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令和5年度の給食
1月31日(水)
ごはん、牛乳、チンジャオロースー、春雨サラダ、スーミータン
チンジャオロースーは、中華料理です。
中国では青椒肉絲は豚肉を使用する料理であり、日本では牛肉を使用していても「青椒肉絲」と呼ばれることもあります。
青椒肉絲とは、ピーマンなどの細切りと肉材の細切りを炒めた料理のことをいいます。赤や黄色のピーマンと一緒に炒めたものは「彩椒肉絲(ツァイジャオロースー)」といいます。
四川料理とされることも多いが、現代においては辛みよりも旨みを重視する広東風のものがポピュラーであり、オイスターソース(カキ油)、酒(紹興酒など)、砂糖などを使って甘辛く調味されます。
一方、四川風のものでは豆板醤や醤油などを使って辛味を効かせて仕上げます。
中国だけでなく、北米、ヨーロッパ、日本などに伝えられ世界中でポピュラーな中華料理として定着しています。アメリカでは、豚肉よりも牛肉が好まれるため牛肉を調理し濃いめの味付けがされているなど、材料や味付けを変えてその土地の嗜好に合わせた料理に変化しています。
給食調理員さんが、おいしく作ってくださいました。
残さずいただきましょう。
1月30日(火)
れんこんピラフ、牛乳、白身魚のこんがり焼き、ビーンズサラダ、コンソメスープ
れんこんピラフのれんこんは、縁起物として正月料理や精進料理に欠かせない食材です。淡白な見た目からは想像できないほど、栄養の宝庫で、ビタミンCや食物繊維が豊富です。
「未来を見通す」ものと考えて、縁起が良いとされているレンコンの穴ですが、そもそもどうして穴が空いているかというと、実は、レンコンが呼吸をするための通気口なんです。
水底の泥の中には、レンコンが呼吸をするための酸素が少ないので、空気を通すための穴が葉っぱの気孔(葉が空気を取り入れるための小さな穴)から続き、水の上の空気が地下まで通じるようになっています。
れんこんは、揚げ物・煮物などいろいろな料理に使われますが、今日はご飯に使いました。
おいしくいただきましょう。
1月29日(月)
ごはん、牛乳、ささみのレモン煮、おかか炒め、凍り豆腐の煮物
凍り豆腐の煮物の「凍り豆腐」とは、豆腐を凍らせてから乾かしたものです。
古くから保存に便利な乾物として親しまれてきた食品の一つで、水に戻す前の状態ではカラッとしていてかたい感触ですが、水を吸わせるとスポンジのようにやわらかくなります。
煮物などの料理によく使われ、煮汁を吸うとジュワッとした食感でとってもおいしいです。
よく似ている名前の「高野豆腐」や「凍み豆腐」とはどう違うの?と思った方もいるかもしれませんが、実は凍り豆腐はこれらの総称なのです。
地域によってはほかの呼び方をするところもありますが、戦後、農林水産省の凍豆腐品質表示基準によって「正式名称を凍り豆腐と統一する」と定められました。
今日は、凍り豆腐と ひじき、にんじん、さやいんげん、 干ししいたけ、 こんにゃくを使って、かつお節のだし汁で煮ました。調味料は、砂糖、醤油、みりんで味付けしました。
今日もおいしく、召し上がってください。
1月26日(金)
カレーライス、牛乳、雑穀パフサラダ
みなさんに人気のカレーライスの始まりは、インドにあります。
古くからこの地で食べられてきたスパイスを使った料理が17世紀にイギリスへ伝わり、欧風カレーが生まれました。欧風カレーは当時、王室をはじめ上流社会で食べられていたようです。
そこから、調理に便利なカレー粉が販売されるようになり、一般家庭にまで広まったとされています。
こうしてインドで発祥し、イギリスを経由したカレーは、明治時代に西洋の料理として日本に伝わりました。
イギリスから伝わったカレーは、日本国内では「洋食」とされ、レストランなどから徐々に広まりました。
やがて評判が高まると、多くの人に食べられるようになり、文明開化を象徴するメニューの一つとなりました。
その後は、学校給食にライスカレーが登場したり、雑誌でカレーのレシピが紹介されたりして、少しずつ生活の身近な存在になりました。
牛島小学校のおいしいカレーを味わっていただいてください。
1月25日(木)
むぎごはん、牛乳、鮭の塩焼き、ごま和え、豚汁、みかんです。
一般的にみかんの旬は今です。品種によって差はありますが、冬を代表する果物の一つといえます。
