令和5年度の給食
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12月1日(金) カレーライス、牛乳、ビーンズサラダ ビーンズサラダに使っている「畑の肉」といわれる「大豆」は、からだに必要なたんぱく質や脂質(ししつ)をたくさん含む栄養価が高い食材です。 日本では弥生時代(やよいじだい)から栽培されています。 大豆はさまざまな食品や調味料に加工して食べられています。 大豆からつくられる食べ物の中でも、みそ、しょうゆ、豆腐は和食には欠かせない食べ物です。 ほかにも大豆を加工してできる食べ物は、たくさんあります。 「大豆」は、みなさんにぜひ食べてほしい食品です。 大豆が入っているビーンズサラダを、美味しくいただいてください。
12月4日(月) ごはん、牛乳、キャベツ入りメンチカツ、おかか和え、のっぺい汁 「のっぺい汁」は、里芋や根菜などがたくさん入った汁物で、全国的に親しまれている郷土料理です。冬場に体を温める料理として食べられてきました。地域ごとで呼び名や具材、具材の切り方、味付けなどが違います。 新潟県ののっぺい汁は汁物というよりは煮物で、里芋でとろみをつけるのが特徴です。鮭やいくらをのせることもあります。 新潟県のほかにも佐賀県、三重県、山口県、長崎県などでも作られています。 お正月やお盆など、たくさんの人が集まるような行事や冠婚葬祭などで出されることが多いです。お祝いのときには鶏肉を入れたり、法事のときには肉を入れずに油揚げや花麩などを入れたりと行事によって具材が異なります。 「のっぺい」とは、片栗粉や葛粉で汁にとろみをつけていることを表した言葉です。地域によってはのっぺ、ぬっぺい、ぬっぺなどさまざまな呼び方があります。 寒い時期には、ぴったりの汁物です。 おいしくいただいてください。
12月5日(火) ごはん、牛乳、鮭のマヨネーズ焼き、磯香和え、豚肉と大根の煮物 みなさんに人気の「磯香和え」に使っている「のり」には多くの成分が含まれていて、海の野菜と言われています。 特に良質のたんぱく質、カルシウム、ビタミンA、ビタミンB12など、体の健康に欠かせない成分を多く含んでいます。 野菜、ごはんなど、いろいろな食材と相性がいいです。 今日は、小松菜とキャベツとにんじんの野菜を使ってのりをつかって、醤油・酒で和えました。 今日もおいしくいただいてください。
12月6日(水) きな粉揚げパン、牛乳、ポークビーンズ、ワンタンスープ 「ポークビーンズ」は、アメリカの代表的な家庭料理です。 「ポーク」は、豚肉、「ビーンズ」は、豆、という意味の英語で、その名前の通り、豚肉やベーコンを、白いんげん豆や大豆などの豆と一緒にトマト味に煮こんで作ります。 この料理のルーツは諸説ありますが,19世紀半ば頃にはアメリカの食事として定着したそうです。 豆の種類を変えたり,豚肉のかわりにベーコンを入れたり,スパイスで味を変えるなど,各家庭にレシピがあるアメリカの「お袋の味」といえるメニューです。 美味しく、いただいてください。
12月7日(木) 麦ごはん、牛乳、和風ハンバーグ、三色おひたし、田舎汁 「田舎汁」は、生揚げが入った具だくさん のみそ汁です。 色々な食品 を摂取できて栄養満点です。 今日の「田舎汁」は、生揚げ、えのきだけ、しめじ、ごぼう、にんじん、ねぎ、こんにゃく、ほうれんそうの8種類の食材を使って、作りました。 美味しくいただいてください。
12月8日(金) 味噌ラーメン、牛乳、ポテトのチーズ焼き、エリンギのソテー 「エリンギのソテー」の「エリンギ」は、ヒラタケ科のキノコで、ヨーロッパなどで一年を通して収穫することができるキノコです。 エリンギは食物繊維を含むほか、免疫力を向上させるβ-グルカンやナトリウム(塩分)を排出するカリウムを豊富に含んでいます。 淡泊な味で、ソテーやてんぷら、鍋ものやパスタの具材などに使います。 今日は、小松菜・キャベツ・にんじんとエリンギを使って油で炒め、塩・コンソメ・コショウ・オイスターソースで味付けしました。 美味しくいただいてください。
