市貝小ニュース

命の授業(6年生)

6年生は本日 学級活動で「命の授業」を助産師さん(相田助産所)の相田先生に行っていただきました。

「精子と「卵子」の出会い、出会った時の大きさは折り紙に針の穴で開けたものすごく小さな命、その上、相性もあるので、出会って命の元となるものが育っていくのは、ものすごく素晴らしいこと。(中には残念だけれども 育ちきれないで亡くなってしまう命もある現実を語ってくれました)

45億分の1の出会い、まさしく奇跡。出会って育っただけでもうすでに一人一人が選ばれし者でエリート。一人一人が素晴らしい存在!と語ってくださいました。

出会って2週間ぐらいの大きさ。小さいですね。

心臓が動いている様子。拡大されていますが、可愛い様子がわかります。

時には、おなかの中でへその緒が巻き付いてしまい、残念ながら世に生まれてこられないこともあるそうです。

何事も無く、この世に誕生できたのはすごいこと。「へ~。私たちってそんなにすごい中、無事に誕生できたんだ。私たち、僕たちってすごいかも。」と感じるエピソードをたくさん聞かせていただきました。

羊水の水の中にいた赤ちゃんがこの世に生まれてきて、「肺」呼吸に変わり、大きな産声をあげる瞬間、そんな赤ちゃんの産声を目をつぶって6年生は聞きました。想像よりもずっと大きな力強い声でした。思わず「すごい、大きい声。」とつぶやく6年生もいました。

無事にやっと生まれてきた赤ちゃん。大きさも重さもリアルな感触です。「首がぐらぐら・・・、ちょっと怖い。」「大丈夫、可愛いよ。」と抱っこしました。

みなさんもこんなに小さかったのですね。

参観していただいたお母さん方にも抱いていただきました。懐かしい感触(抱き心地)です。おもわず目を細めます。

大きく育った6年生も こんな大きさでこの世に生まれてきたのですね。

「命」はつながっていること、「私」「僕」の命も、お母さん、お父さん、そのまたおばあちゃん、おじいちゃん、その上の「ひいおばあちゃん」「ひいじいちゃん」・・・と ご先祖様から受け継いだ命・・・

最後に読み聞かせしてくださった本から、受け継いできた「命」について改めて素晴らしいと感じたようです。

自分たちが45億分の1の確立で巡り会った存在であること、自分たちがこの世に出る日を選んで、この世に生まれてきたこと、ご先祖様から受け継いできた命であること(できれば次に継承して欲しいこと)・・・そんな奇跡の存在である自分の命を大切に、(隣にいる友だちも、前に座っている友だちも、後ろに座っている友だちもみんなそんな奇跡の存在)というお話をいただきました。

本当に素敵な素敵な授業でした。お腹の中で大切に大切に育てた皆さんは、お家の人の宝物です。きっと改めて話を聞いた6年生はそのことを感じ取ってくれたのではないでしょうか。

相田先生、心があたたかくなる45分の真剣な授業、本当にありがとうございました。