令和3年度の給食
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6月30日(水) 中華風炊き込みご飯、牛乳、いかの生姜焼き、きゅうりともやしのごま醤油和え、華風スープ 今日のきゅうりは、地元春日部の野菜作りの名人の斎藤さんの作ったきゅうりです。 きゅうりは、成分の95%程度が水分とされ、歯応えのある食感とすっきりとした味わいがあります。 水分を多く含むことから、暑い季節・地域では水分補給用として重用されてきました。 本格的にきゅりの栽培が盛んになったのは、昭和初期からです。 重要な野菜として定着したのは江戸時代末期で、キュウリの産地だった砂村(現在の東京都江東区)で、キュウリの品種改良が行われ、成長が速く、歯応えや味が良いキュウリが出来て、一気に人気となリました。 第二次世界大戦後は温室栽培が盛んになり、特に生食用野菜として重要視されてからはトマトと果菜類の収穫量の首位を競うほどになっています。一年中食べることができる野菜ですが、野菜としての旬は夏で、冬場のものよりカロテンやビタミンCなどは多く含くまれています。 今がまさにきゅうりは旬です。 おいしく栄養価が高い今、おいしくいただきましょう。
6月29日(火) シューガートースト、牛乳、ポークビーンズ、ワンタンスープ ポークビーンズは、アメリカ料理の中で、最も家庭的な料理です。 日本の学校給食にも おなじみの料理です。 豚肉と豆を トマトなどで煮込んだ この料理は、タンパク質たっぷりで栄養的にも優れているので、育ち盛りの子供達にうってつけの料理です。 日本では大豆を使いますが、本場アメリカでは白インゲン豆を使うことが多いようです。 この料理のルーツは定かではありませんが、家庭料理なので厳格な決まり事はないようです。豆の種類を変えたり、ベーコンを入れたり、スパイスで味を変えるなど、各家庭にあうようにつくられています。 牛島小学校のポークビーンズは、大豆、豚肉、じゃがいも、にんにく、たまねぎ、人参、トマト、生クリームを使い、調味料として、トマトケチャップ、ウスターソース、塩、こしょう、コンソメ、油を使いました。 今日もおいしく召し上がってください。
6月28日(月) ごはん、牛乳、鰆の南蛮漬け、おかひじきのごまあえ、肉じゃが さわらは漢字で魚へんに春(「鰆」)と書きますが、これは産卵のために集まる5月頃に多く獲れたことが由来だそうです。 しかし、春先から初夏にかけてを、さわらの旬とするのは主に関西地方で、関東などでは冬を旬とすることもあります。 12月~2月頃のさわらは脂がのっていて、「寒さわら」として楽しまれています。 鰆は、青魚でDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれています。 これは、脳や神経の機能を活性化させたり、血液をサラサラにし、生活習慣病の予防・改善に効果を発揮したり、とても素晴らしい働きを持っています。 進んで食べてほしい魚です。今日は、でん粉をつけて油で揚げて たれをかけました。給食調理員さんが、おいしく作ってくれました。 「ごちそうさまでした。」
6月25日(金) こぎつねごはん、牛乳、豚肉の金山寺みそ焼き、華風和え、お吸い物 金山寺味噌は、「米、大豆、麦」に麹をつけ、それに白瓜・茄子・生姜・しそなど種々の野菜を漬け込み、長期間熟成させた保存食品です。ビタミンやミネラルなどの栄養を、バランス良く含み、味噌の一種ですが調味料としては使わず、おかずとしてそのまま食べる味噌です。 金山寺味噌は、糖質の代謝を助け エネルギーをつくり出し、疲労回復に役立つビタミンB1や、皮ふや粘膜によいビタミンB2、ストレスをやわらげる働きのあるパントテン酸そして、貧血を予防し、細胞の生まれ変わりや、新しい赤血球をつくり出すために欠かせないビタミンである葉酸を含みます。 また、骨や歯を構成するのに必要なミネラルであるカルシウムやリン、マグネシウムなどを含みます。 このような、栄養豊かな金山寺みそを今日は、豚肉につけて焼きました。 とてもおいしかったです。「ごちそうさまでした。」
