令和4年度の給食
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11月30日(水) ごはん、牛乳、酢豚、野菜サラダ、華風コーンスープ 酢豚とは、下味をつけた角切りの豚肉を用い、衣をつけて油で揚げ、甘酢あんをからませた中華料理です。 日本の中華料理店では「酢豚」は一般的なメニューとなっている事が多く、一般家庭で作る事もあり、レトルトパックや調味料パックの他に弁当屋のメニューとなっている事も多いほど、なじみある料理です。 広東料理店が多い欧米でも人気が高く、世界範囲で有名な中華料理の一つである。 酢豚は日本で付けられた名称です。 白いごはんに合う料理です。 中に使っている、ピーマン、しいたけが苦手という人も多いと思いますが、残さず食べてほしいです。 給食調理員さんが、一生懸命に作ってくださいました。 おいしくいただいてください。
11月29日(火) ごはん、牛乳、メヌード、パンシット、バナナキュー 今日の献立は、ALTのアンさんの国、フィリピンの料理を紹介します。 まず、メヌードです。祭りや祝いの時に食べる有名な料理です。 簡単に用意できます。じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、パプリカと豚肉などを使いトマトソースとケチャップで味付けしてあります。 パンシットは、フィリピン版焼きそばのようなものです。誕生日の時にはよく食べます。春雨、豚肉、白菜、小松菜、エビなどを醤油味で炒めています。 バナナキューは、フィリピンで人気のあるデザートです。簡単に作ることができます。スライスしたバナナを黒砂糖に付けてから、油で揚げました。フィリピンには、10種類以上のバナナがあり、そのまま食べるだけでなく、料理して食べる方法が色々あります。みなさんは、料理したバナナを食べたことがありますか?今度会ったときに教えてください。 フィリピン料理をどうぞ召し上がってください。
11月28日(月) キャロットパン、牛乳、かぼちゃのホワイトソース焼き、キャベツとじゃこのサラダ、じゃがいものカレー煮 キャベツとじゃこのサラダのじゃこってなんでしょう。 白い小魚「しらす」はイワシの稚魚の総称で、カタクチイワシやウルメイワシの稚魚を主な原料として、塩水で煮沸(釜揚げ)した後、乾燥させた製品が、その姿形から「ちりめん(縮緬)」または「ちりめんじゃこ(縮緬雑魚)」と呼ばれています。 乾燥度が低いほど、軟らかく、食べやすいですが、日保ちが短いのが欠点です。一方、乾燥度が高いと固めとなりますが、日保ちは良くなり、うま味も凝縮されます。また、食べる量(グラム数)が同じでも栄養価の摂取量にも違いが出て来ます。 カルシウム、ビタミンDなど豊富に含まれ、健康に非常に優しい食品です。 成長期のみなさんに、ぜひ食べてほしい食品です。 キャベツとじゃこのサラダ、残さず召し上がってください。
11月25日(金) 鮭わかめごはん、牛乳、豚肉のアップルソース焼き、ごま和え、磯煮 鮭わかめごはんのわかめは、ミネラルやビタミンが豊富に含まれています。 そのため、発育盛りの子供にとって大切な食品です。 お味噌汁やサラダなど、普段の食卓に登場する機会も多い「わかめ」。使い勝手もよく、便利な食材です。 わかめは、古く縄文時代から食べられてきました。 わかめの最大の漁場は岩手県や宮城県の沿岸部、三陸地方です。 四国の鳴門海峡や三重県の伊勢湾もわかめが豊富に取れ、3大名産地と言われています。 給食調理員さんがおいしく、鮭わかめごはんを作ってくださいました。 残さず召し上がってください。
