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令和3年度の給食
12月21日(火)
ごはん、牛乳、ハタハタのから揚げ、かぼちゃのそぼろ煮、豚汁、ゆずゼリー
今日は、明日の冬至にちなんだ献立です。
冬至とは1年で1番、太陽の出ている時間が短く、夜が長い日です。
2021年の今年の冬至は、12月22日(水)の明日になります。
冬至の食べ物と言えばかぼちゃです。
かぼちゃの原産地は中南米。もともと暑い国の野菜なので、かぼちゃは夏から秋に収穫されます。ただ、カットさえしなければ、風通しのいい涼しい場所で2~3カ月保存することが可能です。
かぼちゃは、体内でビタミンAに変わるカロテンや、ビタミンB1、B2、C、E、食物繊維をたっぷり含んだ緑黄色野菜。新鮮な野菜が少なくなる時期、これからの冬を乗り切るためにも、冬至という節目の日にかぼちゃを味わって栄養をつけよう…という昔の人の知恵なのです。
もう一つ、冬至と言えばゆずがあります。ゆずはちょうど11月~12月が収穫期になります。ゆずの果皮には、風邪予防や保湿にいいとされるビタミンCや、血行改善を促すといわれるヘスペリジン(フラボノイド)などが豊富に含まれています。
昔の人は、旬の柚子が健康にいいことを経験的に知っていたようです。
今日は、ゆず湯に入って、体をあたためてください。
残さず食べてくれました。「ごちそうさまでした。」
12月20日(月)
ごはん、牛乳、いかの黒酢揚げ、中華サラダ、華風コーンスープ
いかの黒酢揚げの「いか」は、種類が多いですが、給食で使ういかは、むらさきいかです。
長さは50cmに達するものもあり、スルメイカに似ていますが、全体に赤みがかっているのが特徴で、これによりアカイカと呼ばれます。
日本では津軽海峡より南の海に生息します。水面から深さ1,500mまでの間を遊泳し、イワシ類、サンマなどを食べます。肉はおいしく人気です。
身が厚いので天ぷらやステーキなどに最適です。
今日は、いかに塩とこしょうの味をつけて、澱粉をつけて揚げました。
そこに、黒酢と醤油と砂糖で作ったたれをかけました。
おいしくできました。
今日も残さず、完食めざしていただいてください。
12月17日(金)
ごはん、牛乳、下仁田コロッケ、白菜のごま酢和え、まいたけ汁
今日は、食育の日の献立で、
群馬県の郷土料理「下仁田コロッケ」を紹介します。
「下仁田コロッケ」は群馬県の名産品である下仁田ねぎとこんにゃくを生かすために作られたコロッケです。
下仁田ねぎの白い部分は太くて煮込むと甘みが出るのが特徴です。
江戸時代には殿様が下仁田ねぎをほしがり、江戸に送られていたことから『殿様ねぎ』とも呼ばれていたそうです。
世界遺産に登録された『富岡製糸場』の操業開始当初、富岡製糸場を訪れた関係者への贈答品にも使われていました。
また、こんにゃくは全国の生産量の97%を占めています。
おいしくいただきました。「ごちそうさまでした。」
12月15日(水)
凍り豆腐と鶏肉のごはん、牛乳、竹輪の二色揚げ、切り干し大根の和え物、みかん
『みかん』とは皮をむきやすい小型のかんきつ類の総称です。
一般的には圧倒的に収穫量の多い温州みかんを指します。
「温州」とはかんきつ類の産地として名をはせた中国浙江省(せっこうしょう)の地名ですが、原産地は鹿児島県の長島とされ、中国から伝わったかんきつ類から偶然に発見されたと考えられています。
江戸時代にみかんといえば、紀州みかんが主流でしたが、明治時代を迎えると、種の無い温州みかんが、食べやすさと玉の大きさが人気となり、生産が盛んになっていきました。
暖かい気候を好む温州みかんは現在、主に関東以西の沿岸地域で栽培され、和歌山、愛媛、静岡が代表的な産地ですが、熊本や長崎など九州地方も1960年代に生産量が多くなりました。
もともと冬が旬の果物ですが、より早期の出荷を目指した品種育成も進められ、10月以前に収穫が始まり甘味と酸味のバランスが人気の早生みかんなど、長い期間、各産地のさまざまな味を楽しめるようになりました。
みかんの栄養素は、なんといってもビタミンCです。
ビタミンCには、風邪などの感染症に対する免疫力を強くする作用や、ストレス低減の作用、肌の健康を整える作用などが期待できます。
みかんのおいしい時季です。
おいしくみかんをいただきましょう。
12月14日(火)
ごはん、牛乳、さばのみそ焼き、おひたし、冬野菜のほっこり煮
さばの旬は10~12月です。今が旬の魚です。
日本で最も食べられているのが「マサバ」という種類です。
マサバの特徴は、青緑色の背中と白銀色のお腹で、紡錘形(ぼうすいけい)をしています。マサバは別名「ヒラサバ」と呼ばれることがありますが、これはマサバを切った時に、断面が左右に押しつぶしたような形をしていることから、「平べったい鯖=ヒラサバ」ということで、呼ばれています。
