校長室から

校長室から

「素直さ」「優しさ」あふれるねどっ子

   木々の紅葉が根戸森を彩り、令和4年も最後の月となりました。2学期は、校外学習、市内音楽発表会、校内音楽発表会、林間学校、昔遊び、芸術鑑賞会、PTAバザー、市内陸上競技大会等、数多くの行事の中で子ども達の真剣な表情や笑顔がたくさんみられました。何気ない毎日の学校生活を無事に送ることができているのは、保護者や地域の皆様の支援のおかげによるものと感謝申し上げます。

    コロナ禍で学校生活はまだ制限はあるものの、ねどっ子には様々な場面で素直さ、優しさを感じることがあります。先月行われた5年生の林間学校では、子ども達が今のコロナ禍の状況を理解しつつ、グループ活動では一致団結のもと、野外炊飯やキャンプファイヤー、オリエンテーリング等をやり遂げ、一生懸命に取り組む姿、夢中になる姿、お互いを思いやる姿、友達を受け入れる姿がたくさんの場面で見られました。5年生に限らず、どの児童も学校行事を通して成長することができました。学校教育目標の「よく遊び よく学び 思いやりのある子」の実現に向け、充実した日々を過ごしているのだと思います。ご家庭でも心身ともに成長したお子様をたくさん褒めていだけると幸いです。

よく遊び、寒さに負けない体力をつけよう!

    10月22日(土)に3年ぶりに校内音楽発表会を実施しました。感染症対策を講じ、マスク越しではありましたが各学年とも心を一つにして歌声を響かせ、一生懸命に取り組む姿を保護者の皆様にお見せすることができました。1・2年生は元気に楽しく歌う姿、3・4年はパワフルかつソプラノとアルトのきれいな2部合唱と合奏、5・6年生は歌詞の意味を理解し、曲に想いを込めて美しいハーモニーを響かせることができました。また、高学年は、入場から退場までの態度が大変立派で、高学年の貫禄を感じるほどでした。各学年とも発表後の子ども達の笑顔が充実感、満足感を表していました。また、保護者の皆様からの温かい拍手は子ども達にとって大きな自信に繋がりました。

 さて、11月は朝晩の気温は下がり寒いものの、落ち着いて学習や運動に取り組める季節です。それと同時に風邪やインフルエンザも流行ってきます。この11月を子ども達が充実させ、健康に学校生活を送るために、睡眠時間をしっかりとり、天気のよい日は校庭で思いっきり体を動かして遊んでほしいと願っています。小学校という心身の基礎がつくられるこの期間、ご家庭でも子ども達の生活リズムを第一に考え、「早寝、早起き、朝ごはん」+「十分な睡眠」のご協力をお願いします。

吹奏楽部・合唱部・陸上部の壮行会

 今日は、児童会を中心にオンラインで吹奏楽部、合唱部、陸上部の壮行会を行いました。各部活動の部長から一言をもらい、6日の市内音楽発表会、13日の市内陸上競技大会に臨みます。

 今までなら発表会や大会に向けて当たり前のように練習がありました。しかし、コロナ禍の3年間は、活動自体が制限され、先輩たちから基礎基本を教えてもらうこともなかなかできませんでした。そのような中でも、吹奏楽部、合唱部、陸上部のみなさんは日々、こつこつと練習を重ねてきました。諦めないで練習をしてきたことはとても素晴らしいことです。

 発表会、大会当日はいつもの雰囲気とは違い、緊張もするかと思いますが、それはどこの学校の児童も同じです。発表会や大会に参加するみなさんは、今まで自分がやってきたことを信じ、今できる最高の力を出し切って欲しいと思います。当日はねどっ子のみんなは応援には行けませんが、学校からみなさんのことを応援しています。頑張れ根戸小!

第2学期、スタート!

