実をまぶし、裏には何もない状態の食べ物であることから、『裏には何もない。隠し事のない正直な生き方ができるように』という前向きな意味が込められています。
給食ではケシの実の代わりに、食物繊維や鉄分を含むごまを使いました。
ごまは、春日部市のNPO法人元気塾のみなさんが生産している、地元春日部産の金ごまを使いました。縁起のいい食べ物です。
また、お正月にはつきもののお雑煮ですが、名前の由来は、さまざまな具材をまぜて煮合わせたことと言われています。
年神様のお供え物で作ったお雑煮により、 人々はお腹を満たすだけでなく神様のパワーももらっていたのです。
お雑煮は、地域によって味付けや使われる食材がさまざまです。給食では、鶏肉・にんじん・大根・里芋・小松菜・ねぎを使い、しょうゆで味付けし、関東風に仕上げました。
今年も一年、皆さんにとっていい年になるように願いながら、おいしく召し上がってください。