マサバは日本全国で獲れますが、主に茨城県や長崎県で漁獲量が多いです。
最近では、佐賀関で獲れる「関鯖」や長崎県の「ハーブ鯖」など、非常に美味しいブランド鯖も出てきています。
サバは『青魚』の代表で、その栄養価に優れています。
特に注目はDHA(ドコサヘキサエン酸)です。脳や神経の機能を活性化させる働きがあると言われている成分です。また、不飽和脂肪酸の一種であるEPA(エイコサペンタエン酸)は、血液をサラサラにする働きがあり、血管を柔らかくする効果や、ガン予防も期待されています。
さらにビタミン類では、ビタミンB6やB2、骨や歯の健康的な発育に欠かせないビタミンDも含まれています。
みなさんに、進んで食べてほしい魚です。
さばのみそ焼き、美味しく召し上がってください。
12月13日(月)
もやしそば、牛乳、ポテトのオーロラソース焼き、エリンギのソテー
エリンギは、イタリア産のキノコで、日本では1993年に台湾より導入され、栽培化がはじまりました。 比較的新しいキノコです。
国産品は「アワビタケ」とも呼ばれています。
エリンギに豊富に含まれる食物繊維が腸内の脂肪やコレステロールを吸着して、肝臓での脂肪沈着を抑えるという、効果があります。
高血圧症予防にもいいです。
食材としては、和・洋・中華などどんな料理にも合いますし、焼いても揚げてもおいしく食べられます。
時間をかけて煮込む料理でも型くずれせず、うまみをだしてくれます。
ソテーにしたり、てんぷら、パスタの具、炒き込みご飯、鍋ものなど、いろいろと利用できます。
マツタケに似たコリコリとした歯ごたえがよく香りもよく、日持ちするのが特徴です。
今日は、エリンギのソテー、おいしく召し上がってください。
12月10日(金)
ごはん、牛乳、あじの塩焼き、青菜とキャベツの和え物、筑前煮
給食の献立によく使う「青菜」とは、緑色の濃い葉物の野菜の総称です。
古くは蕪(カブ)の地上部分にある葉や、茎を「あおな」といい、地下にある部分を「かぶら」と呼んでいる時代もありました。
現在では蕪の葉や茎だけを青菜と呼ぶのではなく、緑色の葉野菜すべてを総称した言葉になっています。
青菜には小松菜やほうれん草、チンゲン菜、空心菜、タアサイ、春菊など、さまざま種類があります。
中華料理の「青菜の炒めもの」は青菜という特定の野菜の炒め物ではなく、その時期の旬である緑の葉野菜を使って調理する定番料理です。
ですので、季節やお店が違うのであれば、使っている青菜も違う可能性があるということになります。
青菜は栄養的にも優れた緑黄色野菜であることが多いので、毎日食べることをお勧めします。
給食でも、小松菜、ほうれん草などは、毎日使っています。
今日は、小松菜を使いました。
今日もおいしく召し上がってください。
12月9日(木)
カレーライス、牛乳、切り干し大根とツナのサラダ、牛乳かん
今日は、図書コラボ献立です。
「ルドルフとイッパイアッテナ」から、カレーライスを紹介します。
ルドルフとイッパイアッテナは、のらねこです。
2匹の日々の生活は、ハラハラドキドキの連続です。
後半、ルドルフがイッパイアッテナから、文字を習ってからの出来事には驚くばかりです。
大都会、東京で暮らすトラねこのイッパイアッテナとひょんなことから、上京して友達になった黒ねこのルドルフには、飼い主がいません。
魔女みたいなおばあさんや魚やのおにいさん、給食室のおばさん、クマ先生らに食べるものをもらって生きています。
2匹は、給食室のおばさんが作るクリームシチューが、大好物です。
魔女みたいなおばあさんのカレーライスも気になります。
とても面白い本です。
図書室にありますのでぜひ読んでみてください。
今日も給食調理員さんが作ってくださったおいしいカレーライス、おいしく召し上がってください。
12月8日(水)
ごはん、牛乳、大豆とひじきのハンバーグ、レンコンとブロッコリーのもぐもぐサラダ、野菜たっぷりみぞれ汁
6年生が考えた献立の2回目です。
今日は、6年1組 の〇〇さん考えた献立です。
6年生は、家庭科の学習で、給食の献立作りの学習をしました。
6年生全員が牛島小学校の児童のみなさんに、栄養バランスのよいおいしい献立を考えました。
今日の献立は、全校の児童と先生と給食調理員さんで、投票した結果、選ばれた献立です。
この献立を考えた〇〇さんのおすすめポイントは、旬の野菜をたっぷり使い、みぞれ汁は、大根としょうがが体をあたためてくれるので、寒い時季にはぴったりの料理だと思って考えたそうです。
みぞれ汁とは、おろした大根や、かぶを、お吸い物のだしに加えた汁物のことです。