ビタミンC、プロビタミンA、食物繊維…とみかんには様々な栄養素が含まれています。
この中で健康や美容において印象的な栄養素といえば、ビタミンCです。
ビタミンCには、風邪などの感染症に対する免疫力を強くする作用や、ストレス低減の作用、肌の健康を整える作用などが期待できます。
みかんを美味しくいただいてください。
今では当たり前となっている給食ですが、その始まりは明治22年。
山形県鶴岡町の小学校でした。
当時は貧困児童を対象に無料で提供され、その献立は「おにぎり・焼き鮭・漬物」のようなシンプルなものだったようです。
その後、全国に広まり実施されるようになりましたが、戦争による食料不足により一時中断せざるを得なくなりました。
やがて戦争が終わり、昭和21年12月24日に東京・神奈川・千葉の3都県の学校で試験給食が実施されました。
それ以来、12月24日を学校給食感謝の日と定めていましたが、冬休みと重なるため、1月24日から30日までの1週間が「全国学校給食週間」となりました。
今日も感謝して、おいしくいただきましょう。
1月24日(水)
シュガー揚げパン、牛乳、鶏肉のトマト煮、ワンタンスープです。
今日は、シュガー揚げに使っているこっぺパンについてお話します。
コッペパンは、食べるときに切り込みを入れて、中にジャムやマーガリンを塗ったり、具を入れたりすることが多いパンです。
「コッペ」の語源については諸説ありますが、一説ではフランスでよく見られるパンの1つ、「coupe(クッペ)」から来ているのではないかといわれています。
揚げパンは、一般的にはコッペパンを油で揚げ、砂糖で味付けした菓子パンのことを揚げパンと呼びます。
揚げパンが給食のメニューとして出されるようになったのは、大田区の公立小学校に勤務する調理師が昭和27年に揚げパンを作り、学校を欠席した子供の家に届けさせたことがきっかけだといわれています。
学校給食コンクールでの優勝経験もあるこの調理師は、作ってから時間が経過して硬くなってしまったパンをおいしく食べられるようにと考え、揚げパンを作ったようです。
甘い食べ物を手に入れることが困難だったこの時代、子供たちにとっては揚げパンがごちそうに思えたことでしょう。
昔は、給食を家に届けるということが、あったのですね。
今は、学校給食は「安心・安全」がとっても大事ということで、禁止されています。
シュガー揚げパンを美味しくいただいてください。
今日、1月24~30日は「全国学校給食週間」というのを皆さんご存じですか?
この期間は、「学校給食の意義、役割等について児童生徒や教職員、保護者、地域住民等の理解と関心を高め、学校給食のより一層の充実発展を図ること」を目的としています。
心をこめて、いただきます。ごちそうさま。と言って、おいしくいただきましょう。
1月23日(火)
ごはん、牛乳、鯖の七味焼き、青菜とかんぴょうの和え物、五目煮
今日の五目煮には、大豆、鶏肉、凍り豆腐、昆布、ごぼう、こんにゃく、たけのこ、さやいんげんの8つの材料を使って、油、醤油、酒の調味料を使って味付けしました。材料は、かつお節でとっただし汁で煮ています。
あれ、五目煮なのに8つの材料を使っているの?と思っている人もいるのではないですか?
五目煮だから5種類の具材を使わなければならない……というわけではなく、実は4種類でも6種類でも構わないんです。
「五目」という言葉には「たくさん」という意味があるので、材料をたくさん使っていれば、五目と言う名前になります。
今日も給食調理員さんが、材料をていねいに皆さんが食べやすいように切って、おいしく煮てくれました。
残さずいただいてください。
1月22日(月)
こぎつねごはん、牛乳、いかの磯辺揚げ、切り干し大根の和え物、けんちん汁
「磯辺揚げ」とは、衣に海苔を、加えた天ぷらの一種です。
名前の由来は、海苔が磯(岩の多い海岸)でとれることから来ていて、口に入れた時にふわっと海苔の風味が感じられます。
ちくわを使った磯辺揚げが代表的なので、「磯辺揚げ=ちくわの揚げ物」と誤解されがちですが、衣に海苔を加えて揚げたものであれば、何を揚げていても磯辺揚げと呼ばれます。
磯辺揚げと相性の良い食材としては、牡蠣や小アジ、小柱などが挙げられ、海で獲れたものとの相性が良いです。
揚げたてはもちろん、冷めても美味しく食べられる料理です。
一般的には磯辺揚げには青のりを使うのが定番ですが、青のりとよく似た食材として「あおさ」があります。「あおさ」もよく使われています。
