校長室から(令和4年度)

ハロウィーン

 今日は10月の最終日。最近では「ハロウィーン」の日としても認識されるようになりました。本校でも、教室に飾り付けを施したり、簡単なパーティを計画したりする学級もあるようです。

 

 しかしながら、ここ数年の間には、仮装した人が大勢集まって周囲に迷惑をかけてしまうような行為が度々報道されることがありました。また、一昨日も他国で大勢の方が亡くなる痛ましい事故も起きてしまいました。「ハロウィーン」は仮装して騒ぐだけのお祭りではなく、その意味や由来を正しく知ることがとても大切だと思います。機会がありましたらご家庭でもぜひお子さまと話題にしてみてください。

 

 ※参考までに…

 「ハロウィンって何?」と子どもに聞かれたら、どのように答えるとわかりやすく簡単に伝えられるのか、悩む方もいるのではないでしょうか。ハロウィンの発祥や由来を、子ども向けにわかりやすく伝えるときは、次のような伝え方をしてみるとよいかもしれません。

 「昔の人たちがしていた食べ物に感謝するお祭りをハロウィンと呼ぶんだよ。そのお祭りの日に悪い魔女やおばけがいたずらをしようとやってきて、昔の人たちは追い払おうとしたんだって。魔女やおばけの格好を真似して仲間だと勘違いさせると、魔女たちは逃げていったんだよ」

 子どもにもわかりやすく伝えるには、簡単な言葉を使って、ハロウィンとは何かを説明できるとよいかもしれませんね。最近では、子ども向けのハロウィンの絵本もあるようなので「ハロウィンって何?」と聞かれたら、親子でいっしょに絵本を読んでみるのもよいかもしれません。

(「ハロウィンの由来や意味とは。ハロウィンって何?と聞かれたときの子ども向けの伝え方」のサイトより一部抜粋)

 

 続いて今日の校内の様子です。1時間目、5年生が学年全体でメロディフェスティバルの合奏練習をしている様子です。

 2時間目には4年生の児童たちが同じように合奏の練習をしていました。こちらは和楽器を使った演奏のようです。

  現在、本校には1名の教育実習生が来校しています。期間は1ヶ月の予定で毎日熱心に実習に励んでいます。担当する6年生の学級で今日から授業を始めると聞きましたので、大学から見学にいらした担当の教授と共に2時間目の授業を見てきました。少し緊張していたようにも見えましたが、黒板に書く文字が大きくて丁寧で、指示や説明の声も聞き取りやすかったです。最近は教職に対するイメージがとても悪いようで、教員志望者や産休などの代替教員が全国で急激に減少しています。僅か1ヶ月の実習期間ですが、学校の先生になることを夢見て一生懸命努力している実習生に、たくさんの「やり甲斐」を感じてもらえるようにできる限りのサポートをしていきたいと思います。

3年生校外学習

 昨日、3年生の児童たちが、千葉市の商業施設内にある職業体験型テーマパークのカンドゥに出かけて校外学習を行ってきました。当施設で校外学習を実施するのはこれで3年目です。昨日は幸運なことにたいへん空いていて、事前に計画していたものよりも多くの体験に参加することができました。

      

6年生の手による「芸術の秋」

 今日は3年生の校外学習に同行しているため学校生活の紹介はお休みします。代わりに6年生の教室で見かけた図工の作品を一部紹介します。(3年生の校外学習の様子は明日の記事でお伝えします)

 最初は、以前にも制作中の様子を紹介した「アボリジナルアート」(オーストラリアの先住民アボリジニの人々により描かれたアートのことです)の絵画作品です。大小さまざまな点の組み合わせや大胆な色遣いがとても印象的で、パソコン画面の壁紙などにも使えそうな作品です。

 教室後方の棚の上には、現在制作中の人形が置かれていました。殆どの人形がまだ完成前のようですが、数体の人形はすでに顔の表情まで作れらていて、まるで今にも動き出しそうな雰囲気が感じられます。

 

6年生「アフリカン・シンフォニー」

 今朝は朝学習の時間に読み聞かせの動画を視聴しました。1~4年生となかよし学級の教室の様子を見てきました。

 2時間目、音楽室とその周辺の教室で、6年生の2クラスが合同でメロディフェスティバルで披露する合奏曲の練習をしていました。児童たちの楽譜の曲名には「アフリカン・シンフォニー」と書かれています。その名の通りアフリカのサバンナの風景を連想させるような曲です。今日はパートごとの練習でしたが、とても迫力が感じられる演奏でしたので全員揃って合奏する音を聴くのが今からとても楽しみになりました。

 本日はこの後昼前から出張のため校外に出てしまいますので、代わりに昨日の校内の様子を紹介します。

 昨日の3時間目、5年生の学級で道徳の研究授業(職員による相互参観)を行いました。研修を兼ねて授業者は隣の学級の児童たちと授業を行いました。題材は「崩れ落ちた段ボール箱」という話です。ショッピングセンターで、幼い子供が崩してしまった段ボール箱の片づけを親切心から手伝っていた児童たちが、勘違いした店員さんから怒られてしまい嫌な思いをした、という内容です。数日後にその店員さんから勘違いを詫びる手紙が学校に届き、児童たちの疑いは晴れたのですが、もしその手紙が来なかったら、という視点から「親切な行動」を考えてみる授業でした。自分の意見や考えがタブレット端末を通じて匿名でモニターに瞬時に表示され、みんなで共有できるように工夫されていたので、手を挙げて発表するのが苦手な児童も自分の考えをスムーズに伝えることができて、それが授業に参加しやすい気持ちや意欲の向上にも繋がっていたように感じました。

 また、昨日は放課後に次年度入学予定の就学前児童の検診が行われました。ここでも5年生の児童たちが大活躍でした。「お世話係」として就学前の児童たちに付き添いながら、さまざまな場面で職員の手伝いをしてくれました。

6年生「プロフェッショナルに聞く会」

 来月のメロディフェスティバルに向けて、各学年の元気な歌声や楽しそうな合奏の音が毎日校舎内に響き渡っています。1時間目のなかよし学級と2時間目の音楽室、共に2年生の児童たちが練習する様子です。

 本日の午前中、6年生がキャリア学習の一環として、さまざまな職業の方から話を聞く「プロフェッショナルに聞く会」を開催しました。湖北駅の駅長さん及び駅員さん、地域の消防士さんと保育士さん、パティシエさんとラーメン屋さん、そしてプロスポーツ選手を支える職員の方が講師となって、それぞれの皆さんが3回ずつ講演をしてくださいました。講師の皆様からは、その職業に関することだけではなく、ご苦労された経験談やご自身の人生観など貴重なお話をたくさん聴かせて頂くことができました。講師の皆様、本日はお忙しい中を児童たちのためにお時間を作って頂きありがとうございました。