2024年11月の記事一覧
6年生の校外学習
11月20日(水)6年生の校外学習が行われました。
小学校最後の今回の校外学習は、東京都千代田区にある科学技術館と国会議事堂へ行ってきました。
いつもより早く学校へ登校し、7時20分に出発しました。あいにく国道16号線では通勤の車も多くやや渋滞気 味で、途中のトイレ休憩の八潮パーキングエリアに到着したのが、予定よりも20分程度遅れてしまいました。しかし、そんな状況の中でもバスの中では、時間を持て余すことなく、レク係を中心にレクをして楽しく過ごしました。最初の目的地の科学技術館には、高速道路も一部渋滞があったものの、予定よりも15分ぐらいの遅れで到着することができました。
科学技術館では、2階から5階までの4つのフロアをグループごとに見学していきました。展示物は見るだけでなく、触ったり、動かしたりしながら、科学や技術に触れる体験ができるようになっていて、どの階のどのテーマも大変魅力あふれるもので、児童たちは目を輝かせて、展示物を巡っていました。幸いにもこの日は見学者が少なく、殆ど貸し切りの状態で、回ることができたので、たくさんの科学技術を体験することが、見学予定時間のなかでできました。見学終了後は、団体専用の休憩室で昼食もグループごとに楽しくとることができました。
▲科学技術館の見学
次に向かったのは国会議事堂の参議院別館でした。ここで議事堂の見学の前に、参議院特別体験プログラム(抽選で選ばれる体験で、なかなか体験することができないプログラム)を体験しました。入り口にはたくさんの警備の方々がいて、子どもたちは少し緊張気味でしたが、広報官の方から、本日の体験プログラムについて丁寧な説明を受けた後、あらかじめ決めておいた代表児童による委員会審査が行われました。議題は、「未成年者の飲酒禁止の法令」についてで、趣旨説明、質疑、討論、採決といった本番さながらのプロセスで進められました。委員会審議が終了すると今度は本会議の模擬審議に移りました。こちらも、委員長報告、討論、採決の本番同様の手順で行われ、採決は全員が議員となって票を投じて可決が成立しました。こうした体験をすることができ、疑似議会に参加している児童はもちろん、見ている児童も国会の仕組みを理解すると共に、その役割が身近で感じることができたのではないでしょうか。
▲参議院特別体験プログラム(模擬議会)
体験プログラムが終了した後は、案内に従って、参議院本会議場、天皇陛下がお入りになる御休所(ごきゅうしょ)、中央広場を参観し、国会正門で記念写真を撮りました。
▲国会議事堂の見学
学校では常にリーダーとして頑張ってきた6年生。運動会や修学旅行、メロディーフェスティバルなどの学校行事とは違った、学校では得られない貴重な体験学習と共に、仲間との思い出の1ページが増えました。
最後になりましたが、保護者の皆様には、校外学習にあたっていろいろご協力をいただき、ありがとうございました。
5年生の校外学習
11月19日(火)、5年生の校外学習が行われました。朝、普段よりも早く集合し、学校を7時15分に出発しました。天候にも恵まれ、交通渋滞もなく順調に進むバスの中では、バスレク担当の子どもたちを中心に、レクで盛り上がりました。
最初の目的地は、栃木県宇都宮市にあるジェイ・バス株式会社宇都宮工場です。
ここを訪れたのは、社会科で学習した「自動車を作る工業」の実地検証のためです。ジェイ・バス株式会社宇都宮工場は、主に路線バスを製造しています。大型から中型バスまで製造しており、長さや幅、高さの違う車両や特殊な車両の生産にも柔軟に対応できている工場です。
▲ジェイ・バス入り口での学年記念写真