12月11日(月) 白菜と鶏肉のあんかけ丼、牛乳、わかさぎの衣揚げ、小松菜のごま和え、みかん 「わかさぎの衣揚げ」の「わかさぎ」は、魚の中では小さな部類に分類されます。 体長10cm~20cm程度のものが多く、体の形は細長い円筒形をしています。色は全体的に銀色を帯びていて、背中側はやや黄色味がかっているのが特徴です。 冬に厚く張った氷に穴を開け、釣り糸を垂らして釣る姿がワカサギ釣りの印象的なスタイルですが、この釣り方がされているのは日本では北日本地域だけです。 北日本以外の水面が氷結しない地域ではボートから釣ったり、船の上にドーム状の温かい部屋が付いた「かまぼこ船」に乗り、その船底から糸を垂らして釣る方法で釣り初心者でもわかさぎ釣りを楽しむことができます。市場に出回っているわかさぎは、動力船によるひき網や地びき網、定置網などの方法で水揚げされています。 今日は、このわかさぎをマヨネーズを入れた小麦粉で衣をつけて、油で揚げました。残さずいただいてください。
12月12日(火) ごはん、牛乳、鶏肉の唐揚げ、青菜とかんぴょうの和え物、味噌けんちん汁 「青菜とかんぴょうの和え物」の「かんぴょう」は、ユウガオの果実を紐状に剥き、乾燥させて作る乾物の一種です。かんぴょうは、漢字で「干瓢」あるいは「乾瓢」と書きます。「瓢(ひさご・ふくべ)」とは、かんぴょうの原料であるユウガオのことです。 かんぴょうの製造過程で、紐状に剥いたユウガオを干して乾かすことから、「干瓢」または「乾瓢」と書かれるようになりました。 かんぴょうは、主に栃木県で生産されています。栃木県の中でも南部で盛んに製造されているようです。他の都道府県ではほとんど作られていないので、栃木県が一大産地となっています。 かんぴょうは、食物繊維・カルシウム・カリウムが多く含まれています。 青菜とかんぴょうの和え物を美味しくいただいてください。
12月13日(水) 子供パン、牛乳、スライスチーズ、フィュシュフライ、コーンサラダ、野菜スープ 子供パンに、スライスチーズ、フィュシュフライをはさんで、召し上がってください。 今日は、12月の図書コラボ献立です。 「おばあさんのすーぷ」から「野菜スープ」を紹介します。 季節は冬、クリスマスの夜です。ひとりぼっちのおばあさんは、ひとりで「やさいすーぷ」を作ります。やさいすーぷのいいにおいをかぎつけて森のおきゃくさんがやってきました。 かわいいまっ白なうさぎさんやきつね、大きなくま、さらにリスやカラスにねずみ、優しいおばあさんはみんなを笑顔で家に招き入れてくれました。 おきゃくさんがたくさん来たのでおばあさんは、戸棚から あるだけのお皿を出してみんなにやさいすーぷを分けてくれました。みんなで分けて食べたのでいつもより美味しくいただくことができました。その間に、あんなに降っていた雪もやんでクリスマスの鐘の音が森にひびき渡りました。おばあさんの家の明かりはそのまま燈り続け、あたたかい時間が流れていきました。 みなさんも、おいしい野菜スープを召し上がってください。 「おばあさんのすーぷ」も、読んでみてください。
12月14日(木) チャーハン、牛乳、いかのヤンニョムカンジャン焼き、ナムル、中華スープ 「いかのヤンニョムカンジャン焼き」の「ヤンニョムカンジャン」とは醤油、ネギ、ニンニクなどを混ぜ合わせた韓国の薬味しょうゆのことです。 チヂミ(ジョン)やギョーザなどのつけダレに使われる定番の薬味です。 今日は、いかを使いましたが、肉、魚と色々な材料に合います。 今日は、韓国の味を楽しんでください。