校長室から
校長室から 3.18 感動的な卒業式
本日3月18日(金)は本校の卒業式でした。天候が少し心配されましたが、いいお湿り的な感じの弱い雨の中、厳粛で素晴らしい卒業式を実施することができました。私の式辞は自分でも長く感じたので少し申し訳ないなと思ったのですが、一言一言をうなずきながら聞いている様子があり、改めて6年生の素晴らしさが実感できました。これも、普段から取り組んでいる学び合いの成果の一つだと思いました。とても感動しました。数年後、それぞれに成長した子どもたちとあって話をしてみたいと思いました。
6年生の皆さん、今まで大きな感動をありがとう。中学校でのさらなる活躍を期待しています。
保護者の皆様には、学校教育に対し、御理解、御協力いただきたいへんありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
卒業式前の6年生の様子です。黒板にいろいろな寄せ書きが書いてありました。
校長室から 3.17 大きな地震がありました
昨日夜11時30過ぎに大きな地震が二度ありましたが、影響はどうでしたでしょうか。本校では目立った被害はなかったのですが、朝、水道が出なかったりということがありました。ひょっとすると、この後何かが出てくるかもしれませんが、まずは、通常通りに児童達が過ごせることをありがたく思っています。多くの地域で、停電や倒壊などの影響が出ていることがニュースで報じられています。被害に遭われた方や影響のあった多くの方にお見舞い申し上げます。
さて、本校では、明日卒業式を迎えます。式場となる体育館は、14日(月)に5年生が心を込めて準備してくれたものです。今朝、地震の影響を受けることなく、整然と並んでいました。東日本大震災のときには、いろいろな学校で影響があったので、今回は本当にほっとしています。
そして、今日、6年生は3月分の自主学習がんばり賞を取りに来てくれました。小学校でもらう最後のがんばり賞で、多くの児童がもらいに来てくれました。ほとんどの児童にノートを見せてもらったのですが、見方や色遣いを工夫している子、図や絵を効果的に描き込んでいる子、プリントを上手に貼っている子など様々で、これからの学習が期待できる児童ばかりでした。6年間での確かな成長を感じ取ることができ、とてもうれしい時間でした。今後の成長をがさらに期待できると感じました。
明日の卒業式、正直なところとても寂しいです。でも、今後の期待の方が大きいです。ちょっと天気が心配ですが、思い出に残るよい卒業式にしたいと思っています。
自主学習をがんばった6年生。中学校につながる、とてもよい学習でした。
校長室から 3.11 6年生からお手紙をいただきました
昨日10日(木)、6年生の代表者が校長室を訪れ、お手紙を渡してくれました。中には、6年生の代表の皆さんが書いてくれた、心温まる手紙が入っていました。私は、6年生の成長を思い浮かべながら、感慨深く読ませていただきました。改めて6年間の成長は大きいものだと感動しました。と同時に、もうすぐ卒業だと考えるととても寂しい思いがします。しかし、これからの期待の方が大きいことも確かです。精一杯の心を込めて送り出してあげようと思います。
ところで、今日は3月11日です。あの東日本大震災から11年になります。6年生は当時1歳頃だったんですね。まだまだ震災の影響が残っているのに、その記憶のない世代がどんどん育ってきています。あの記憶を風化させず伝えていく責任を感じました。
東日本大震災の影響を受けられた全ての方にお見舞い申し上げます。
手紙の表紙と裏表紙です。こちらも心のこもった作品でとてもうれしかったです。
校長室から 3.10 自主学習がんばり賞
1か月、家庭での自主学習を忘れずに提出した児童を対象に、「がんばり賞」として、小さな賞状を手渡しています。昨日9日(水)と今日10日(木)の2日間、2月分のがんばり賞を約140人に渡しました。その際、何人かのノートを見せてもらったのですが、上級生のノートは特に工夫されていて、図が書いてあったりプリントを貼ったりと、上手にまとめられていました。よいノートを紹介し、啓発を図った成果が現れていると思いました。この学習をきちんと続けることができれば、学力が向上すると思います。
「がんばり賞」が少しでも児童の励みになってくれるとうれしいです。
業間には5年生の1クラスが「がんばり賞」を受け取りに来てくれました。工夫されたよいノートでした。
校長室から 3.9 中学校は卒業式
今日、3月9日(水)は芳賀中学校の卒業式ですね。本校の児童の中にもお兄さんやお姉さんが卒業するという児童がいると聞いてます。卒業式後に、早速あいさつに来てくれた生徒さんが何人かいました。大きな成長を改めて感じますね。お子様の卒業、誠におめでとうございます。関係の皆様にお祝い申し上げます。コロナのない例年ならば、私は、本校の代表として卒業のお祝いに駆けつけていたはずなのですが、残念です。