工場に着くと、食堂に案内され、そこで工場に関するビデオを見ながら、工場の概要の説明を受けました。説明後、2つのグループに分かれて工場内を見学して回りました。工場の中では、大勢の人が、それぞれの分担に従って、流れてくるバスの部品を手作業で組み立ていく様子がよくわかりました。また、激しい火花が飛び散る溶接作業をしている方のヘルメットや作業服は燃えにくい素材であったり、高所作業をしている方には安全のために命綱を付けていたりとか、配線のコードは色別にしてあって直ぐに用途が分かるようになっていたり、荷物を運ぶロボットや動く機械にはすべて違った音が出るようにしていたりなど、安全で迅速に作業できるようにいろいろな工夫がされていることがよくわかる説明がありました。実際に工場内を見学することで、工場内の音や火花、塗料などの匂い、働いている人たちに表情などインターネットや書物だけではわからないことをたくさん体験して学ぶことができました。
▲事前のビデオによる概要説明 ▲見学後の質問タイム
次に、益子共販エンターへ移動し、楽しみにしていたお弁当を食べた、お皿の絵付け体験にチャレンジしました。児童たちは自在に考えてきたデザインをもとに、ピンク、茶、青の塗料で思い思いに絵付けをしました。素焼きの皿に塗料を塗ると、色が、ピンク、茶、青には見えないので、焼き上がった状態を考えての絵付けでした。最初は失敗が怖くて筆が進まなかった児童も次第に夢中に取り組む姿が見られました。焼き上がったものは、後日届きます。ぜひ、楽しみにしていてください。
▲絵付け体験
今回、学校では体験できないことが1日の中にぎゅっと詰まった校外学習になりました。また、体験以外にも一人ひとりが係を分担して校外学習がスムーズに進むように協力、団結する絆も一層深まり、充実した実り多い校外学習になりました。
最後になりましたが、保護者の皆様には、朝早くからのお弁当作りや学校解散後の見守りなど、ご協力大変感謝しております。ありがとうございました。
メロディーフェスティバルを終えて
11月9日(土)にメロディーフェスティバルが行われ、学年ごとに合奏と合唱の発表が行われました。この日のために、どの学年もたくさんの練習を積み重ねました。そのため、どの学年の発表も大変素晴らしく、たくさんの感動をもらえました。
1年生は、はじめてのメロディーフェスティバルでしたが、ダンスを付けた歌声で、楽しそうな笑顔いっぱいの発表でした。練習の成果がよく出ていて、素晴らしかったです。
2年生は、口を大きく開けてたくさんの息を吸って、100%の力を使った発表になりました。昨年からの成長を感じる発表となり、とても温かい気持になりました。
3年生は、初めてのリコーダーを使った発表でしたが、息が合っていました。合唱も、普段から明るく元気いっぱいの3年生の雰囲気が伝わり、見ていてたくさんの元気が貰えました。
4年生は、明るい表情で手拍子や掛け声も使っていて、見ていてたいへん楽しい気持ちになりました。歌声は、高学年の仲間入りを感じる、素敵なハーモニーを響かせていました。
5年生は、合唱が昨年より一段と上手になっているのに驚きました。また、一人ひとりがこの発表に懸ける意気込みとみんなの団結が感じられる、心のこもった発表でした。
6年生は、「さすが最上級生」と思わずうなるレベルでした。最高学年にふさわしい美しいハーモニーと声量、6年間の思いがこもった『ウィズ ユー スマイル』本当にすごかったです。感動しました。
このような素晴らしい発表ができたのも、練習の成果だけでなく、学年のみんなで協力した結果だと思います。ときには、うまくいかず、みんなで悩んだこともあったことと思います。でも、そんな困難にも負けず、一人一人の力を合わせ、仲間と心を一つにして、大成功につなげました。そして、メロディーフェスティバルの成果を受け、これからも子どもたちの力を伸ばし、発揮できるよう、教職員一同力を合わせ、頑張っていきたいと思いました。
最後に、お忙しい中、子どもたちの発表を聞き、たくさんの拍手をくださった保護者の皆様、地域の皆様、心より感謝いたします。本当にありがとうございました。
※保護者限定ページに当日の発表の様子の動画を掲載しました。是非、ご覧ください。