日誌

2024年3月の記事一覧

2年生短歌をよむ④

 昨日、卒業証書授与式を終え、3年生がいなくなった校舎は、がらんとした感じがします。1・2年生は、日常に戻り落ち着いて授業をうけています。1・2年生もあと5回登校すると、修了式です。まとめを行い、新年度に向けて気持ちをつくってほしいと思います。

<2年生の短歌>

 部活終え夕暮れの道急ぎゆく家の灯りにホッと一息

 先生が話す言葉の海の中船をこぎ出し夢の世界へ

 野球部でボール見逃しストライク練習重ね強くなりたい

 真夏の日二冠とられて悲しいな最後の夏は嬉し涙を

 帰り道疲れた体いやすよに線路の向こうきらめく夕日

 林間で共に見上げた夜の空ひかり輝く明日への未来

 まん中に絆をともし赤々と仲を深めし夜(よ)の菅平

 寒稽古日の出とともに開始する仲間とともに高め合う冬

 過ぎていく会話に耳をかたむけて時の流れの早さに驚く

 冷酷に走り続ける秒針よ休んでくれぬか漢字わからぬ