 今日は2学期の始業式。急な大雨にもかかわらず、子どもたちは大きな荷物を抱えて元気に登校してきました。教室では作品を見せ合いながら、楽しそうな会話がどの教室からも聞こえてきました。また、2学期から3名の新しいお友だちが転入してきました。みなさん、よろしくお願いします。

 始業式では、「心も身体も元気エネルギーがなくなってしまったら、校長室前の相談ポストの活用や保健室、相談室をちょっとのぞきにきてください。」と話をしました。先生方はみなさんの味方です。心が風邪をひかないように、どの先生方も話をじっくりと聞きたいと思います。

 2学期は、校外学習や市内陸上大会、市内音楽発表会、バザーなどの行事がたくさんあります。一人一人が活躍できるよう目標を持って様々なことに挑戦して欲しいと思います。まだまだ暑い日が続きます。新型コロナウイルスの感染症予防を継続するとともに、水分補給を忘れずに、楽しい2学期にしていきたいと思います。

 

1学期終業式

 今日は1学期の終業式です。1年生は入学式から今日まで67日、2年生から6年生は69日、勉強や運動はもちろん、当番活動、社会科見学や校外学習などの様々な活動を一生懸命に取り組んでいましたね。私は、みなさんの頑張りをたくさんみてきました。

 さて、始業式に3つの話をしたのを覚えていますか?今日はその3つを振り返りたいと思います。

1つは「くつをそろえよう」です。これはどの学級もしっかりとできていました。一人一人はもちろん、各学級の当番がくつの整理整頓をしている姿を何度もみました。生活委員会から頑張っている学級の発表もありましたね。夏休みは引き続き、自分の家や友だちの家の玄関でもきちんとくつをそろえるようにしましょう。

2つめは「温かい言葉で話そう」です。ふわふわ言葉で話すことはできましたか?ふわふわ言葉が今以上にあふれると笑顔も増えてきます。学校も楽しくなります。家庭でもふわふわ言葉で話ができるようにしましょう。

3つめは「挨拶」についてです。4月に比べて正門での挨拶は少し元気がないのが気になります。今日からでも元気な挨拶を心がけましょう。

 さあ、明日からは夏休みです。夏休み中にしかできない体験や家庭でのお手伝いをたくさんし、事故や怪我のないように過ごしましょう。9月1日の始業式には元気に登校してくるのを楽しみにしています。

7月の全校朝礼

 6月は2年生が千葉市動物公園、6年生が日光に修学旅行に行ってきました。2年生は初めてバスを利用しての校外学習でしたが、実行委員を中心に自分たちの力で班行動をしていました。また6年生は、時間を意識しながら次の活動にうつすことができ、立派だなぁと思う場面が沢山ありました。

 

 次は全校のみなさんに考えてもらいたいことがあります。それはトイレの使い方についてです。トイレットペーパーをいくつも無駄にしたり、わざと床を汚したりすることが6月に何回かみられました。その話を聞いた時はとても悲しく、残念でした。いたずらをした人の代わりに掃除をしてくれた人もいます。みんなのトイレです。みんなが気持ちよく使えるようにするにはどうしたらよいか一人ひとり考えてみましょう。

 

 さて、今日から7月です。7月は、1学期の締めくくりの月です。4月に新しく出会ったクラスの友達や先生と、これまで一緒に生活してきました。気の合う人、合わない人がいるのは当たり前、それでもクラスのために協力できることが大切です。そんなクラスの仲間や先生と、ルールを守りながら、明るく笑顔で楽しく過ごす、そんな1学期のしめくくりをして欲しいと思います。

6月の全校朝礼

先月28日の運動会では、みんなが一生懸命に頑張る姿をたくさん目にしました。学校目標の「よく遊び よく学び 思いやりのある子」が十分達成できていたと思います。

今月は「安全について」2つ話をします。1つ目は、これからは「梅雨」の季節を迎えます。教室内で過ごすことも多くなってきます。教室での過ごし方や廊下の歩き方、登下校の仕方など、自分自身で、どのようにしたら安全で楽しい学校生活が送れるようになるか考えて行動しましょう。

2つ目はマスクについてです。手紙でもお知らせしましたが、

これから気温や湿度が高くなってきます。安全に生活するためにも、人と人との距離をとったうえで、登下校時や部活動、体育などではマスクを外しましょう。

 

最後に、みなさんのために読み聞かせやボランティア活動などのお手伝いをしてくださる方を紹介します。学校支援地域本部コーディネーターの小澤さんと渡辺さんです。今度、学校にきた時に紹介しますので、楽しみにしていてください。

5月全校朝会

・児童会が司会進行をし、オンラインでの全校朝会が始まりました。

 体育委員会のみなさんも運動会についての話をし、ストレッチの仕方を伝えました。

 

全校朝会では2つの話をしました。

1つ目は「安全」についてです。たまにですが、登下校時に歩道から車道にはみ出して歩いている児童や大型商業施設前等で横に広がって歩いている児童を見かけます。命は一つです。周りをよく見て安全に歩くようにしましょう。

2つ目は運動会についてです。28日には運動会が予定されています。どの競技も表現も

「心を一つに 全力で!」取り組むようにしましょう。

 

5月 心を一つに 全力で!

