2025年11月の記事一覧
知的書評合戦!ビブリオバトル
11月2日(日)、武里図書館との共催事業による「ビブリオバトル」を開催しました。
ビブリオバトルとは、ゲーム感覚で楽しむ書評合戦です。バトラー(発表者)がおすすめ本を5分間で紹介し、それを聞いていた観覧者からの質疑応答をおこないます。その後、バトラーと観覧者全員が「一番読みたくなった本」に1票を投じて「チャンプ本」を決定するものです。
今回、バトラーとして応募してくれた中学生2名、高校生1名、一般(成人以上)1名の計4名の方です。
発表前の緊張する中、くじ引きによる発表順を決定 その後、みなさんの意気込みや心境、自己紹介などをおこないました。
年齢幅が広く、紹介される本のジャンルも多様なこの4名で、熱いバトルが始まります。
【バトラー紹介】(発表順)
「ヒッチコック トリュフォー 映画術」山田宏一、蓮實重彦 訳
「変化球男子」M・G・ヘネシー 著、杉田七重 訳
「ツナグ」辻村深月 著
「動物城2333」荷午/王小和 著、島田荘司 訳、阿部禾律 下訳
誰しも自分の思いを伝えることは、とても緊張しますよね! 限られた時間内で思いを伝えきれない人や時間を余し言葉探しを続けてしまうなど、バトラーの緊張度合いが伝わってきました
それでも、バトラーからの熱い言葉に共感した観覧者がうなづく様子も見てとれました
すべてのバトラーの発表が終了し観覧者の投票が行われ、いよいよ「チャンプ本」の発表です
今回のチャンプ本は、「動物城2333」
に決定です
[優勝者には賞状と記念品が贈られました]
他のバトラーも大健闘されました! 本に対する情熱や感受性の高さがとても感じられ、すごく良かったで~す!
ビブリオバトルの特徴には、「人を通じて本を知る。本を通じて人を知る」をコンセプトに、参加者同士の交流も生まれます。今回、バトラーや観覧者のみなさんも新たな本の出会いと新たな人との出会いが生まれたらいいですね。
参加されたみなさん! ありがとうございました