中学校3年生は義務教育の最終学年であり、卒業後はそれぞれの進路に分かれていきます。選抜試験というものを初めて経験するという生徒がほとんどなのではないでしょうか。3月7日(月)には、栃木県立高校の一般選抜学力検査があったので、昨日その問題が新聞に掲載されていました。今週の11日(金)にはいよいよ発表です。自分の希望が叶う結果となることを祈りたいと思います。ただ、これも長い人生においては通過点に過ぎません。試験についてだけ目がいってしまっては、大きな目標を見失ってしまうことがあるかもしれません。周囲の大人は、目標を考えたり進んでいく道を選んだりするときに、アドバイスが少しできるようにしておきたいですね。
小学校の卒業式は3月18日(金)です。昨日その練習に出てきました。友達を気遣いながらしっかりとした態度で行っていて、とてもうれしくなりました。と同時に、寂しさを感じました。もっと長く小学校にいて活躍させたい、そう感じさせてくれる6年生を誇りに思います。
6年生の授業です。校庭での元気な活動と、図工室での落ち着いた活動が見られました。
校長室から 3.3 ひな祭り
3月3日(木)、今日はひな祭りですね。ひな祭りは、女の子の健やかな成長と健康を願う意味をもつ日です。中国の上巳の節句が由来とされており、人形に自身の穢(けが)れをうつして厄を払う流し雛の風習が形を変えて、「ひな祭り」となって現在に伝えられていると言われています。今日の給食は、ひな祭り行事給食で、五目ちらし寿司やひな祭りデザートなど、見た目も楽しくうれしくなる給食でした。
昨日2日(水)には、6年生を送る会が行われました。昨年は、リモート配信で、感謝の言葉やプレゼント贈呈などを配信したのですが、今年は6年生を含めて全校生での縦割り班を作り、それぞれの班でドッジボールやドッジビー、へびおにやなわとびをして過ごしました。その後、セレモニーがあり、感謝の言葉やプレゼント贈呈となりました。児童はみんな楽しい時間が過ごせたとうれしそうでした。心のこもった良い会になったと思います。
この行事は、5年生が企画し運営してくれたものです。先生方のアドバイスを受けながら、しっかりと運営してくれました。これからは最上級生としてしっかりとやっていくんだ、という意欲が見られ、とても頼もしく思いました。こうやって、良い伝統が引き継がれていくのだと感じ、うれしくなりました。
・ドッジボール、ドッジビーの様子です。とても楽しそうでした。
・へびおにとなわとびの様子です。みんな一生懸命にやっていました。
・セレモニーは、5年生が中心となって運営してくれました。
校長室から 3.1 今日から3月
今日からいよいよ3月です。令和3年度はあと残り1か月となりました。令和4年を迎えてからもう2か月が経つとはびっくりするほどの速さに感じます。今朝7:40現在の気温は2.5℃。ウサギ小屋の飲み水に氷はなく、久しぶりに茶色のウサギと会うことができました。
3月になると、今年度は終わりだなとしみじみ思います。また、6年生がもうそろそろ卒業なんだなとさみしく思います。校内での授業の様子を見て回ると、それぞれの学年の発達段階に応じた授業が展開されています。4月の状況を思い出してみると本当によく成長したなと感心します。子どもたちの成長は本当に早いものです。その中にあって6年生はたいへん落ち着いていて、いつでも中学生になれるような気がします。残りわずかな小学校生活をより楽しいものにしてほしいと願っています。
卒業式は3月18日(金)に行います。残念ながら今年も制限のある中での式となります。最も大切なことは命を守ることですから、御理解いただければと思います。卒業式の様子は、芳賀チャンネルで放送される予定ですので、多くの方に見て頂きたいと思っています。
低学年昇降口にはきれいなシクラメンが咲いています。
校庭では6年生が元気に体育の授業をしていました。
校長室から 2.21 春が待ち遠しいですね
「三寒四温」ということばを聞く季節となりました。御存知の通り、「三寒四温」とは、冬期に3日間くらい寒い日が続き、次の4日間くらい暖かく、これが繰り返されることをいいます。中国北部や朝鮮半島などに顕著な現象なのだそうです。日本では、今の気候に合わせて、2月から3月上旬にかけて、冬から春への季節の移り変わりの時期によく使われます。明確に3日と4日に寒暖を繰り返すわけではないのですが、1週間程度で天気の周期が変わることが多いので、このような言葉が使われるようになったそうです。朝はまだまだ寒いですが、寒暖を繰り返し、少しずつ春に近づいていくようです。早く、本格的なのどかな春が訪れてほしいです。
先日の18日(金)は、本来授業参観が行われるはずでした。なんとか実施できないかといろいろ模索してみたのですが中止としました。保護者の皆様には、児童がこの1年間にどれだけ成長したかその様子を見ていただくよい機会だっただけに、たいへん残念だったのではないでしょうか。しかし、このようなコロナウイルス感染症の状況では如何ともしがたく、中止という判断をさせていただきました。この状況が落ち着きましたら、保護者の皆様に児童の様子を御覧いただく機会を何とかもちたいと思っています。しかし、残念ながら今年度中は厳しいようです。新しい年度になり、1つ上の学年になったお子様のさらに成長した姿を楽しみにしておいてください。