今日の給食では、青のりを使いました。
いかの磯辺揚げ、おいしくできました。
残さずいただきましょう。
1月19日(金)
ごはん、牛乳、けいちゃん、ブロッコリーのごま醤油和え、お吸い物です。
今日は、1月の食育の日の献立です。岐阜県の郷土料理を紹介します。
「鶏(けい)ちゃん」とは、岐阜県の郷土料理のひとつで、元々は飛騨(ひだ)地方南部の下呂(げろ)市(旧益田郡)、中津川(なかつがわ)市北部、奥美濃(おくみの)地方の郡上(ぐじょう)市の家庭料理でした。
とり肉をみそやしょうゆベースのタレなどで、キャベツや玉ねぎ、季節の野菜と一緒に炒めて食べる里山ならではの料理です。
鶏ちゃんの名前の『ちゃん』は、タレといった意味をもつ『醤(じゃん)』が語源との説もあり、『鶏醤(けいじゃん)』から「鶏(けい)ちゃん」
になったとも言われています。
給食では、甜麺醤、豆板醤を使ってアクセントをつけた味付けにしました。
岐阜県の郷土料理「けいちゃん」を美味しくいただいてください。
1月18日(木)
ごはん、牛乳、とんかつ、きなこ和え、田舎汁
とんかつは、豚のロースやヒレのスライス肉を、小麦粉・溶き卵・パン粉をまとわせて、油で揚げた日本料理のことです。
単に「カツ」と書かれることもあります。
豚カツという名称の由来は、“豚”の音読みの「トン」と、フランス料理の"côtelettes"(コートレットの英語読みであるカットレット cutlet)の組み合わせからです。
「とんかつ」の歴史は明治時代から始まったといわれています。
まずフランス料理の「コートレット」が日本に渡って、これをヒントに日本独特のアレンジを加えた揚げ物(あげもの)「カツレツ」が誕生したということです。
その後、ぶた肉を使用した「カツレツ」である「ポークカツレツ」を厚切り肉の使用やきざみキャベツを添(そ)える等の色々なくふうをして、昭和初期に「とんかつ」といわれるようになりました。
この頃には「勝負事に勝つ」というイメージも広がって、縁起物(えんぎもの)としても知られるようになりました。
現在では「味噌かつ」「カツカレー」「カツサンド」等、更にアレンジされて色々なタイプの「とんかつ」が食べられるようになっています。
給食調理員さんが、作ってくださったおいしいとんかつを、残さずいただきましょう。
1月17日(水)
シーフードグラタントースト、牛乳、冬野菜サラダ、じゃがいものコンソメスープ煮
今日の冬野菜サラダは、れんこん、ごぼう、ブロッコリー、にんじん、カリフラワーの野菜を使いました。
冬野菜は、ごぼう、かぶ、れんこん、春菊、長ねぎ、白菜、大根、ブロッコリー、にんじん、ほうれん草など、いろいろあります。
冬野菜は、気温の低下によって凍らないよう、細胞内に糖分を蓄えます。そのため、糖度も高く、甘く感じられるものが多いと言われています。
また、ビタミンやβ-カロテンなどの栄養素も豊富に含まれており、血行を良くして体を温めたり、免疫力を高めて風邪などを予防したりする効果もあります。
冬が旬の野菜は種類が豊富なので、サラダや煮物・炒め物など、さまざまな料理と相性の良いものが多いという特徴があります。
鍋料理や煮込み料理など、冬の寒い時期に食べたいメニューに取り入れれば、スープに溶けだした栄養も残さず食べられます。
みなさんを、冬野菜を色々食べて、寒い冬を元気に乗り切りましょう。
1月16日(火)
ごはん、牛乳、さわらのマヨネーズ焼き、さいたまっ子サラダ、大根と生揚げの煮物
大根と生揚げの煮物の生揚げは、基本的には木綿豆腐を高温の油で揚げて作ります。
高温の油で揚げることで表面はきつね色になりますが、中心までは火が通らず、生の木綿豆腐のままになっていることが特徴です。
生揚げという名前は、中が生のままであることから付けられました。
豆腐は生で食べるとあっさりしている一方、油で揚げた生揚げは香ばしさが加わり食べごたえがあります。
また、表面がこんがり揚がっていることで、崩れにくく調理がしやすいこともポイントです。
生揚げのように豆腐を揚げて作る油揚げが「薄揚げ」と呼ばれるのと同じで、生揚げは「厚揚げ」とも呼ばれています。
つまり「生揚げ=厚揚げ」ということです。
生揚げは、焼いても、煮てもおいしいです。
今日は、旬のおいしい大根と生揚げを、給食調理員さんがおいしく煮て下さいました。残さずいただきましょう。
1月15日(月)
わかめごはん、牛乳、鶏肉の唐揚げ、おかか和え、味噌汁