6月24日(木) こどもパン、牛乳、タラフライ、枝豆入りファイバーサラダ、レンフォアタン 枝豆の旬は7月から8月です。 初夏から秋にかけての出荷が多く、真夏にピークをむかえます。 この時期が一番美味しいときですが、3月頃から温室ものが出始め、寒い時期を除いてほぼ年間を通し出回っています。 冷凍品も多く使われています。 枝豆は、大豆を未成熟で青い間に収穫し、食用にするものです。 枝豆という植物が大豆と別に存在する訳ではなく、一般的な大豆と同一のものであり、収穫時期や調理・加工方法が異なるだけです。 ただし品種としては、成熟させて大豆として収穫するのに適したもの、未成熟時に枝豆として収穫するのに適したものがあります。 これから、旬を迎えおいしい枝豆が食べられます。 大豆は「畑の肉」ともいわれるほど栄養価が高い食材として知られていますが、枝豆も同様にタンパク質が豊富です。 栄養豊かな枝豆をおいしくいただきましょう。
6月23日(水) カレーライス、牛乳、雑穀パフサラダ、ヨーグルト 「パフ」とは、英語では 「フワッと膨れたもの」という意味があります。 パフの原料となるのは米類や雑穀類が中心で、生のままでは食べることが難しい固い食べ物を柔らかくする加工します。 パフ加工といえば、白米から作られるポン菓子が有名でしたが、現在はシリアル食品、ふりかけ、パフを含有させたクランチチョコレートなど、様々な加工食品に使用されています。 今日の雑穀パフは、もち玄米、はだか麦、うるち玄米、胚芽押し麦、もち麦、もち黒米、もち赤米、もちきび、はと麦、とうもろこし、ひえ、もちあわ、黒大豆、大豆、小豆が使われています。 今日は、この雑穀パフとにんじん、きゅうり、こまつなと一緒にサラダにしました。おいしくいただきました。
6月22日(火) ごはん、牛乳、さばの七味焼き、切り干し大根の和え物、のっぺい汁 今日は、図書コラボ献立です。 絵本「やきざかなののろい」から、「さばの七味焼き」を紹介します。 やきざかなが大嫌いな主人公のぼく、 夕食のやきざかなにうんざりしながら、食べているふりをするぼく、 食べ散らかして、おかあさんにおこられるぼく、 その日、お風呂に入っていると、食べ散らかしたやきざかなが、お風呂に入ってきて、そのまま、ぼくのふとんに潜り込みました。 次の朝、起き上がっても、やきざかなは、ぼくから離れません。 「きらわないでくれ~    ちゃんと食べてくれ~  」と やきざかなは、しつこく ぼくに、つきまとってきます。 のらねこに助けられ、いっしょに食べているうちに、ぼくは、やきざかなが すきになりました。良かった。良かった。 みなさんも、やきざかなはおいしいですから、食べましょうね。 この絵本は図書室にありますので、読んでみてください。 今日もおいしく召し上がってください。
6月21日(月) ラーメン、牛乳、揚げぎょうざ、小松菜とコーンのソテー ラーメンとは、中華麺とスープを主とし、チャーシュー、メンマ、味付け玉子、刻み葱、海苔などを具とした麺料理です。別名は中華そばおよび支那そば、南京そばとも言われます。日本では、幕末~明治時代に開国された港に出現した中華街に中華料理店が開店し、大正時代頃から各地に広まっていったようです。 ラーメンは、麺、汁、トッピングなど様々な種類があります。 日本の地方独特の食材が入る、地方の好みの特徴のあるラーメンも種類は豊富です。 今日のラーメンは、具に焼き豚、メンマ、ねぎ、たまねぎ、にんじん、にら、チンゲン菜、にんにく、きくらげが入っています。 スープは、豚骨と鶏ガラでとりました。「いただきます。」
