学校運営協議会・協議結果等について

協議結果等

令和4年度 第4回 学校運営協議会 会議報告

1.開会         
2.校長挨拶 〇第4回学校運営協議会開催にあたり挨拶。

3.協議
(1)3学期の報告


〇学校経営状況について説明。

1.学校経営について
・今年度もコロナ禍ではあったが,学校生活等を工夫して,生徒の主体的な活動を行い,生徒の成長につながった。
・全職員共通理解のもと,生徒対応や保護者への説明を大切にした。しかし,家庭を要因とする問題も多く,今後も保護者や関係機関との連携を密に対応していく。

2.教育内容の管理について
・多くの教師がICTを取り入れた授業が行えた。そのため生徒の関心・意欲は高まった。しかし,基礎・基本や家庭学習の定着化については,さらにねばり強く取り組む必要がある。また「語彙力」が低いためこれを高めたい。
・道徳は県の指定2年目で公開を行った。公開は終わったが、「考え,議論する道徳の指導法と評価法」について引き続き研鑽を重ねたい。
・小中一貫については,3年振りに湖北台中区3校の交流が図れた。また,新しい取り組みとして,夏休みに中学生が小学生の学習支援のボランティアを行った。

3.職員の管理・育成について
・業務改善は定着したが,教職員の働き方(時間の管理)は引き続き課題である。
・ミドルリーダーが学年との連携を密にし,活躍している。まとまりある職員組織であった。

4.その他について
・不登校対策は課題である。保護者やスクールカウンセラー,心の教室相談員,外部機関との連携を取りながら,減らせるように努力したい。
・特別支援学級生徒の交流を意図的に増やし,意欲や成長につなげることができた。

(2)学校評価ついて

〇学校評価アンケートの結果について。(教頭)

・昨年と比べて,どの項目も肯定的な結果となった。
・「家庭学習」については半数の生徒ができているが,残り半数が充実できていない。家庭学習の指導を工夫したい。
・教師や生徒は,授業について「わかる授業」づくりができているとしているが、さらに保護者の肯定の割合が増えるよう授業の様子や取り組みがわかるようにする必要がある。

(3) 令和5年度の小中一貫教育基本方針について

〇今年度の反省を受け,「社会にはばたく人の育成~一生懸命がかっこいいと思える子~」を目指す15歳の姿として,さらに確かな学力を身につけ,夢を持ち,チャレンジする子どもを育てることを目指す。(校長)
※小中一貫教育基本方針に異議が出ず承認された。

(4)質疑・応答

〇「語彙力」が低いとあるが具体的にどのようなことか。(委員)
◆自分の言葉で気持ちや考えを上手に伝えられない。また、教師の使っている言葉の意味が分かっていない。読書活動や話し合いの時間を確保するなど努力したい。(校長)

〇家庭学習のできない生徒はどのように指導しているか。(委員)
◆課題を終わらせることができるよう、放課後等個別に支援している。また,課題の分量も工夫している。(校長)

〇部活動の地域移行はどのようになっているか。(委員)
◆我孫子市ではまだ多くの部活動では地域移行は進んでいない。しかし,野球部については,拠点校を設け地域クラブのモデルづくりが進んでいる。(校長)

〇学校評価で「わかる授業」づくりで保護者の肯定の割合が低いのは授業を見ていないからで,生徒や教師の評価が高いので,教員の努力がうかがわれ,よい授業ができていると思う。(委員)

4.会長挨拶 〇本年度の学校協議会終了に際して挨拶
5.連絡事項

〇次年度第1回学校運営協議会の予定の確認(教頭)

  令和5年4月22日(土) 11:00より

6.閉会