校長室から(令和3年度)

校内風景(5月12日)

 

 今日は朝から爽やかな晴天です。始業前から児童たちの元気な声が聞こえてきたので、登校時の校庭の様子を撮影してきました。

 2年生はミニトマト、3年生は向日葵とホウセンカの栽培をしています。登校時に自分の鉢に水を与えてから昇降口に向かいます。

 校庭では、陸上部の児童たちが元気に活動しています。新しく入部した4年生の児童たちが、5・6年生と一緒にいろいろな種目の練習を体験していました。

 昇降口前の池では、蓮の花が次々と咲き始めました。

 午前中に、1年生の児童たちが耳鼻科の検診を受けました。「お願いします」「ありがとうございました」もしっかりと言えて、みんな行儀よく受診できていました。

給食の風景

 本日は、出張のため学校に戻るのが児童の下校時間ごろになりますので、昨日の給食の様子を紹介します。

 昨日の献立はハヤシライスで、楽しみにしていた児童も多かったようです。配膳時に2・4・6年生の教室を中心に見てきました。日頃から食べ始めた後はできるだけ教室に入らないようにしていますが、昨日回った時は、後半の教室ではすでに配膳が終わっていましたので、あまり邪魔にならないように食事の様子もそっと撮ってきました。

 このコロナ禍で、児童たちには、全員が同じ方向を向いて話をせずに黙って食事をする習慣がすっかり身についてきました。昨日も、どの教室でも、「頂きます」を言ってマスクを外した後は話をする児童は一人もいなく、教室内では、カチャカチャとスプーンがお皿に当たる音しか聞こえてきません。少し寂しい気もしますが、現在再び感染が拡大していますので、安全な状況になるまでこの習慣を徹底させていきます。そして、いつの日か再び、みんなでお喋りをしながら楽しく食事できる日が戻ってくることを心から祈りたいと思います。

校内風景(5月10日)

 今日の午前中に、先週に続いて視力と聴力の検査を実施しました。写真は本日の5・6年生の検査の様子です。

 3時間目の5年生の教室です。国語の授業中でした。テレビ画面に「漢字博士」と記されたシートを映して一人ずつ発表をしています。児童にそっと聞いてみたところ、各自に割り当てられた新出漢字について、書き方の注意や意味、部首等について調べたことを説明しているのだそうです。

 同じ3時間目、1年生の教室では音楽の授業をしていました。校歌を練習した後、歌詞に動物が出てくるいろいろな歌をみんなで聞いたり楽しく歌ったりしていました。

校内風景(5月7日)

 今朝の吹奏楽部の練習の様子です。新しく入った4年生部員たちが、5・6年生たちから楽器の奏で方や扱いについて学んでいました。

 3時間目、校庭の花壇付近で、3年生の児童たちが向日葵とホウセンカの種を植えていました。青い鉢に植えているのはホウセンカです。向日葵は、順調に育てば夏休みに入るころには児童たちの背丈と同じくらいまで成長するのではないかと思います。

 6年生の教室前に掲示されている作品です。国語の授業で学習した、「春はあけぼの~」で始まる枕草子(清少納言)を題材に、自分で好きな季節を選んで自由に作文したものです。四季の感じ方や表現の仕方が人それぞれでとてもおもしろく、また、作者名が自分の名前に「納言」を付けたものになっていたり、どの作品からも6年生の児童たちの豊かな感性が感じられます。

校内風景(5月6日)

 5月になりました。大型連休明けの登校日でしたが、体調がすぐれない数名の児童を除いて欠席者はほとんどなく、朝から児童たちの元気な挨拶の声が校舎内に響いていました。

 今日から陸上部の練習が始まりました。約5か月ぶりの活動です。あいにくの雨で体育館での初練習となりましたが、新しく入部した4年生の児童たちもみんな張り切って参加していました。

 1時間目が始まる前に全校朝礼を行いました。コロナウイルスの感染が再び拡がっていますので、私の話の中で、予防や感染防止について大切なことを映像を用いながら再度呼びかけました。また、4年生の担当児童たちからも、話を聞くときに心掛けたいことについての呼びかけがありました。

 3時間目の3年生の教室の様子です。3年生になって新しく始まった「社会科」の授業で、我孫子市の土地の使われ方について調べていました。意外にも、市内には20m以上の高い場所が少ないことを知りました。

 1年生が、教室で写生の準備をしていました。この後、校庭に出て遊具などをスケッチしてくるらしいので、少しだけ見に行ってきました。

 

校内風景(4月30日)

 大型連休の谷間の1日ですが、朝から爽やかな快晴で、児童たちは元気に過ごしています。本日は昼前から出張で校外に出る予定のため、登校時や始業前の教室、そして1時間目の様子を駆け足で撮ってきました。

 

 昇降口での登校の様子です。

 始業前の教室の様子です。3年生の教室には、羽化を待つモンシロチョウの蛹がたくさん置いてありした。

 1時間目の様子です。なかよし学級では、合同で学級開きのレクレーション会を行っていました。5・6年生の児童たちの活躍がとても頼もしく、1~4年生の面倒をよく見ていました。

 音楽室では、6年生がリコーダーの練習をしていました。感染防止のため、半分ずつ交代で演奏しています。

 5年生は、6月の林間学校に向けて、このGW中に家庭でカレーを作ってみることが宿題として課せられているそうです。現在、学校での調理実習を控えているため、今日の授業では道具の準備や片づけの練習だけの実習なのだそうですが、それでも児童たちはみんな真剣に取り組んでいてとても感心しました。