さわやかな風薫る季節となりました。新年度が始まり1カ月が過ぎようとしています。1年生も少しずつ学校生活に慣れ、学習や運動に元気に励んでいます。正門からは、生活委員会の爽やかな挨拶と登校してくる児童の元気な声が、校庭や校舎内からは、陸上部や吹奏楽部、合唱部の子ども達の声が聞こえ、学校全体が活気に満ちてきました。

さて今月は28日(土)に運動会が予定されています。ねどっ子の子ども達が心を一つにして全力で取り組みます。新型コロナウイルスの感染予防をしっかり行うとともに、熱中症にも十分に気をつけ、子ども達の頑張っている姿を是非ご覧いただければと思います。まだまだ学校生活の中での制限は続いておりますが、子どもたちにとって充実した毎日になるようにしてまいります。

 また先日は、ご多用の中、多くの保護者の方に学級懇談会、PTA総会にご出席いただきありがとうございました。引き続き、ねどっ子たちの見守り、声かけ、ご支援をどうぞよろしくお願いします。

 

4月 始業式

・始業式で2つの話をしました。

 1つ目は「元気に挨拶をしよう」です。挨拶はされる方もする方も元気をもらえます。登校時だけでなく、校内でも元気な挨拶が広がる1年にしましょう。

 2つ目は「くつのかかとをそろえよう」です。始業式の日の帰りからどの学年もしっかりくつが揃えて入っていました。さすがねどっ子です。

 

(各学級 始業式の様子です)

 

4月 新年度がスタートしました

 校庭に咲く広大な桜に迎えられ、4月1日に根戸小学校に着任しました角倉千津子と申します。新年度を迎え、子どもたち同様、期待と希望に満ちております。

 根戸小学校の教職員は新しく出会う子どもたちを思い浮かべながら新年度の準備を進めておりました。ベテランの調整力、中堅の実践力、若手の熱意。それぞれの持ち味を発揮しながら頑張っています。

 令和4年度、根戸小学校は新1年生114名を含め、全校児童753名でスタートします。

新型コロナによる新しい生活様式も3年目を迎え様々な制約はありますが、アイデアを出し合いながら、本校の学校教育目標「よく遊び」「よく学び」「思いやりのある子」に育てていきたいと思います。また、子どもたち、保護者に寄り添い、丁寧に指導できる学校でありたいと思います。

 今年度も保護者の皆さま、地域の皆さまのご理解、ご協力を賜りながら、よりよい根戸小学校にしていくよう教職員一同、力を合わせてまいります。どうぞよろしくお願いします。

                                       根戸小学校 校長 角倉千津子

 

 

3/30 大変お世話になりありがとうございました

 3月30日(水)正門わきの桜はもうすぐ満開。春の陽光を浴びて、もくまるの周りも春色いっぱいです。


 さて、私ごとで大変恐縮ですが、この3月31日をもって定年退職となります。この2年間、子どもたちはもちろんのこと、保護者の皆さま、地域の皆さまには大変お世話になり、ありがとうございました。
 明るくて、優しくて、賢い子どもたちに囲まれて、幸せな毎日を送ることができました。
 保護者・PTAの皆さまには、厳しい状況が続いた2年間でしたがひとかたならぬご理解ご協力、また慎重な対応をいただいてまいりました。そうしたことにお応えするためにも、学校として冷静に状況を見極めながら、できることを精一杯進めてきたつもりです。読み聞かせや校舎内の消毒、除草作業など、またキャリア学習や算数九九学習などの講師としてもたくさんのご支援をいただきました。
 地域の皆さまには、陰に日向にいつも本校を支えていただいてまいりました。雨の日も風の日も子どもたちの登下校の見守りをくださった方々、学校周辺の歩道にいつもかわいらしい花を植えてくださった方々、1年生昔遊びの先生として、一緒に遊ぶことはできませんでしたが子どもたち全員に手作りのゴムてっぽうをプレゼントしてくださった我孫子北地区社会福祉協議会の皆さま、根戸森を守る会の皆さま、地元自治会の皆さまなどなど、お世話になった方々を挙げればきりがありません。昨今の状況から、皆さまを運動会やPTAバザーなどの学校行事にお招きし、子どもたちの頑張りを直接ご覧いただくことができなかったことが心残りでなりません。