6月18日(金) ごはん、牛乳、ゼリーフライ、えごま和え、つみっこ 今日は食育の日の献立で「埼玉県の郷土料理」ゼリーフライとつみっこを紹介します。 埼玉県では、毎年6月を食育月間、6月と11月を彩の国ふるさと学校給食月間と定めています。 これを受け、ふるさとへの愛着を深められるよう、地元の食材や郷土 食をできるだけ工夫して給食に取り入れています。 今日は埼玉県の郷土料理です。養蚕・機織りで知られる本庄地方では、古くから仕事の合間などに食べられてきた庶民の味わいのひとつに「つみっこ」があります。「つみっこ」とは、『つみとる』を言い表した本庄地方の方言です。埼玉県は昔から小麦の栽培が盛んです。 小麦粉を水で練ったものを手でつみとるようにちぎって鍋に入れたことから、桑の葉をつみとる様子になぞらえて「つみっこ」と呼ばれるようになったそうです。 また、行田地方の郷土料理の「ゼリーフライ」は、ゼリーフライはおからを主としたものをパン粉などの衣を使わずに素揚げしたコロッケの一種です。 名前の「ゼリー」はゼラチンで固めた菓子の「ゼリー」ではなく、形状や大きさが小判に近いことから、銭フライが「ゼリーフライ」に変化したとされています。 今日もおいしく召し上がっください。
6月17日(木) ごはん、牛乳、凍り豆腐のカップ焼き、きんぴらごぼう、治部煮 治部煮は、鴨肉もしくは鶏肉などを煮た料理で、加賀藩の時代から親しまれている石川県金沢市の代表的な郷土料理です。 発祥は諸説あり、キリシタン大名の高山右近が宣教師から教わり加賀藩に伝えたという説や豊臣秀吉の兵糧奉行として従事した岡部治部右衛門が朝鮮から伝えたという説、漂流したロシア人が伝えたという説などさまざまです。 また、「じぶ煮」の名の由来についても定説がありません。岡部治部右衛門の「治部」や「じぶじぶ煮る」のじぶじぶに由来しているなど、さまざまな説があります。 鴨肉もしくは鶏肉をそぎ切りにして、小麦粉をまぶし、だし汁に醤油、砂糖、みりん、酒をあわせたもので肉、麩、しいたけ、青菜を煮て作ります。肉にまぶした粉がうまみを閉じ込めると同時に、汁にとろみをつき、白いごはんに合うおかずです。ごちそうさまでした。
6月16日(水) 黒パン、牛乳、ハーブチキン青菜とエリンギのソテー、ミネストローネ ハーブとは、料理のスパイスやお茶、保存料など様々な形で私たちの生活の中に根付いている植物です。 食用の世界では、「香辛料」とも呼ばれ、この中で茎、葉、花を利用するものを「ハーブ」、それ以外の部位を利用するものを「スパイス」と定義しています。 種類は、多くあり、ミント、タイム、バジル、ローリエ、パクチー、ルッコラ、ローズマリーがよく知られています。 今日は、バジルを使って、鶏肉を焼きました。 味はどうですか? 今日もおいしく召し上がっください。「おいしかったです。」
6月15日(火) ごはん、牛乳、ハムカツ、磯香和え、五目煮 ハムカツは、切ったハムに小麦粉・卵・パン粉をつけて揚げたカツレツでです。 カツレツという名前はもともと、フランスの「コートレット」が由来とされています。本来、コートレットとは仔牛や羊、豚などの骨付き肉のことを指しますが、パン粉をつけて調理したものも同様にコートレットと呼んでいます。コートレットは英語で「カットレット(cutlet)」となり、これが変化してカツレツと呼ばれるようになったようです。 かつて、コートレットには仔牛の肉が使われていましたが、現在では手に入りやすい豚肉や鶏肉やハムで作られるものもあります。 煮ているものに、フライがありますが、カツレツとフライの違いは、カツレツが肉類を揚げたものに対して、フライは魚介類や野菜などを揚げたもののことを指します。 ハムカツは「ハム勝つ」の語呂合わせで、北海道日本ハムファイターズのファンの間では、験担ぎの食べ物として浸透しているようです。 北海道日本ハムファイターズのファンの人は、牛島小にはいるでしょうか? おいしく給食調理員さんが、全校児童の分、490枚油で揚げてくれました。 「いただきます。」
6月14日(月) 鶏肉とごぼうのピラフ、牛乳、かぼちゃのグラタン、パリパリサラダ、ももゼリー かぼちゃの、旬は夏で、8月から10月にかけてが最盛期です。 長期にわたって保存できるので重宝します。カボチャは、日本カボチャと西洋カボチャの2種類に分けられます。  メキシコ原産の日本カボチャは、高温地帯での栽培が適した種類。日本には16世紀にポルトガル船によって九州に渡来しました。その際、カンボジア産の野菜だと伝えられたことから「カボチャ」と呼ばれるようになったといわれています。  一方、ペルー原産の西洋カボチャは寒冷地帯に適しています。日本へは19世紀ころ、アメリカから伝えられ、北海道を中心に分布しました。いまでは「栗カボチャ」とも呼ばれ、こちらのほうが主流になっています。 カボチャの特徴といえば、なんといってもカロテンが豊富に含まれていることです。  カロテンは体内でビタミンAにかわって肌や粘膜を丈夫にし、感染症に対する抵抗力をつけます。 今日は、給食調理員さんが、おいしいかぼちゃのグラタンを作ってくれました。「ごちそうさまでした。」
