2022年10月の記事一覧

久しぶりのもみじ交流

 今朝、昇降口で登校する児童たちを迎えていると、すでに登校した5年生の児童たちがやって来て「校庭の落ち葉掃きをやってもいいですか?」と声を掛けてくれました。朝に職員が掃き掃除をしていると、自主的に手伝う姿をよく見かける児童たちでした。今日は職員が誰も出ていなかったので、どうやら自分たちだけで自主的に始めてくれるようです。その気持ちを大切にしてあげたいと思い「よろしく頼むよ。」とお願いしました。すると、彼らは手に掃除の道具を抱え、大きなリヤカーを引きながら、校庭の一番端にあるフェンスに向かって一目散に駆けていきました。

 少し遅れて後を追ってみると、児童たちはすでに黙々と落ち葉掃きを始めていました。その姿を見て感心したのは、彼らの手際がとても良かったことです。等間隔に分かれて熊手を持った児童が周囲の葉を掻き集めていきます。ある程度溜まると、直ぐに「てみ」(塵取りの大きなもの)を持った児童がやって来てあっという間に落ち葉をリヤカーまで運んでいきます。そして、熊手を持った児童は次の場所に移動していきます。誰かに指示されるわけでもなく、各児童が自分たちで考えてその動きを繰り返していきます。その見事なチームワークのおかげで、僅か15分ほどの間にかなり広範囲の場所がきれいになりました。

  今日の午前中に6年生の児童たちが卒業アルバムの個人写真を撮ってもらいました。自分の好きなもの、大切なものを手に持って一人ずつ 撮影しました。担任も彼らの思い出の中に入れてもらうために、最後に最高の笑顔の一枚を撮ってもらっていました。

 昨日のもみじ交流の様子です。青空の下で今年度初めて校庭で活動しました。体育館で活動していたグループも含めて全てのグループを見て回りましたが、泥刑(=鬼ごっこ)、だるまさんが転んだ、柔らかいボールを使ったドッヂボールやドッヂビー(ドッヂボール+フリスビー)、しっぽ鬼など、1年生から6年生までが一緒に遊べるように工夫しながら交流を楽しんでいました。1・2年生だけでなく3~5年生の児童たちも、いつもの昼休みに加えて掃除の時間まで思い切り遊ぶことができたので、終わった後は満足そうに教室に戻っていきました。ただし、気を配って年下の子たちの面倒をよく見てくれた6年生の児童たちだけは、少しお疲れの様子も見えました。

6年生「リレー講座」

 本校5年生の児童が夏休みの自由研究で作成した科学論文が、我孫子市の代表作品の一つとして「千葉県児童生徒・教職員科学作品展」に出展され、科学論文の部において「千葉市教職員組合執行委員長賞」を受賞しました。来月には千葉市で表彰式も行われます。論文名は「ゴーヤのつるの研究~つるに条件を与えてみたら~」です。1年生の頃から続けてきた研究テーマだそうです。今年度の研究も、長い時間をかけて観察を続けた記録が、2冊のファイルにとても丁寧に分かりやすくまとめられています。

 

 今日の1時間目に3年生の児童たちが廊下を整列して歩いていました。屋上に行って太陽の観察をすると聞きましたので、一緒に行ってその様子を見学してきました。

 児童たちが手に持っているのは観察用の偏光レンズです。児童が「これで見ると太陽が緑色に見えるよ!」と教えてくれたので私もレンズを借りて見てみると、下の写真のように確かに緑色に見えました。

 今日は雲一つない青空でしたので、屋上からの眺める景色が最高にきれいでした。遠くにはスカイツリーや富士山も見ることができました。(写真ではわかり辛いですが、黄色の矢印が富士山で、赤色の矢印がスカイツリーです)

 同じ1時間目、3年生のもう一つの学級が体育館で台上前転の練習をしていました。跳び箱の上で頭をつけた状態で回転し、マットの上に二本足で立って着地する形を目指して練習しています。回転まではうまく出来ても、最後にきれいに着地するのが難しくて殆どの児童は尻もちをついてしまっています。また、回転の感覚を掴むために、ステージの上から下に敷いたマットに向かって重力を用いて回転の練習をする特別な練習場も設置されていました。