 4月から新しい校長や新たに赴任して来る教職員たちとともに、子どもたちに「学校が楽しい!」と言ってもらえるよう、根戸小学校は気持ちを新たにスタートします。
 今後とも、ねどっ子たちと本校をどうぞよろしくお願いします。

 2年間、大変お世話になりありがとうございました。 水戸勝英

3/24 令和3年度修了式をしました

 3月24日(木)まだ濡れた通学路を歩いて、ねどっ子たちが元気に登校してきました。ちょっと肌寒さはありましたが、青空が気持ちのよい朝でした。

 正門わきの桜は、つぼみが丸々とふくらんでもう間もなく開花。そんな今朝、間もなく入学する1人の新1年生とそのお母さまが正門まで歩いて来られました。真新しいランドセルを背負って、今朝は入学前に練習に来ましたとのこと。
「1年生の昇降口まで入って行かれませんか?」
と声をかけると、よろしいですか、それでは、と正門を入って行かれました。たまたま登校して来て通りかかった男子女子2人の児童に、1年生の昇降口まで案内してあげてくれないかと頼むと、
「ハイ!」
と言うなり駆け出して、新1年生の隣に並んで歩きはじめました。4人並んだ後ろ姿を見ていると、2人の児童は順番にかがむようにして新1年生に何かを話しかけています。優しい2人の児童の後ろ姿に、胸の中が温かくなりました。

 令和3年度修了式は、今回も音楽室で動画を撮影し、各学級に同時配信する形式で実施しました。校歌を聞いて私の話、生徒指導主任の話の後、今回は1・2年生児童代表が今年度1年間を振り返っての発表をしてくれました。どちらも素直で純粋な気持ちが伝わる素晴らしい発表でした。文末に発表内容を掲載します。
 最後に表彰を行いました。1年女子児童が千葉県小・中・高等学校書き初め展で千葉日報社賞を受賞しました。

 今日もねどっ子たちは元気です。


≪令和3年度修了式での学年代表児童の発表内容≫
(ひらがな表記の原文を漢字に変換してあります。)

1.1年代表男子児童の発表内容
 僕が1年生で一番うれしかったことは、友達がいっぱいできたことです。
 最初は、知らない子ばかりで友達がいなくて遊べないのかなと思いました。
 業間や昼休みにいろんな子と鬼ごっこをして仲良くなれました。また、いろんな子と、好きなことや好きなアニメのお話をして仲良くなりました。一緒のグループの人と登校していくうちにだんだんと仲良くなりました。お友達になれて、たくさんしゃべりながら登下校できて嬉しかったです。
 来月僕は転校してしまいます。1年間みんなとたくさん遊べて楽しかったです。小学校に行くのは心配だったけど、優しい先生と楽しいお友達に会えて嬉しかったです。根戸小学校が好きになりました。
 みんなのことは忘れません。1年間ありがとう。

2.2年代表女子児童の発表内容
 私は一年生の時に、勉強やドリルをがんばろうという気持ちで二年生になりました。そして、みんなが仲良く楽しい一年間を過ごせるといいなと思っていました。
 二年生で、できるようになったことは、算数では筆算や九九を習いました。九九は何度も練習をして、すらすら言えるようになりました。
 体育では、長縄やリズム縄跳び、鉄棒にもチャレンジして、今までできなかった技ができるようになりました。
 校外学習では、実行委員に立候補して、クラスのために頑張りました。
 一年生と変わったことは、たくさん手を挙げることができるようになりました。
 二年生でお世話になった先生やお友達、そして家で支えてくれる家族に、ありがとうございますと伝えたいです。
 とくに先生は、みんなのために授業をしてくれます。困った時は相談に乗ってくれて、助けてくれます。お友達は、いつも私と一緒に勉強をしたり、休み時間に遊んでくれます。お友達といる時間がとても楽しくて、大好きです。私を支えてくれる先生やお友達に感謝しています。いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
 私は三年生になったら、校外学習や運動会、勉強の新しく増える英語や理科、社会をがんばりたいです。