11月24日(木) さきたまボールパン、牛乳、ささみのコーンフレーク揚げ、三色野菜のマリネ、かぼちゃのスープです。 今日は、11月の図書コラボ献立です。 絵本「かぼちゃスープ」から、かぼちゃのスープを紹介します。 森の中の家に「ネコとリスとアヒル」の3びきがいっしょにくらしていました。 3びきはとっても仲良しです。 毎日、同じ手じゅんで作るかぼちゃスープは世界一の味です。 ざいりょうを切るのはネコ、かきまぜるのはリス、味つけはアヒルと、ぶんたんが決まっています。 ところがある朝、アヒルがスープをかきまぜると言い出して、みんながおこって大げんかになりました。とうとうアヒルが家を飛び出してしまいました。 残されたネコとリスはしんぱいしてそわそわ、かなしいきもちで森の中をさがし回ります。しょんぼりして帰ると温かいあかりが家にともっています。 「アヒルが帰ってきた!」よろこびの3びきでだきあいました。そしてまた3びきでおいしいかぼちゃスープを作って楽しい時間をすごしました。よかった、よかった。世界一のかぼちゃスープは、この3びきでしか作れないのかもしれません。 この本は、図書室にありますので、みなさんぜひ読んでください。 給食調理員さんの作ってくれた「かぼちゃのスープ」もおいしくできました。 残さず、召し上がってください。
11月22日(火) ごはん、牛乳、ぶりの照り焼き、春菊のゆず風味和え、すいとん 日本でぶりは出世魚にあたり、成長に合わせて名前が変わります。地域によって異なりますが、関東での呼び方は「モジャコ(稚魚)」→「ワカシ(35センチまで)」→「イナダ(35~60センチ)」→「ワラサ(60~80センチ)」→「ぶり(80センチ以上)」の順に成長します。 天然の大物、ぶりが美味しくなる旬の時期はたっぷりと脂を蓄え南下する12月~2月の冬が旬。この時期のものは「寒ぶり」と呼ばれ非常に人気が高い。この時期は主に日本海側で沢山穫れ、太平洋側では少し遅れ2~3月に多く水揚げされます。 ぶりやハマチは青魚と呼ばれる中でも非常に栄養面で優れた魚の一つです。良質なタンパク源である事はもちろんですが、それ以外にも身体に必要な栄養成分が多く含まれているので、おいしく食べて健康な体を維持するのに役立ってくれる魚です。 旬のぶりをおいしくいただきましょう。
11月18日(金) スパゲティきのこソース、牛乳、ツナと大豆のサラダ、しゃくし菜まん、みかん 今日のしゃくし菜まんに使っている、「しゃくし菜」とは「体菜」のことであり、明治初期に中国から伝来し、秩父地方では古くから栽培している伝統野菜の一つです。 葉っぱの形が「杓子(しゃくし)」に似ていることから「しゃくし菜」と呼ばれています。 8月末から9月上旬に種まきをして、10月末から11月に収穫し、漬け込みます。シャキシャキとした食感で歯ごたえのある漬け物です。漬け物として食べる他、炒めたりまんじゅうのあんとしても利用されています。 今日はそのしゃくし菜を、小麦粉でつくったふわふわの生地で包みました。 おいしく召し上がってください。
11月17日(木) ねぎめし、牛乳、ゼリーフライ、彩の国サラダ、ねじ 今日は、埼玉県の郷土料理を紹介します。 「ゼリーフライ」は、じゃがいも、おから、ねぎなどをよく混ぜあわせ小判型にして素揚げにした行田市の郷土料理です。 その名前の由来は、小判型をしていることから『銭(ぜに)フライ』と呼ばれ、それがなまって「ゼリーフライ」となりました。  また、「ねぎめし」は、川越近隣の郷土料理です。 新米と同時期に収穫される野菜を使った伝統料理です。 忙しくても手軽にでき、醤油も生産していた地方特有の料理になります。 秩父郡の小鹿野町がルーツの「ねじ」は、らせん状にねじった短いうどんに小豆あんを和えた郷土料理です。 お汁粉のようなゆるいあんを使うこともあり、その場合は「小豆ぼうとう」と呼ばれます。小麦栽培が盛んな秩父地域ならではの家庭料理ともいえます 埼玉県の郷土料理を、味わっていただきましょう。
11月16日(水) ごはん、牛乳、鮭のごまマヨネーズ焼き、白菜のおひたし、豚汁 豚汁は、豚肉と野菜を煮込んで味噌で調味した日本の料理です。具が多く、豚肉が入っている味噌汁です。 似ている汁物に、けんちん汁があります。 豚汁とけんちん汁の大きな違いは「けんちん汁に使う具材は、一度油で炒めている」ということです。 両方とも、ごぼうなど灰汁の強い根菜などを複数種使い、味噌で味付けし、しょうがやねぎの薬味を添えるので風味も良く、単に汁ものとしてだけでなく、主菜にもなり得るという点で、広く好まれて食べられています。 元々、けんちん汁は精進料理のため、だしも昆布としいたけから取り、豚肉なども加えられません。 ちなみに、豚汁を関東では「とんじる」、関西や東北、九州の一部では「ぶたじる」と呼ぶことが多いということです。 今日もおいしい豚汁を給食調理員さんが作ってくださいました。 残さずいただきましょう。