 我孫子市は、平和学習の一環として、毎年夏休み中に各校から選ばれた中学生を広島や長崎に派遣しています。そして、これまでに派遣された中学生や高校生たちが、現地で学んできたことを活かして「リレー講座」として小学校で平和について考える授業を行ってくれます。本校でも、今日の3時間目に6名の中高生が来校して、6年生の各学級でリレー講座を開いてくれました。6名の中には本校の卒業生も含まれていて、自分たちが平和祈念式典に参加して感じたことや資料館を見学して考えたことなどを熱心に伝えてくれました。

 

 今日は、昼休みに「もみじ交流」も行いました。天気が良くて久しぶりに校庭に出て思いきり遊ぶことができたので、児童たちはみんなとても楽しそうでした。その様子は明日の記事で紹介します。

 

今日の校内風景(1・2・4年生)

 本日開催予定だった市内陸上競技大会(本校会場)は、昨夜からの雨の影響で再度延期となりました。本校の校庭は水はけが良いので多少雨が降っても直ぐに使えるのですが、今朝まで降り続いた雨の量が思いのほか多かったので回復が間に合いませんでした。新たな開催予定日については現在日程を調整中です。(6年生陸上部員の保護者の方には本日中に文書でお知らせする予定です)

 変わって今日の校内の様子です。1時間目に1・2年生の教室を見学してきました。1年生は算数の授業をしていました。課題の問題が書かれた紙をノートに貼って、その解き方についてグループ内で意見を交換し合っています。このような活動を積み重ねることで、自分の考えを他人に上手く伝える工夫や、人の言葉に耳を傾ける姿勢などが少しずつ身についてくるのだと思います。

 2年生は、来月の「メロディフェスティバル」に向けた自分の意気込みや目標を考える活動をしていました。ところが、児童たちの机上を見て回ると、なぜか意気込みではなく、紙の上にみんな自分の顔を描いています。そして、今日もいつもと変わらずに、自分たちから「こーちょーせんせー、みて~!」と嬉しそうに自画像を披露してくれました。

 3時間目に4年生教室を見てきました。最初の教室では児童たちが版画の画板を制作していました。先日もこの学級の同じ活動を紹介しましたが、この1週間で彫刻刀の使い方がとても上手になったように感じました。版画絵の出来上がりが今からとても楽しみです。

 同じ4年生の隣の教室は算数の授業中でした。みんな熱心に課題に取り組んでいます。ある女子児童が、教科書とノートを見つめながら真剣な表情で考え込んでいました。そこで、彼女を悩ませている問題をそっと見せてもらうと、確かに少し難しそうです。そして、教室内には同じように解き方がわからずに手が止まってしまっている児童の姿が他にも見えます。すると、しばらくして、先に解き方が理解できた児童が、わからない仲間のところに行って解き方を丁寧に教えてあげる様子が増えていきました。教えてもらう児童たちも、その助言に真剣に耳を傾けながら一生懸命に解き方を考えています。担任の指示で行われた行動ではなかったようでしたので、このような教え合いが自然にできるのはとても素晴らしいことだと思いました。今日改めて感じましたが、4年生も日々逞しく成長しています。

5年生の林間学校新聞

 本日は出張のため終日不在にしますので校内の様子の紹介をお休みします。代わりに、先月実施した5年生の林間学校について児童たちが作成した新聞を一部紹介します。 

 

今日の校内風景(1・2・3・5年生)

 2時間目の3年生の教室です。3年生は来週に職業体験施設で校外学習を実施する予定です。どちらの学級でも、児童たちが担任のアドバイスに耳を傾けながら当日どのような順番で回るのか真剣に考えていました。

 2時間目の2年生の教室です。国語の授業で「鮭が大きくなるまで」という文章を読みながら鮭の一生について学習していました。

 4時間目、5年生の家庭科の授業です。これからエプロンの製作が始まります。今日は布を裁断する時間です。布の色は自由に好きな色を選べるそうです。

 給食の時間に、久しぶりに1・2年生の配膳の様子を見てきました。1・2年生共に、配る係も受け取る側もすっかり手順に慣れて短時間であっという間に配膳が終わります。2年生が同じ部屋で手本を見せてくれるため、1年生も配るのがとても上手になりました。下の写真の最初の5枚は2年生、後半の5枚は1年生ですが、両者殆ど見分けがつかないぐらい1年生が成長しました。