3/23 修了式前日となりました

 3月23日(水)雨上がりで通学路にはまだところどころ水たまりが残っていました。少し肌寒い、でも気持ちのよい朝でした。
 正門わきの桜は、つぼみが丸々とふくらみ、開花まではもうあとわずか。根戸門側、プールわきの桜はいくつか花を開きはじめました。

 正門での朝のあいさつを終えて校舎に戻ろうとすると、児童の一団が卒業記念品の縄跳び台を校庭に出してくれていました。手作りの台で、表面には本校のマスコットキャラクター「ねどっピー」がかわいらしく描かれています。
 今日は修了式前日ということもあって、学級レクを企画していた学級がいくつかあったようです。校庭に出てきた子どもたちは早速この台を見つけて寄ってきました。きれいに作られていた台ですから、さすがに土足で上がるのは気が引けたのでしょう。初めのうちはただ見ているだけ、そのうちなぜか飛び越して遊び始めました。子どもたちもそれが縄跳び台であることは知っていますから、そのうちそろりと台に乗り、やがて上でピョンピョンと飛び跳ね始めました。
 あらためて卒業した6年生の皆さん、素晴らしい台を作ってくれてありがとう。

 校庭のもくまるも、花を開き始めた桜の木も、温かく降り注ぐ春の日差しの中で遊ぶ子どもたちをまるで優しく見守ってくれているかのようでした。
 ふと視線を転じると、この1年間おいしい給食を作ってくださってきた調理員さんたちが、調理室の清掃をしてくださっていました。
 いよいよ明日で、令和3年度、そして第3学期が終わります。

 今日もねどっ子たちは元気です。

3/22 1年生の教室をのぞいてみました

 3月22日(火)冬に一気に逆戻りし、雪の降る日となりました。今朝は冷たい雨が降る中の登校となり、正門付近には子どもたちが差す傘の花が咲きました。
 正門わきの桜は、昨日までの陽気でつぼみも丸々とふくらみました。薄いピンク色をちらりとのぞかせたつぼみが3つほど見えます。しかし、桜のつぼみも花壇のチューリップのつぼみも今日の雪に驚き、凍りつくような寒さに震えているように見えました。

 令和3年度、そして第3学期も残り3日となりました。来月初旬には新入生を迎えお姉さんお兄さんになる1年生の教室をのぞいてみました。学期末ということもあり、どのクラスもこれまで作成した個人の掲示物や作品を返却していました。あらためて見ても個性的な内容や色使いで、なかなかの芸術家集団です。

 3月15日(火)のこのコーナーで、我孫子北地区社会福祉協議会の方々から1年生児童1人1人に割りばしで作られたゴムでっぽうを頂戴したことをお伝えしました。
 先週末の金曜日、1年生はこのいただいたゴムでっぽうとお借りした的を使って体育館で試し撃ちをしました。体育館一杯に歓声が響きました。我孫子北地区社会福祉協議会の皆様、本当にありがとうございました。

 寒さに負けず、今日もねどっ子たちは元気です。

3/18 5年生の教室をのぞいてみました

 3月18日(金)昨日の春を思わせるさわやかな一日から一転して、今日は冬に逆戻りしたような陽気でした。
 昨日卒業式を終え、今日から6年生は登校しません。正門で挨拶をしていても、ずいぶん人数が少なくなって寂しくなった印象です。
 それでもふと目をやれば今日も委員会の児童たちが、6年生がいなくなってもしっかり仕事をしてくれていました。
 今朝は花壇の花々も、寒さに体を固くして耐えているように見えます。

 今日は5年生の教室をのぞいてみました。6年生が卒業し、今日からこの5年生たちが最上級生となります。見に行ったのが授業時間の終わり頃になってしまいましたが、あるクラスでは都道府県を覚える学習の確かめをしていました。都道府県名を漢字かひらがなで書き表すのですが、難しくてもあえて漢字で答えよう、書こうとしている子どもが多くいました。
 ほどなくして授業が終わり、清掃時間になりました。一生懸命に清掃する子どもたちに交じって、学期末年度末を迎えるからでしょう、教室や廊下の掲示物をはがしている子どもたちもいました。

