校長室から(令和3年度)

校内風景(5月24日)

 1時間目、1年生の授業の様子です。国語の音読練習の最中でした。さまざまな場面での正しい姿勢について日ごろから担任が細かく声を掛けているので、1年生の児童たちも座っているときの姿勢がだんだん良くなってきました。

 以前からこのページでも話題にしてきましたが、姿勢や鉛筆の持ち方は学ぶ意欲や集中力の維持に大きく影響しますので、とても大切な生活習慣であると考えます。児童たちが自ら意識できるように今後も指導していきたいと思います。

 5時間目の6年生の教室です。昼食と掃除の後なので学ぶ気持ちをリセットするのが難しい時間帯ですが、ご覧の通り姿勢も集中力も乱れていません。さすが本校が誇る6年生たちです。

 今日の昼食の様子です。日本は、世界の中でも食器を手に持って食べる文化を持つ数少ない国のひとつだと聞いたことがあります。今日見てきたいくつかの学級では、食器を手に持って食べている児童の数はおよそ半数弱ぐらいでした。「器を持って食べること」は伝統的な和食器作法のひとつなので、日本におけるマナーとしては正解だそうですが、海外では、食器を持って食べることがマナー違反になる国が多いのだそうです。

 このマナーについて少し調べてみましたが、実は何でもかんでも手に持てばOKというわけではなく、器を持つのにもちょっとしたルールがあるようです。基本的には、手のひらよりも小さい器は持ち上げて、逆に手のひらよりも大きい器は持ち上げる必要がないのだそうです。小鉢やお米をよそったお茶碗は持ち上げて、お魚などを置いた平皿はおいたまま食べる。ご家庭でも食事のときにぜひ話題にしてみてはいかがでしょうか。