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社会教育・生涯学習ブログ

令和5年度第12期子ども大学かすかべが始まりました!

 【令和5年度「第12期子ども大学かすかべ」が始まりました】

 子ども大学は、子どもの学ぶ力や生きる力を育み、地域で地域の子どもを育てていくことを目的として、大学の先生や地域の専門家等が講師となり、子どもの知的好奇心を刺激する講義や体験活動を行う事業です。

 春日部市では平成24年度から、共栄大学、公益社団法人春日部青年会議所、春日部市教育委員会の3者で実行委員会を組織し、小学校4年生から6年生までの児童を対象に「子ども大学かすかべ」を開校し、今期で第12期目を迎えます。 

入学式の集合写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 9月2日(土)、共栄大学の大教室で行われた入学式で、須田学長兼実行委員長は、「大学での学びは、「なぜ?どうして?」といった疑問をもちながら、調べ、考え、探究することです。先生方や共栄大学の学生と一緒に楽しく学んでください。」と入学生を歓迎しました。

 また鎌田教育長は、「これからの社会を作っていくのは皆さんです。これから出会う仲間とともに、自分の考えを伝えたり、仲間の考えを聞いたりして、学びあってください。」と激励の言葉を贈りました。

 これを受け、入学生代表児童は「どれも興味をひくプログラムばかりですが、大学の学園祭に参加できることが楽しみです。ここで学ぶことをこれからの生活に生かしていきたいと思います。」と力強く抱負を述べてくれました。

 

(子ども大学かすかべ学長あいさつ)      (教育長あいさつ)        (代表児童の言葉)

     

 

 今年度は「世界の平和を考えよう!」をテーマに、12月まで計4回のプログラムが予定されています。入学式と同日に実施された第1回目のプログラム「世界が平和になるためには」では、共栄大学国際経営学部 学部長の石塚勝美(いしづか かつみ)先生が登壇されました。

講義では、

・平和になるために戦争を止めることは大切だけれども、その前に戦争が起こらない社会の仕組みを作り出すことが大切であること

・その仕組みとは、世界の教育をよくしていく仕組み、食料不足のような貧しさをなくしていく仕組み、地球環境をよくしていく仕組みなどがあること

などをお話いただきました。 

 

 

 石塚先生からの「世界が平和であるために、日本に住む皆さんができることは何でしょう?」という問いかけに、共栄大学生のサポートのもと、児童たちが熱心に話し合う姿が見られました。  

      

 講義の中では、地図や数値の見方、その数値からわかることを見つけ出したり、今の自分たちにできることを話し合いで深めるなど、普段の学校の授業とは一味違った「大学」ならではの発見や気づきを味わうことができました。