6月11日(金) 春日部焼きそば、牛乳、鶏肉の梅みそ焼き、きゅうりのナムル 春日部焼きそばは、春日部市のB級グルメです。 今日の献立のテーマは、入梅です。 入梅は、梅雨入りの時期に設定された雑節です。梅雨は春から夏へと移るための大切な季節です。 「梅雨」「入梅」の語源でもあるように、この時期は梅が実ります。昔から梅は三毒(食べものの毒・血液の毒・水の毒)を断つといわれる健康食です。 今日は、 ねり梅、みそ、清酒、みりんで合わせみそを作り、鶏肉ののせて焼きました。 「ごちそうさまでした。」
6月10日(木) ごはん、牛乳、鮭のマヨネーズ焼き、おかか炒め、筑前煮 筑前煮は、鶏肉、戻した干し椎茸、こんにゃく、たけのこ、ごぼうなどを一口大に切って油で炒め、甘辛く煮た料理です。 白いごはんにぴったりの、おかずだと思います。 福岡県の北部・西部の筑前地方の郷土料理です。 具材を「油で炒めてから煮る」という作り方が、筑前地方独特のものであったことが、名前の由来だとされています。 全国の学校給食で郷土料理として供されるようになったことから徐々に全国各地に浸透し、今や日本の家庭料理の定番となりました。 「煮しめ」、「がめ煮」、「うま煮」など、似ている煮物があります。 きょうもおいしく召し上がってください。
6月9日(水) キムチチャーハン、牛乳、彩の国ねぎ塩まんじゅう、大豆もやしのナムル、フルーツ杏仁 キムチは、白菜などの野菜と、塩・唐辛子、魚介塩辛、ニンニクなどを主に使用した韓国の漬物のことをいいます。 白菜のものが代表的で、一般的にはこれをさすことが多いです。 もともとは、朝鮮半島の厳寒期に備えた保存食であり、野菜を塩漬けしたものからはじまりました。 唐辛子の強い刺激、野菜の甘味、乳酸発酵による酸味・うま味と塩辛さが複雑に混じり合った風味が特徴です。 キムチは発酵食品であり、乳酸菌やビタミンが豊富です。 このキムチを使って、今日はごはんと一緒にキムチチャーハンにしました。 唐辛子は控えめのキムチを使っていますが、味はどうでしょうか。 今日もおいしく召し上がってください。
6月8日(火) 焼きカレーパン、牛乳、ジャーマンポテト、卵スープ ジャーマンポテトは、ドイツ料理と思われることも多いが、ドイツにはいわゆる「ジャーマンポテト」はありません。 ドイツで類似した料理には「ベーコン+ジャガイモ」という意味の料理はありますが、違うものです。 「ジャーマンポテト」のおもな材料は、じゃがいもです。 諸説ありますが、じゃがいもは、日本には1598年にオランダ人によって持ち込まれたようです。ジャワ島のジャガタラを経由して長崎へ伝来したため、ジャガタライモと言われましたが、それが短縮されジャガイモとなったそうです。 江戸時代後期の18世紀末にはロシア人の影響で北海道・東北地方に移入され、飢饉対策として栽培されたそうです。 本格的に導入されたのは明治維新後で、北海道の開拓に利用されました。 当初は西洋料理の素材としての需要でしたが、徐々に肉じゃがなどの日本の家庭料理にも、取り入れられるようになっていきました。 炭水化物がほとんどであり、芋類の中でも特にビタミンCが豊富に含まれ、様々な栄養素が豊富です。 日本では、家庭料理にかかせないもので、肉じゃがや粉吹芋、ポテトサラダ、いももちなど、じゃがいもを主な食材とする料理がある他、カレー、シチュー、グラタン、おでん、味噌汁などの具にも広く用いられます。 給食でもよく使います。 「ジャーマンポテト」、おいしくいただきました。「ごちそうさまでした。」