 2年生と1年生の教室の様子です。

校内風景(4月28日)

 今日の1時間目に、1年生が「校内探検」を行いました。2年生の児童たちが、ペアを組む1年生を連れて校内のさまざまな場所を案内して回りました。1年生の楽しそうな笑顔と共に目についたのは、2年生の頼もしいエスコートぶりです。校長室にやって来た児童たちの姿を見ていると、首に掛けた大きなボードに挟んである行動計画を確認しながら、まるでツアー添乗員のように丁寧に説明をして、時間を気にしながら1年生の手を引いて次の場所へと移動していきました。昨年の校内探検で校長室のソファーに嬉しそうに座っていた彼らが、今では立派に1年生を案内している姿を見ていたら、この1年間の成長が改めて感じられてとても嬉しい気持ちになりました。

 2時間目の3年生の授業です。英語の授業中で、ALTの先生と一緒に国旗を使って国名の発音練習をしていました。

 同じ2時間目の4年生の様子です。国語と社会科の授業中でした。4年生は、教室が3階から4階へと移って、毎日5・6年生と同じフロアーで過ごしているせいか、この一月でだいぶ大人になったような印象があります。授業を受ける姿を見ていても、落ち着きと集中力がより一層増してきたように感じられ、2年生と同じように日々逞しく成長していることをとても嬉しく思います。

1年生を迎える会

 今日の3時間目に、児童会が主催した「1年生を迎える会」を開きました。この会は、2~6年生の児童たちが、さまざまな企画を通じて新入生を歓迎する楽しい集いです。

 まず初めに、朝の会の時間に5年生の児童たちが1年生の教室を訪れて、一人ひとりにメッセージが記された手作りのメダルを贈りました。

 そして、3時間目に体育館で開かれた「迎える会」では、新入生一人ひとりが、6年生と手を繋ぎながら、3年生が作る花のアーチを潜って入場します。そして、台の上で自分の名前を大きな声で言ってから席に向かいました。

 最初に「一緒に歌おう」という曲を全員で歌いました。全校児童が一緒になって歌うのはこれが初めての機会です。続いて、2年生の児童たちが昨年の運動会で踊ったダンスをプレゼントしました。久しぶりに踊りましたが、完璧な振り付けでキレキレのダンスを披露して大きな拍手をもらいました。

 続いて、児童会の役員たちが、東小クイズや片足立ちゲームなどの楽しい企画で会を盛り上げてくれました。

 最後に、1年生の児童たちが、お礼の気持ちを込めて覚えたばかりの校歌を元気いっぱいに歌ってくれました。

校内風景(4月26日)

 今日の2時間目の様子です。1年生の教室では算数の授業を行っていました。数え方について学習しているようです。

 3年生の教室では、国語と社会の授業を行っていました。国語の課題は「発見ノートを作ろう」、社会は我孫子の公共施設を調べる学習をしていました。昨年度からそうでしたが、3年生の児童たちは授業中の集中力がとても高いです。

 コンピューター室の前を通りがかると、室内で5年生の児童たちが、PCを駆使して6月に実施を予定している林間学校で訪れる施設や活動について調べていました。現在、コロナウイルスの感染が再度拡がっていますが、それが落ち着いて無事に実施できることを願うばかりです。

校内風景(4月23日)

 本日は、出張で日中校外に出ていましたので、朝の1年生の登校風景を紹介します。

 朝の登校の様子を見ていると、一人ひとり登校時の様子はさまざまです。1年生ではありませんが、毎日誰よりも元気な声で挨拶をしていた児童が、ある朝黙って下を向いたまま教室に向かっていったことがありました。そのようなときは、「具合でも悪いの?」「朝ごはん食べてきた?」などと一声かけるようにしていますが、それ以上は敢えて深く聞かないようにしてます。後で担任からその日の様子を聞いて、必要だと判断したときは面接をしてもらうこともありますが、その児童が自分から話すのを待つこともあります。年齢に応じて「自分で考える力」を付けさせることも学校の大切な役割だと考えるからです。

 1年生の児童たちも、すでに登校時の姿は十人十色です。すっかり学校生活のペースに慣れて足早に教室に向かう児童。兄や姉に手を引かれながら毎朝仲良く登校する児童。一方で、不安な気持ちから昇降口で足が止まってしまう児童や、登校時は元気だったのに教室に入ってから急に泣き出してしまう児童もいます。

 当たりまえのことですが、一人ひとり表情や体の大きさが違うように、学校に慣れるまでの時間や道のりも個人で異なります。したがって、登校を渋ったり、不安な気持ちを抑えられなかったり、急に泣き出してしまったりすることも、特別なことだとは捉えず、成長する過程で誰もが通る道だと思って対応しています。もちろん、自分の力だけで乗り越えられないときは周囲のサポートが必要ですが、その過程で、周囲の温かい励ましに触れることや、時にはすぐに手を貸さず、自分でどうすればよいのかを考えることなども経験させていきたいと思っています。

 先日も、他の学年で、友達のことを叩いてしまったり、物を壊してしまったりしたトラブルがありました。そのようなときも、理由や原因を十分に聞いた後で、「なぜ」してしまったのか、「どうすれば」よかったのか、この後「どうするべき」なのか、じっくり考えさせることも大切だと考えます。困難やトラブルに直面した時こそ自分が成長できるチャンス、児童たちにもそのような思いを持たせるような指導を全職員で心掛けていきたいと思います。