 その後、卒業生たちが過ごしていた教室に行ってみました。主たちがいなくなった教室は、物音もせずどこも寂しい雰囲気に満ちていました。

 6年生はいなくなってしまいましたが、今日もねどっ子たちは元気です。

3/16 卒業証書授与式をしました

 3月17日(木)春の到来を思わせるさわやかな今日、第46回卒業証書授与式を挙行しました。
 緊張した面持ちの6年生を会場に迎え、規律あるなかにも明るく穏やかで、さわやかな別れの儀式となりました。

 校長式辞として、以下のようなはなむけの言葉を卒業生に贈りました。


  式 辞
 158名のねどっ子の皆さん、卒業おめでとうございます。
 皆さんのこれまで6年間の学校生活は、数々のドラマに溢れていたことと思います。いよいよ卒業の時を迎えた皆さんの、今の堂々とした姿を目にして、私も胸が熱くなります。
 とくにこの2年間は、皆さんの学校生活はいつもの年とは大きくちがうものとなりました。そうした中でも、とくに今年度は最高学年として、いつも後輩たちをリードしてきてくれた皆さんを、称賛したい気持ちでいっぱいです。
 さて、この2月に北京オリンピックが開催され、まだ若い選手たちの活躍が毎日のように報道されました。2月11日にはスノーボード・ハーフパイプ男子の決勝が行われ、平野歩夢選手が悲願の金メダルを獲得しました。高々と宙を舞いながら縦にも横にも何回も回転する超大技のトリプルコーク1440を何回も成功させ、決勝3本目では96.00という高得点を叩き出しての劇的逆転勝利でした。
 金メダル獲得が決まった直後のインタビューで、平野選手が落ち着いたまなざしと語り口で、周囲への感謝の言葉を口にしていた姿がとても印象的でした。自身の金メダル獲得が「周囲に何かいい刺激になったらうれしい。」とのコメントに、彼の謙虚さを感じました。
 平野歩夢選手は23歳。独特の髪型からか「軽薄だ。」などと悪く言う人もいるようですが、歩夢選手のすべてをすぐ近くで見守り、歩夢(あゆむ)選手と一緒に海外合同練習にも参加した弟の海祝(かいしゅう)選手は、「人が見ていない所でも、いつも誰よりも努力を重ねていた。」と兄を称えていました。
 競争相手に勝つためではなく自分の大技を完成させるために、努力に努力を重ね、他の誰よりも自分自身との闘いに打ち勝ち、オリンピックという大舞台で力を出し切った末の金メダルであったことがよくわかりました。
 「努力は人を裏切らない。」といいます。もしも努力を怠ってしまったとしたら、周囲からいくら「よくやった。」と言われても、自分自身を心からほめてあげることはできません。他人は騙せても、自分を騙すことはできないのです。
 卒業生の皆さん、これから、自分が心の底から夢中になれることと出会って、努力をかさねて自分を磨き、時にくじけそうになる自分を励ましながら、自分が心から好きになれる、誇りを持てる、そんな自分自身になってください。
 保護者の皆様、本日はお子さまのご卒業、おめでとうございます。これまで大切に育ててこられたお子さまの今日の晴れ姿を目にされ、お喜びもひとしおのことと存じます。
 これまでのご苦労に加え、ここ近年はとくにご心労も多かったことと存じます。しかしそうしたなかでも、これまでいつも本校にお寄せいただいてまいりましたひとかたならぬご理解ご支援にあらためてお礼申し上げますとともに、お子さまの未来に幸多かれと心からお祈りいたします。
 また本日は、昨今の状況からご家族、ご親族や地域の皆様をお招きすることがかないませんでした。皆様にご縁のある方々に、これまで本校がいただいてまいりました見守り、ご支援に対しまして、校長はじめ本校教職員一同からの感謝の気持ちをお伝えいただけましたら幸いに存じます。
 最後に、卒業生の皆さん、この式が始まる前に皆さんに伝えてほしいと「ねどっピー」から頼まれました。
 「卒業しゆく皆さんの未来に、山のような幸あれ!」
 以上、巣立ちゆく皆さんへのはなむけの言葉とします。
   令和4年3月17日
    我孫子市立根戸小学校 校長 水戸 勝英