材料の白さと、様子を冬場の「みぞれ」に見立てていることから、この名が使われていて、汁に入れた大根や、かぶが沈殿しないように、くず粉やかたくり粉で、ごく薄くとろみをつけます。
ぜひ食べた感想を、6年1組 〇〇さんに感想を伝えてください。
給食調理員さんは、〇〇さんのイメージにあうように、頑張ってつくりました。
今日もおいしく頂きましたした。「ごちそうさまでした。」
12月7日(火)
黒パン、牛乳、ささみのコーンフレーク揚げ、三色野菜のマリネ、豆乳スープ
豆乳は、大豆を水に浸してすりつぶし、水を加えて煮つめた汁をこした飲みものです。
煮詰めた汁をこして残ったのがおからになります。
味は無調整であれば豆腐とほぼ同じで、大豆特有の青臭さがあります。
この風味を好む人も多いのですが、飲みづらいと感じる人もいるため、日本ではこの他、植物油などを加えて飲みやす、く味を調えた調製豆乳や、砂糖などで甘みを加えたり、果汁や抹茶、ココアのようなもので味付けしたりした豆乳飲料も販売されています。
豆乳は、ビタミンEが豊富な食材です。ビタミンEには毛細血管を広げて血行をよくする働きがあります。
血行が良くなると、冷えの対策になるほか、筋肉に十分な酸素や栄養が行き渡るため、肩こりにも役立ちます。
また、便秘や貧血の対策にも役立ちます。
今日は、無調整の豆乳を使いました。
おいしくいただきました。「ごちそうさまでした。」
12月3日(金)
ごはん、牛乳、鰆の照り焼き、カラフルレンコンサラダ、冬野菜のお味噌汁
今日は、6年2組 〇さんの考えた献立です。
6年生は、家庭科の学習で、給食の献立作りの学習をしました。
6年生全員が牛島小学校の児童のみなさんに、栄養バランスのよいおいしい献立を考えました。
今日の献立は、全校の児童と先生と給食調理員さんで、投票した結果、選ばれた献立です。今月は、2回、6年生が考えた献立を、給食で紹介します。今日はその1回目です。
この献立を考えた〇さんのおすすめポイントは、冬野菜(旬)をたくさん使い、旬の食材を知ってもらえるようにしたそうです。
ビタミンを少し、多めにいれて、体調を崩しやすい冬なので、体の調子を整え健康になれるように考えたそうです。
献立の中に旬の野菜の、ブロッコリー、れんこん、こまつな、はくさい、だいこん、ねぎ、にんじんを使っています。
ぜひ食べた感想を、6年2組 〇さんに感想を伝えてください。
給食調理員さんは、〇のイメージにあうように、頑張ってつくりました。
今日もおいしくいただきました。「ごちそうさまでした。」
12月2日(木)
むぎごはん、牛乳、とりにくのねぎ味噌焼き、辛子和え、せんべい汁
江戸時代の後期、飢饉や凶作で米を食べることができなかった八戸市と、その周辺を含む南部では麦やそばを栽培しました。
麦やそばの粉から、やわらかい麦せんべいや、そばせんべいができ、明治時代になってかたく焼いた南部せんべいが誕生しました。
南部せんべいはそのままでも主食や間食として食べられますが、汁物にちぎって入れる食べ方もしました。これが「せんべい汁」のはじまりです。
せんべい汁には野菜のほか、川でとれるウグイやカニ、山でとれるキジ、ウサギなど季節の食材が使われてきました。
最近はとり肉を入れて作ることが多く、サバの水煮缶や馬肉を使うこともあります。
せんべい汁に入れる南部せんべいは「おつゆせんべい」ともいい、煮こんでも溶けにくいように、汁物専用のものが作られています。
今日は、豚肉、ねぎ、ごぼう、にんじん、だいこん、だいこんの葉、ほうれん草を使って煮込んでもとけない「南部せんべい」を使って、作りました。
今日もおいしく召し上がってください。
12月1日(水)
キャロットライス、牛乳、はんぺんフライ、コーンサラダ、卵スープ
はんぺんは、お魚たんぱくのヘルシー食材です。
そのままでも、焼いても、揚げても、煮ても、様々なお料理方法と相性がいいです。
はんぺんの主原料、それは白身魚です。
スケトウダラ、キントキダイ、イトヨリダイなどです。他にも、ヨシキリザメ、レンコダイ、巨大なクロカジキなども使用されます。
はんぺんは、魚肉たんぱくから出来ているのです。
主原料の白身魚のすり身の他に、卵白、やまいも、塩、調味料などが使われています。そこには、ふわふわのヒミツが隠されています。
アイスクリームの製法のように、空気を含ませ、さらに発泡性のある卵白、やまいもを加えるからです。
名前の由来は、駿府の膳部半平が作り「はんぺい」がなまって「はんぺん」になったという説、形が半円状や四角い方形などの呼び方から来ているという説、ハモ肉でつくる「はも餅」から来ているという説、魚肉にやまいもを半分加えることから質を表すという説など様ざまである。
はんぺんは消化吸収がよく、高たんぱく・低脂質の食品です。
おいしいはんぺんフライでした。「ごちそうさまでした。」