校長室から

2022年3月の記事一覧

3/30 大変お世話になりありがとうございました

 3月30日(水)正門わきの桜はもうすぐ満開。春の陽光を浴びて、もくまるの周りも春色いっぱいです。


 さて、私ごとで大変恐縮ですが、この3月31日をもって定年退職となります。この2年間、子どもたちはもちろんのこと、保護者の皆さま、地域の皆さまには大変お世話になり、ありがとうございました。
 明るくて、優しくて、賢い子どもたちに囲まれて、幸せな毎日を送ることができました。
 保護者・PTAの皆さまには、厳しい状況が続いた2年間でしたがひとかたならぬご理解ご協力、また慎重な対応をいただいてまいりました。そうしたことにお応えするためにも、学校として冷静に状況を見極めながら、できることを精一杯進めてきたつもりです。読み聞かせや校舎内の消毒、除草作業など、またキャリア学習や算数九九学習などの講師としてもたくさんのご支援をいただきました。
 地域の皆さまには、陰に日向にいつも本校を支えていただいてまいりました。雨の日も風の日も子どもたちの登下校の見守りをくださった方々、学校周辺の歩道にいつもかわいらしい花を植えてくださった方々、1年生昔遊びの先生として、一緒に遊ぶことはできませんでしたが子どもたち全員に手作りのゴムてっぽうをプレゼントしてくださった我孫子北地区社会福祉協議会の皆さま、根戸森を守る会の皆さま、地元自治会の皆さまなどなど、お世話になった方々を挙げればきりがありません。昨今の状況から、皆さまを運動会やPTAバザーなどの学校行事にお招きし、子どもたちの頑張りを直接ご覧いただくことができなかったことが心残りでなりません。

 4月から新しい校長や新たに赴任して来る教職員たちとともに、子どもたちに「学校が楽しい!」と言ってもらえるよう、根戸小学校は気持ちを新たにスタートします。
 今後とも、ねどっ子たちと本校をどうぞよろしくお願いします。

 2年間、大変お世話になりありがとうございました。 水戸勝英

3/24 令和3年度修了式をしました

 3月24日(木)まだ濡れた通学路を歩いて、ねどっ子たちが元気に登校してきました。ちょっと肌寒さはありましたが、青空が気持ちのよい朝でした。

 正門わきの桜は、つぼみが丸々とふくらんでもう間もなく開花。そんな今朝、間もなく入学する1人の新1年生とそのお母さまが正門まで歩いて来られました。真新しいランドセルを背負って、今朝は入学前に練習に来ましたとのこと。
「1年生の昇降口まで入って行かれませんか?」
と声をかけると、よろしいですか、それでは、と正門を入って行かれました。たまたま登校して来て通りかかった男子女子2人の児童に、1年生の昇降口まで案内してあげてくれないかと頼むと、
「ハイ!」
と言うなり駆け出して、新1年生の隣に並んで歩きはじめました。4人並んだ後ろ姿を見ていると、2人の児童は順番にかがむようにして新1年生に何かを話しかけています。優しい2人の児童の後ろ姿に、胸の中が温かくなりました。

 令和3年度修了式は、今回も音楽室で動画を撮影し、各学級に同時配信する形式で実施しました。校歌を聞いて私の話、生徒指導主任の話の後、今回は1・2年生児童代表が今年度1年間を振り返っての発表をしてくれました。どちらも素直で純粋な気持ちが伝わる素晴らしい発表でした。文末に発表内容を掲載します。
 最後に表彰を行いました。1年女子児童が千葉県小・中・高等学校書き初め展で千葉日報社賞を受賞しました。

 今日もねどっ子たちは元気です。


≪令和3年度修了式での学年代表児童の発表内容≫
(ひらがな表記の原文を漢字に変換してあります。)

1.1年代表男子児童の発表内容
 僕が1年生で一番うれしかったことは、友達がいっぱいできたことです。
 最初は、知らない子ばかりで友達がいなくて遊べないのかなと思いました。
 業間や昼休みにいろんな子と鬼ごっこをして仲良くなれました。また、いろんな子と、好きなことや好きなアニメのお話をして仲良くなりました。一緒のグループの人と登校していくうちにだんだんと仲良くなりました。お友達になれて、たくさんしゃべりながら登下校できて嬉しかったです。
 来月僕は転校してしまいます。1年間みんなとたくさん遊べて楽しかったです。小学校に行くのは心配だったけど、優しい先生と楽しいお友達に会えて嬉しかったです。根戸小学校が好きになりました。
 みんなのことは忘れません。1年間ありがとう。