 6年生のねどっ子たちは元気に巣立っていきました。

3/16 明日は卒業式です

 3月16日(水)わずかに肌寒さを感じさせましたが、さわやかな朝でした。今日は6年生が普段通りに過ごす最後の1日。明日は卒業式です。

 根戸門わきの桜は、枝先のつぼみがさらにふくらんで、もうすぐにもほころびそうです。明日の卒業式に、なんとかつぼみを開いてくれないでしょうか。

 今日は6年生と過ごす最後の業間休み。心地よい陽気に誘われてか、校庭で遊ぶ子どもたちは普段よりも多く感じました。6年生が1年生と一緒に遊んであげている姿をあちらこちらで見かけました。本当に面倒見が良い6年生たちです。

 午後には、5年生児童が明日の卒業式の準備作業を行いました。卒業する6年生へのお祝いと感謝の気持ちを込めて、どの児童も一生懸命準備をしてくれました。

 会場となる体育館や教室、校舎内は今、明朝になって6年生が来るのを静かに待っています。

 今日もねどっ子たちは元気です。

3/15 卒業式の予行練習をしました

 3月15日(火)雨上がりでわずかに肌寒さを感じさせる朝でした。それでも校舎の周りは春の空気に満ちていました。

 根戸門わきの梅が花を咲かせました。近くの桜を見上げると、枝先のつぼみはさらにふくらんで、もうすぐほころびそうでした。

 校舎内には、間もなく卒業する6年生に向けたメッセージが飾られています。敷地内にある根戸デイサービスセンターの方々も、今年もまたメッセージを飾ってくださいました。

 今日は、第46回卒業証書授与式の予行練習を行いました。練習といってもほとんどの式次第を実際と同じように行いました。6年生の姿勢も立派で、素晴らしい卒業式になるとの確かな予感に包まれました。同時に、卒業間近を実感してからか、卒業生たちの真剣な、それでいてかすかに愁いを匂わせる表情が印象的でした。

 

 昨日3月15日(火)我孫子北地区社会福祉協議会の方々から1年生児童1人1人に割りばしで作られたゴムでっぽうを頂戴しました。
 本校では毎年、我孫子北地区社会福祉協議会の方々に「昔遊び先生」として来校いただき、昔の遊びを教えていただいてきました。しかしながら、昨今の社会状況から昨年度は実施できず、代わりとして1年生児童1人1人にゴムでっぽうをいただきました。
 昨年に続いて今年もまた中止となってしまいましたが、今年もまた1年児童1人1人にゴムでっぽうを頂戴しました。ひとつずつ丁寧に包装されています。昨年もでしたが今年も本校の1年生児童数は100名を超えます。たくさんのゴムでっぽうを作ってくださり、本当にありがとうございます。

 今日もねどっ子たちは元気です。

3/14 2年生の授業をのぞいてみました

 3月14日(月)春の訪れを感じせる明るい陽光のさわやかな朝でした。あいさつ運動をしてくれる生活委員の児童は、上着を脱いで手に持ちながら活動していました。今朝の正門は、登校してきたねどっ子たちの装いやあいさつの声に鳥のさえずりも加わって、すっかり春の空気に満ちていました。
 正門わきの桜を見上げると、枝先の蕾がさらに大きくふくらんでいました。花壇の花々も校地内の木々も、春の訪れを体中で感じているようです。

 真っ青な青空と温かい陽気に誘われて、業間休みや昼休みには、今日も多くの子どもたちが校庭に出て、元気に遊んでいました。ついこの間まで霜柱が立ってぬかるんでいた木丸の周りも、もうすっかりいつもの土に戻りました。凍っていた土が日差しで溶けて毎日のようにぬかるんでいた校庭も今はもうすっかり乾ききって、子どもたちが元気に走ると土ぼこりがたっています。

 今日は2年生の授業をのぞいてみました。あるクラスでは、生活科の学習として調べた自分の生い立ちをもとに、すごろくを作っていました。カラフルなもの、規則正しくコースが並んでいるものなど、個性あふれるすごろくがあふれていました。
 あるクラスでは、これまで1年間一緒に過ごしてきたクラスの友だちのよいところを伝えるカードを作製していました。どのカードにもたくさんの文字が並んでします。こんなカードを自分がもらったとしたら、きっとうれしいだろうなぁ。
 あるクラスでは、国語の「アレクサンダとぜんまいねずみ」というお話を紹介するシートを作っていました。かわいらしいカラフルなイラストも交えながら、お話の良さを精一杯、元気な文字で表現していました。
 2年生の廊下には、子どもたちのカラフルな版画作品が掲示されています。どれも思わず心が躍り始めるような元気な作品です。

 今日もねどっ子たちは元気です。