6月7日(月) ごはん、牛乳、いわしのかばやき、青菜とかんぴょうの和え物、磯煮 いわしは、海水魚で、沿岸性の回遊魚です。遊泳能力が高く、群れで行動します。全長は成魚で10cm–30cmほどです。体は細長く、断面は円筒形ないしやや縦長です。背が青く、腹が白く、赤身の青魚です。 いわしの語源については各説あり、陸に揚げるとすぐに弱って腐りやすい魚であることから「よわし」から変化したとの説は、よく知られています。 イワシは脂肪分が多く、魚のなかでは高カロリーです。カルシウム、ビタミンDが多く含まれています。健康に良い魚です。 ほぼ1年を通して市場に出回っていますが、梅雨に入ってから旬を迎える夏の魚です。 今日は、開いたいわしに、澱粉をつけて油で揚げました。 そして、砂糖・醤油・酒でたれを作って、かけました。 よくかんで、召し上がってください。
ハヤシライス、牛乳、小松菜と春雨のソテー、ミルクゼリー 牛島小学校のハヤシライスの人参は、ハート型です。 給食調理員さんが、人参をハート型にぬいてくれています。 春雨ってなんでしょう。 春雨とは、リョクトウ(緑豆)から作るものと、じゃがいもやさつまいもを原料として作られるものがあります。 乾燥食品である春雨は、西暦1000年前後には中国で作られていた食品です。 日本には、禅宗の精進料理の材料として、鎌倉時代に伝来したと言われています。春雨は乾燥したままでは、食べるのに向かないので、食べるためには何らかの調理をします。一般的なのは、水か湯で少し戻してから加熱し、煮物や炒め物にすることが多いです。また、戻したものを春雨サラダのような和え物料理にも使います。 輸入されている春雨の原料が緑豆なのに対し、国内で生産されている春雨は芋類のでんぷんが主原料です。 さつまいもやじゃがいもなどのでんぷんで作り、国産のもののほうが値段も高い傾向にあります。 給食で使っている春雨は、じゃがいもから作った春雨に日本で作られたものをいつも使っています。 今日は、春雨をお湯でゆでて、小松菜・キャベツ・とうもろこし・ベーコンと一緒に油で炒めて、塩・コショウ・コンソメで味付けをしました。 今日もおいしく、召し上がってください。
6月2日(水) 赤米ごはん、牛乳、鶏肉のから揚げ、えのきたけのおひたし、味噌汁 今日の赤米は、春日部市豊野地区で収穫した赤米です。 日本に最初に伝わって来た時の米は、今私たちが食べているような白米でなく、米の表面が赤い色をした赤米だといわれています。今からおよそ2,500年前、縄文時代の終わりころでした。弥生文化が始まるきっかけになったともいわれています。  赤米が作られ始めると、米はたいへんなごちそうになりました。 古代人はこれを神様に供えて、祝い事の時にしか食べませんでした。 この風習は現代まで伝えられ、今でもおめでたいことがあると、小豆で赤く染めたごはん、いわゆる赤飯を炊きます。 小豆入り赤飯は、赤米ごはんに色と味を似せるために、小豆の赤色を代わりに使っています。 赤米は、ビタミンB2やミネラルが豊富で、中国では、赤米や黒米を食べると長生きをするといわれていて、病気の時や体が弱い人は、進んで食べていたそうです。  赤米の現在の利用法は、おかゆ・赤飯にして食べる「古代食」のほか、赤米をついてモチにしたり、赤米を粉にして、うどん・だんご・まんじゅう・パン・クッキーなどの材料にしたり、色つきの日本酒の材料にしたりしています。  春日部市では、この赤米でお菓子のドーナツや、ビールなどを作っています。 今日もおいしくいただきました。「ごちそうさまでした。」
6月1日(火) スパゲッティミートソース、牛乳、小松菜とじゃこのサラダ、きな粉チーズ蒸しパン パスタといえばイタリアのイメージですが、スパゲティナポリタンと同じ、スパゲッティミートソースは日本で考えた料理です。 明治14年に開業した新潟県新潟市のレストラン「イタリヤ軒」が、日本初のスパゲッティミートソースの提供者であるとする説や、東京・銀座の「煉瓦亭」のオーナーが、大正時代に考えたという説があります。 スパゲッティミートソースは日本で考えた料理とは、ちょっと意外ですね。 豚肉・人参・玉ねぎ・トマト・にんにく・マッシュルーム・セロリ・パセリ・チーズを使って、油・砂糖・小麦粉・コンソメ・トマトケチャップ・塩・こしょう・中濃ソースを使って、作りました。沢山の材料を使いました。 給食調理員さんが、おいしく作ってくれました。 「ごちそうさまでした。」