11月15日(火) 赤飯、牛乳、えびの天ぷら、お祝いおひたし、お祝いすまし汁、紅白ゼリー 今日は牛島小学校、開校48年をお祝いする献立です。 お祝いにちなんだ献立を取り入れました。 【赤飯】 は、日本では昔から、お祝いの時には赤いものを食べるという習慣がありました。赤いものは、悪いことを追い払うと言われているためです。【えびの天ぷら】は、縁起(えんぎ)の良い食べ物として知られている「えび」を天ぷらにしました。縁起(えんぎ)が良いと言われる理由は、➀つめ えびの長いひげと曲がった腰が長生きの象徴とされている。 ➁つめ えびは脱皮を繰り返して成長する。新しく生まれ変わることをイメージさせてくれる。 ③つめ えびは色が赤いことで、悪いことを追い払うと言われている。ということからです。【お祝いすまし汁】は、汁の中には、「祝」の文字のある「なると」を使用しています。【紅白ゼリー】は、おめでたい事に使う「紅白」をイメージして、「紅」をクランベリージュース、「白」を牛乳を使ってを手作りのゼリーを作りました。みんなで、牛島小学校の開校をお祝いしましょう。 今日もおいしく召し上がってください。
11月11日(金) ごはん、牛乳、甘辛トンカツ、青菜とかんぴょうの和え物、のっぺい汁 のっぺい汁は、新潟県の郷土料理として知られています。 しかし、現在では新潟県だけにとどまらず、熊本県や島根県など全国各地で「のっぺい汁」や「のっぺい」といった名前で親しまれて食べられています。 昔ののっぺい汁は残り物の野菜を使ったり、野菜の皮やヘタなどの捨ててしまうような部分を、炒めて煮込んで作られていました。 現在ののっぺい汁の使用する食材に決まりはありませんが、根菜や鶏肉などの、食材を使って作られることが一般的です。新潟県では鮭を入れる地域があるほか、イクラを使った豪華なのっぺい汁も食べられています。 味付けは、醤油と出汁が中心の優しい味になっています。 様々な根菜が旬を迎える秋ごろになると、のっぺい汁が食べられている地域では根菜を複数使ったのっぺい汁を食べて体を温めたくなる人が増えるようです。 なお、のっぺい汁は汁物ではなく煮物のため、冷やして食べても美味しいという人も多いです。 今日もおいしく召し上がってください。
11月10日(木) チャーハン、牛乳、いかのヤンニョムカンジャンかけ、大根サラダ、中華スープ いかのヤンニョムカンジャンかけの「ヤンニョムカンジャン」は醤油、葱、ニンニクなどを混ぜた韓国の合わせ醤油のことです。 韓国料理のチヂミ(ジョン)やギョーザなどのつけダレに使われる定番の薬味になります。 今日はいかにヤンニョムカンジャンをかけました。 今日は、いかを使いましたが、魚や肉にもあいます。 チャーハン、大根サラダ、中華スープと一緒においしく召し上がってください。
11月9日(水) ハヤシライス、牛乳、ミモザサラダ、マスカットゼリー 牛島小学校のハヤシライスの、人参はハート型です。 給食調理員さんの心のこもった、おいしいハヤシライスです。 ハヤシライスは、明治時代に日本で独自に生み出された洋食メニューです。 薄切り牛肉とタマネギを、ドミグラスソースで煮たものを米飯の上にかけた料理で、近畿地方ではハイシライスとも呼ばれているようです。 地域によっては牛肉を豚肉で代用したり、マッシュルームやその他の具材を加えることもあります。 カレーライスなどと同様に、即席の固形ルーや温めて米飯にかけるだけで食べることのできるソースが市販されているので、家庭でもなじみの料理になっていると思います。 給食では、豚肉、玉ねぎ、じゃがいも、マッシュルーム、トマトなどを材料に使っています。 今日もおいしく召し上がってください。
11月8日(火) 藤の牛島パン、牛乳、鶏肉のから揚げ、お魚オムレツ、花野菜のアーリオオーリオ、春雨のソテー、ミニトマト 今日は、青空給食です。 給食調理員さんの愛情たっぷりの、お弁当タイプの給食です。 主食は、藤の牛島パン、飲み物は牛乳 主菜は、鶏肉のから揚げ、お魚オムレツ 副菜は、花野菜のアーリオオーリオ、春雨のソテー、ミニトマトです。 黙食ですが、いつもと違う仲間と笑顔でいただきましょう。