2.2年代表女子児童の発表内容
 私は一年生の時に、勉強やドリルをがんばろうという気持ちで二年生になりました。そして、みんなが仲良く楽しい一年間を過ごせるといいなと思っていました。
 二年生で、できるようになったことは、算数では筆算や九九を習いました。九九は何度も練習をして、すらすら言えるようになりました。
 体育では、長縄やリズム縄跳び、鉄棒にもチャレンジして、今までできなかった技ができるようになりました。
 校外学習では、実行委員に立候補して、クラスのために頑張りました。
 一年生と変わったことは、たくさん手を挙げることができるようになりました。
 二年生でお世話になった先生やお友達、そして家で支えてくれる家族に、ありがとうございますと伝えたいです。
 とくに先生は、みんなのために授業をしてくれます。困った時は相談に乗ってくれて、助けてくれます。お友達は、いつも私と一緒に勉強をしたり、休み時間に遊んでくれます。お友達といる時間がとても楽しくて、大好きです。私を支えてくれる先生やお友達に感謝しています。いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
 私は三年生になったら、校外学習や運動会、勉強の新しく増える英語や理科、社会をがんばりたいです。

3/23 修了式前日となりました

 3月23日(水)雨上がりで通学路にはまだところどころ水たまりが残っていました。少し肌寒い、でも気持ちのよい朝でした。
 正門わきの桜は、つぼみが丸々とふくらみ、開花まではもうあとわずか。根戸門側、プールわきの桜はいくつか花を開きはじめました。

 正門での朝のあいさつを終えて校舎に戻ろうとすると、児童の一団が卒業記念品の縄跳び台を校庭に出してくれていました。手作りの台で、表面には本校のマスコットキャラクター「ねどっピー」がかわいらしく描かれています。
 今日は修了式前日ということもあって、学級レクを企画していた学級がいくつかあったようです。校庭に出てきた子どもたちは早速この台を見つけて寄ってきました。きれいに作られていた台ですから、さすがに土足で上がるのは気が引けたのでしょう。初めのうちはただ見ているだけ、そのうちなぜか飛び越して遊び始めました。子どもたちもそれが縄跳び台であることは知っていますから、そのうちそろりと台に乗り、やがて上でピョンピョンと飛び跳ね始めました。
 あらためて卒業した6年生の皆さん、素晴らしい台を作ってくれてありがとう。

 校庭のもくまるも、花を開き始めた桜の木も、温かく降り注ぐ春の日差しの中で遊ぶ子どもたちをまるで優しく見守ってくれているかのようでした。
 ふと視線を転じると、この1年間おいしい給食を作ってくださってきた調理員さんたちが、調理室の清掃をしてくださっていました。
 いよいよ明日で、令和3年度、そして第3学期が終わります。

 今日もねどっ子たちは元気です。

3/22 1年生の教室をのぞいてみました

 3月22日(火)冬に一気に逆戻りし、雪の降る日となりました。今朝は冷たい雨が降る中の登校となり、正門付近には子どもたちが差す傘の花が咲きました。
 正門わきの桜は、昨日までの陽気でつぼみも丸々とふくらみました。薄いピンク色をちらりとのぞかせたつぼみが3つほど見えます。しかし、桜のつぼみも花壇のチューリップのつぼみも今日の雪に驚き、凍りつくような寒さに震えているように見えました。

 令和3年度、そして第3学期も残り3日となりました。来月初旬には新入生を迎えお姉さんお兄さんになる1年生の教室をのぞいてみました。学期末ということもあり、どのクラスもこれまで作成した個人の掲示物や作品を返却していました。あらためて見ても個性的な内容や色使いで、なかなかの芸術家集団です。

 3月15日(火)のこのコーナーで、我孫子北地区社会福祉協議会の方々から1年生児童1人1人に割りばしで作られたゴムでっぽうを頂戴したことをお伝えしました。
 先週末の金曜日、1年生はこのいただいたゴムでっぽうとお借りした的を使って体育館で試し撃ちをしました。体育館一杯に歓声が響きました。我孫子北地区社会福祉協議会の皆様、本当にありがとうございました。

 寒さに負けず、今日もねどっ子たちは元気です。

3/18 5年生の教室をのぞいてみました

 3月18日(金)昨日の春を思わせるさわやかな一日から一転して、今日は冬に逆戻りしたような陽気でした。
 昨日卒業式を終え、今日から6年生は登校しません。正門で挨拶をしていても、ずいぶん人数が少なくなって寂しくなった印象です。
 それでもふと目をやれば今日も委員会の児童たちが、6年生がいなくなってもしっかり仕事をしてくれていました。
 今朝は花壇の花々も、寒さに体を固くして耐えているように見えます。

 今日は5年生の教室をのぞいてみました。6年生が卒業し、今日からこの5年生たちが最上級生となります。見に行ったのが授業時間の終わり頃になってしまいましたが、あるクラスでは都道府県を覚える学習の確かめをしていました。都道府県名を漢字かひらがなで書き表すのですが、難しくてもあえて漢字で答えよう、書こうとしている子どもが多くいました。
 ほどなくして授業が終わり、清掃時間になりました。一生懸命に清掃する子どもたちに交じって、学期末年度末を迎えるからでしょう、教室や廊下の掲示物をはがしている子どもたちもいました。

 その後、卒業生たちが過ごしていた教室に行ってみました。主たちがいなくなった教室は、物音もせずどこも寂しい雰囲気に満ちていました。

 6年生はいなくなってしまいましたが、今日もねどっ子たちは元気です。