おかか和えのおかかとは、何かわかりますか?「おかか」とは鰹節と、それを削ったり、さらに味付け調味した物のことです。
初めて鰹節が製造された室町時代から、鰹節のことを「かか」と呼んでいました。それを当時の宮中に仕える女官たちは丁寧に、頭に「お」をつけて「おかか」と呼びました。このことから、おかかと鰹節は同じ物を指すことが分かります。
鰹節はメイン食材として使うことはないものの、魅力的な栄養が多く詰まった食材です。とくに健康維持に欠かせないビタミンやミネラル、アミノ酸が豊富なため、主菜や副菜、汁ものなど、種類を問わず多くの料理に活用していくことがおすすめの食品です。
今日は、おいしく調理員さんがおかか和えを作ってくださいました。
残さずいただきましょう。
1月12日(金)
今日の献立は、豆腐ラーメン、牛乳、ポテトのオーロラソース焼き、小松菜のソテーです。、豆腐ラーメンの【豆腐】は、お家でも給食でも、よく食べる食品だと思います。
豆腐は、昔から食べられていて、日本の食を支えてきた食材と言えます。
「1丁380粒」。豆腐は昔からこういわれています。これだけの大豆を食べることを考えれば、1丁の豆腐がいかに食べやすく、栄養価に優れた食品であるかわかります。
豆腐の8~9割は水分。残りの1~2割に大豆380粒分の栄養価がぎゅっと詰まっているのです。ちなみに、豆腐は1丁300~400gと地方やメーカーによって違いがあります。
私たちの食生活に健康に欠かせないたんぱく質が豊富な大豆を使って豆腐はつくられます。
冬には湯豆腐、夏には冷奴と、季節感を味わうこともできます。
毎日おいしく味わうことができる食べ物です。
今日は、豆腐ラーメンで豆腐を味わってください。
1月11日(木)
七草ごはん、牛乳、ほっけのみりん焼き、味噌和え、、白玉雑煮
今日は、お正月にちなんだ献立です。
七草ごはんは、春の七草を使ったごはんです。
みなさんは、春の七草を知っていますか?
せり、なずな、ごぎょう,はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろです
すずなはかぶ、すずしろはだいこんのことです。
1月7日を人日の節句といいます。
人日の節句の朝には「七草がゆ」を食べて祝います。
「邪気を払い万病を除く」という、古くからの言い伝えです。
また、 お正月で疲れた胃を休め、不足しがちな栄養を補うともいわれています。
また、1月11日の今日は、鏡開きです。
お供えしていた鏡餅を下ろして、無病息災を願って食べる行事のことです。
お供え物に刃物を向けるのは縁起が悪いとして、包丁は使わず、木槌で叩いて割りますが、「割る」という言葉も縁起が悪いので「開く」という言葉が使われています。
お正月には、健康や幸せを願う食べ物がいろいろあります。
七草ごはん、白玉雑煮を食べて、今年も元気に過ごしましょう。
1月10日(水)
中華丼、牛乳、手作り餃子、ナムル
今日は、1月の図書コラボ献立です。【ぎょうざつくったの】から、手づくり餃子を紹介します。
主人公のウナちゃんは、お父さんとお母さんがおでかけするので留守番をたのまれました。
たまたまいた友達のマミちゃんと、留守番をやる気満々です。
2人で食べ物の顔まねをしていたら、ぎょうざが食べたくなりました。
いざ、作ろうとしたらぎょうざの作り方が分かりません。
困った2人は公園の友達みんなに、ぎょうざの作り方を聞きます。
その中のズウちゃんが、ぎょうざの作り方を知っていたので、ズウちゃんと友達みんなで家に帰ってぎょうざの材料を探しました。
見つけた材料をボウルに入れて、よく混ぜて混ぜてぎょうざの皮に包みます。歌をうたいながらみんな楽しそう!
そのうちお母さんが帰ってきました。お母さんは、みんながぎょうざを作っている景色に、びっくりしています。
ウナちゃんはお母さんに会えて、嬉しくて抱きついて、泣いてしまいました。ちゃんとぎょうざがつくれるか心配だったのかな・・・。
その後、もちろんみんなでぎょうざを作って、ワイワイ美味しくいただきました。味は「ばっちり美味しい!」ウナちゃん良かったね。安心しましたね。
みなさんは、ぎょうざの作り方を知っていますか?
小学生でもつくれる料理なので、みなさんも学校が休みの時に、ぜひ挑戦してみてください。
給食では、揚げ餃子にしましたが、。焼き餃子や水餃子もおいしいですね。
完食目指して、おいしくいただきましょう。