6年生はもうすぐ中学生となります。本校での最後の姿は卒業式ですね。参加者を御家族1名に制限させていただくことになってしまいますが、晴れの門出の日をみんなでお祝いできればと考えています。こちらも御理解の上、御協力お願いいたします。
次の写真は、18日(金)に撮影した児童の授業の様子です。様々な内容を様々な方法で授業を行っていました。一生懸命に取り組む児童の姿は、本校の自慢です。
・1,2年生の授業です。みんな元気いっぱいです。
・3,4年生の授業です。図書室に行ったり、タブレットを使ったりしていました。
・5,6年生の授業です。英語やプログラミングの授業でした。
校長室から 2.10 雪
今日は朝から雪でした。いっぱい積もったら児童の登下校は大丈夫だろうか、などと考えながら学校に来ました。本校は、バスで通学している児童が8割を超え、近くの子は徒歩通で来ているので、雪でも何とか集まることは可能のようです。そういった我々大人の心配をよそに、子どもたちは元気でした。ラビットスペースにある芝生の上は雪で真っ白になっていて、足跡をつけたい児童がたくさんいました。そういう元気な児童と朝のあいさつを交わしながら、私の頭の中を童謡『雪』が駆け巡っていました。
『雪』(作者不詳)
雪やこんこ 霰あられやこんこ。
降っては降っては ずんずん積もる。
山も野原も 綿帽子(わたぼうし)かぶり、
枯木残らず 花が咲く。
雪やこんこ 霰やこんこ。
降っても降っても まだ降りやまぬ。
犬は喜び 庭駆けまわり、
猫はこたつで丸くなる。
歌っているといつも、あれ、「こんこ」だっけ? 「こんこん」だっけ? と迷うのですが、正解は「こんこ」ですね。「こんこ」の語源としては2つの説が有力だそうです。1つめは「来む来む」、2つめは「来む此」です。1つめの「来む来む」は「来い来い」と降ることを呼びかけているということです。2つめの「来む此」は「ここに来い」ということで、やはり呼んでいるようです。そう思うと、「ずんずん積もる」は「もっと積もれ!」、「まだ降り止まぬ」は「まだまだ降り止まないで」といったところでしょうか。いずれにしても、雪が降り積もることを待ち望んでいる子どもたちの元気な姿が浮かびます。いつの時代も子どもたちは元気です。そのエネルギーを何の制限もなく発揮できる日が待ち遠しいですね。
昼前後、気温が上がったためか今のところ雪は積もっていません。ただ、夜にかけたまた降ってくるとの予報があります。雪はあまり積もってほしくないというのが、大人の願いですかね。日陰の凍結を含めて、しばらくの間は気を付けましょう。
朝の雪は全て溶け、校庭には全く雪が残っていませんでした。
寒い中でしたが、6年生は体育館でブレインジムを行っていました。
校長室から 2.3 節分
今朝、出勤前に朝の情報番組を見ていると、小さな子が豆まきをしている動画が流れていました。今日は節分、豆まきを行う日ですね。節分は、文字通り季節の分かれ目で、春夏秋冬の4つの節分がありますが、一般的に節分というと立春の前日のことですね。つまり、明日から、暦の上では、「春」ということになります。こういった日本の伝統はずっと引き継いでいきたいものです。
昔は「季節の変わり目には邪気が入りやすい」と考えられ、年の変わり目でもある立春前日の節分に、邪気の象徴である鬼を追い払う行事が定着したそうです。鬼は邪気や厄の象徴。形の見えない災害、病、飢饉などの人間の想像力を越えた恐ろしい出来事は、鬼の仕業と考えられてきました。その鬼を追い払うためにまくのは大豆で、大豆は五穀のひとつで、穀霊が宿るとされていました。そして、「豆を炒る」ことが「魔目を射る」に通じて「魔滅(まめ)」となるため、煎った大豆(福豆)を使って鬼を払うということのようです。
また、近年定着しつつあるのが恵方巻きですね。恵方巻きとは、福を巻き込んだ太巻きを、恵方(その年の縁起のよい方角)を向いて願い事をしながら丸かじりするという、関西から広まった風習です。恵方は年によって変わり、今年は「北北西微北」。北北西のやや北です。恵方巻きは、無言で一気に食べるのがルールだそうです。給食でも手巻き寿司がでますが、ぜひ御家庭でも節分や立春を話題の一つにしながら食べてみてほしいと思います。
今朝7:40時点での気温は-4℃。暦の上では明日から春といっても実際にはまだまだ寒いですね。学校では、6年生から5年生に「はがきた当番」の引継が行われています。確実に時が流れ、令和3年度が終わりに近づいていることを感じます。6年生は3月18日(金)に卒業ですので、教室には「卒業まで(学校に来る日は)あと30日」と書かれていました。正直なところ、寂しさを感じる数字です。その頃にはきっと春らしい季節となるのでしょうね。よい思い出を1つでも多く積み重ねてくれるといいなと思っています。
はがきた当番の引継です。掲揚塔前で旗の掲揚についての説明を行っていました。
卒業までの6年生のカウントダウンです。ちょっと寂しくなりますね。