11月7日(月) きつねうどん、牛乳、野菜の天ぷら、桜えびと小松菜の炒め物 今日の野菜の天ぷらは、さつまいもとれんこんの天ぷらです。 私たちになじみのある天ぷらは、魚介類や野菜等の食材を、小麦粉を主体とした衣で包み、油で揚げて調理する日本の料理です。 この天ぷらは、室町時代に、鉄砲の伝来とともにポルトガルから伝わったと言われています。 そのころの日本は、油は大変貴重なもので、調理の時に大量の油を使用する天ぷらは高級品で、めったに食べることはできない料理だったようです。 同じ揚げ物の「フライ」との違いは、調理の仕方にあります。 「フライ」が卵とパン粉(小麦粉を加える場合も)をつけて揚げるのに対し、「天ぷら」は卵と小麦粉をつけて揚げるようになっています。 給食調理員さんが、野菜のてんぷらをおいしく作ってくださいました。 おいしくいただいてください。
11月4日 とりごぼうピラフ、牛乳、白身魚の香味焼き、切り干し大根のサラダ、チンゲン菜のスープ、春日部ブルーベリーゼリー 今日のブルーベリーゼリーは、名前から、地元春日部で生産されたブルーベリーを使って作りました。 ブルーベリーは、全国で栽培されていますが、長野県が最も多く全国の2割を生産しています。しかし、最近、春日部市でもたくさん生産するようになりました。 夏が旬で、主に6月から8月に収穫され、7月頃に出荷のピークをむかえます。 輸入品も多く、アメリカ、ニュージーランド、チリ、オーストラリアなど産地を変えながら通年安定して入荷されています。 今日のブルーベリーは、ハイブッシュブルーベリーという品種です。 ブルーべリーの注目成分はやはり「アントシアニン」です。目の疲労をやわらげ視力低下を防ぐとともに、視力を向上させる働きが期待されています。 食物繊維も、豊富に含まれています。 夏に収穫した、おいしいブルーベリーで作ったゼリー、笑顔でいただきましょう。
11月2日(水) ごはん、牛乳、鶏肉の塩こうじ焼き、きんぴらごぼう、大根と豚肉の煮物 きんぴらごぼうは、日本食の惣菜の一つです。 繊切りまたは笹がきにしたゴボウを主に砂糖・醤油を用い甘辛く炒めたものです。 きんぴらの語源は、江戸の和泉太夫が語り始めた古浄瑠璃(こじょうるり)のひとつ『金平浄瑠璃(きんぴらじょうるり)』の主人公 坂田金平(さかたのきんぴら)の名前に由来すると言われています。 坂田金平は坂田金時(さかたのきんとき)(金太郎のこと)の息子という設定で、非常に強くて勇ましい武勇談として語られていました。 ごぼうの歯ごたえや元気がでるところ、また唐辛子の強い辛さが、坂田金平(さかたのきんぴら)の強さに通じることから、「きんぴらごぼう」という料理名が生まれたようです。 給食では、にんじん、ごぼう、さつま揚げ、小松菜の材料を使いました。 辛いと食べにくいので、唐辛子は使っていません。 白いご飯のおかずとして、合いますね。 おいしく召し上がってください。
11月1日(火) ごはん、牛乳、二色コロッケ、磯香和え、ピリ辛味噌汁 今日は、二色コロッケのお話をします。 日本の洋食の定番メニューである「コロッケ」。 大正期には、カレーライスやとんかつとともに、三大洋食と呼ばれた「コロッケ」は、中に入れる具材の違いなどで様々な種類があります。 コロッケは、フランスのcroquette(クロケット)、オランダのkroket(クロケット)が起源とされています。 西洋からもたらされたクロケットが、日本では「コロッケ」と呼ばれるようになったとされています。 今日は、定番のじゃがいものコロッケと、かぼちゃのコロッケの二種類のコロッケです。 この献立のアイデアは、校長先生の「コロッケの食べ比べの献立もおもしろいね。」というご意見から、実現しました。 コロッケは、外見から区別できるように、かぼちゃのコロッケには、衣に黒ゴマをまぶしてみました。 みなさんは、どちらのコロッケがお好みですか? 給食調理員さんが、腕を振るって作ってくれました。 おいしく召し上がってください。