2025年9月の記事一覧
令和7年度 子ども大学かすかべ入学式・1日目講義
【令和7年度「第14期 子ども大学かすかべ」が始まりました】
子ども大学は、こどもの学ぶ力や生きる力を育み、地域で地域のこどもを育てていくことを目的として、大学の先生や地域の専門家等が講師となり、こどもの知的好奇心を刺激する講義や体験活動を行う事業です。
春日部市では平成24年度から、共栄大学、公益社団法人春日部青年会議所、春日部市教育委員会の3者で実行委員会を組織し、小学校4年生から6年生までの児童を対象に「子ども大学かすかべ」を開校し、今期で第14期目を迎えました。
9月6日(土)台風の影響が心配されましたが、当日は台風一過の晴天。「子ども大学かすかべ」のキャンパスとなる共栄大学で入学式が行われました。入学式では、須田学長兼実行委員会委員長から「大学の学びで大切なのは『なぜ?どうして?』といった疑問をもちながら、探究すること。そのことを意識し、子ども大学では『はてな学』『ふるさと学』『生き方学』の3つの分野での体験を、楽しく学んでください。」と歓迎の言葉をいただきました。
また鎌田教育長からは「今年度の学習テーマは『より良い未来を考えよう』。子ども大学での経験が、皆さんの『未来を創っていく主人公としての力』につながっていくことを期待します。」と30名の参加学生に激励の言葉が贈られました。
これを受け、学生代表の児童からは「『英語で世界を広げよう!』の体験が楽しみです。ここで学んだことをこれからの生活に生かしていきたいと思います。」と力強い抱負が述べられました。
入学式に続いての1日目の講義は「《ふるさと学・生き方学》『日本の伝統文化に触れ、国際社会での活躍に備えよう!』」。春日部市文化連合会の皆さんを講師に迎え、『民謡』『箏』『日本舞踊』『いけばな』『水引&押し花』の5つの体験プログラムから2つ選択し、学生一人一人が自分で選んだ体験活動を行いました。
どの体験活動においても、一生懸命取り組む学生の姿が印象的でした。このような機会がなければ、なかなか触れる機会がない『日本の伝統文化』。実際に体験する中で、伝統文化の素晴らしさと奥深さを学びました。
体験活動前にも学生や保護者に向け、それぞれの活動の歴史や基礎知識等、細かい部分まで丁寧に教えていただきました春日部市文化連合会の皆さん、ご協力ありがとうございました。
この後も、12月の修了式まで3日間の講義が予定されています。楽しみにしていてください。