令和5年度の給食
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9月29日(金) ごはん、牛乳、豚肉のつけ焼き、小松菜のごま和え、団子汁、お月見ゼリー 今日は十五夜です。 十五夜とは、1年で最も美しいとされている「中秋の名月」です。 この頃はイモの収穫期に当たるため、「芋名月」の別名もあります。月見団子、サトイモやサツマイモなどのイモ類、ススキ、秋の七草などをお供えして、実りの秋に感謝しながら名月を鑑賞する日です。 古来から月を愛でる風習は日本にもありましたが、十五夜のお月見が広まったのは「平安時代」だそうです。 また、お月見の食べ物といえば、お団子です。! 今日の献立はお団子を入れた汁物を作りました。 美しい月を眺めたり、お団子を食べたり、収穫に感謝したり、お月見を楽しみましょう。
9月28日(木) ごはん、牛乳、揚げ餃子、中華サラダ、マーボー豆腐  餃子の発祥は中国とされており、その歴史は古く、紀元前3000年の古代メソポタミア文明時代まで遡ります。 当時の遺跡から小麦粉の皮に具を包んだ食べ物が見つかっているとのことです。さらに、敦煌(とんこう)の唐代(とうだい)の墳墓(ふんぼ)からは、副葬品(ふくそうひん)として壺に入った乾燥した餃子が発見されています。 中国では漢(かん)の時代(紀元前206年~)に、シルクロードを経て、餃子の原型がインドや中国の全域で発展し、近隣諸国へ広まりました。 その後、明(みん)の時代(1368年~)に、正式な名称である「餃子(ジャオズ)」が誕生しました。これが、現在私たちが身近に食べている餃子の元になっています。 国によって、様々な形や具材の異なる餃子が存在します。 長い歴史の中で誕生した餃子は、世界共通で好まれている料理です。世界の国々に広まった餃子は、その土地の風土に適した形や食べ方で食されています。機会があれば、気になる国の餃子を食べてみるのも面白いと思います。 今日は、揚げ餃子をおいしくいただいてください。
9月27日(水) ジャンバラヤ、牛乳、かぼちゃのグラタン、五色サラダ  ジャンバラヤは、アメリカ南部ルイジアナ州発祥の炊き込みご飯のことです。 肉や魚介類、野菜を香ばしく炒めて、米や水、調味料、ケイジャンスパイスやチリペッパーなどの香辛料を加えて炊き上げ、ピリッと刺激的な味わいに仕上げます。 ジャンバラヤの起源は、スペイン料理のパエリアといわれています。 パエリアは主に魚介類を具材とし、サフランなどを使う炊き込みご飯です。 ジャンバラヤの発祥であるルイジアナは、スペイン人によって支配されていた歴史があり、その頃の影響からパエリアが派生してジャンバラヤになったとされています。 具材に貝や魚といった魚介類をメインで使い、香辛料を多用せず辛味がないものは、パエリアと呼ばれています。 一方、肉や野菜を具材として、チリパウダーやカイエンペッパーなどの香辛料を使ったスパイシーな味付けのものは、ジャンバラヤとされていることが多いです。 今日は、食べやすく調整して、ジャンバラヤを作りました。 おいしく召し上がってください。
9月26日(火) ごはん、牛乳、さんまのかば焼き、味噌和え、沢煮椀 沢煮椀は、具だくさんの汁物のひとつです。 具だくさんの煮物である沢煮から転じたと言われています。  豚肉やせん切りにした野菜で作った汁物で、「沢」 には「沢山の」という意味があります。猟師が山に入る際,日持ちする塩漬けの肉や肉の脂身を持っていき,山菜といっしょに具沢山の汁を作ったことが始まりという説もあります。 ねぎ、ごぼう、にんじん、しめじ、だいこん、さやいんげんの野菜と春雨と豚肉を使いました。 具だくさんのさわにわんを、おいしくいただいてください。
9月25日(月) スパゲティナポリタン、牛乳、チンゲン菜のサラダ、チーズ蒸しパン  チンゲン菜のサラダのチンゲン菜は、中国から伝わった野菜で、白菜などと同じ仲間です。 和名では「たいさい(体菜)」と呼ばれています。葉柄(ようへい)部分は加熱してもシャキシャキした良い歯ざわりが残る野菜で、中華料理には欠かせない食材ですが、洋食系でもよく使われるようになりました。 また、同じ仲間に「パクチョイ」がありますが、チンゲン菜が青軸なのに対し、白軸のものを「パクチョイ」と呼びます。 また、アブラナ科の野菜なので、春先には菜の花と同じように花芽をつけますが、この花芽も『青梗菜の菜ばな」として食用になります チンゲン菜は通年各地から出荷されており、あまり旬を感じない野菜です。 βカロテン、カリウム、カルシウム、ビタミンCが多く含まれています。 今日は、チンゲン菜サラダを、味わっていただいてください。