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2020年12月の記事一覧

道徳の授業(2-3)

 今日、遠藤先生が2年3組で、道徳の授業を行いました。普段は担任の先生が道徳の授業を行っているのですが、特別な授業研です。

 2年3組は働き者の生徒が多く、外掃除はいつも手際よく、清掃置き場を整頓してくれます。クラスの班ポスターを見ると、なるほど、「学年一きれいなクラスを目指そう」と書かれていました。班ポスター以外に、イラスト入りの「一分前着席のポスター」もありました。

 

 

 

 

 

 

  授業は、気持ちの良いあいさつで始まりました。遠藤先生は2年3組の副担任ですが、緊張気味でしたが、「みんなよろしくお願いします。」というと、生徒たちも「よろしくお願いします。」とあいさつを返してくれ、緊張がほぐれました。

 今日の道徳は「国」についてです。そしてテーマは「祖国を愛する」で、王貞治選手が、父母が違う国の出身であることから感じた、祖国への思いを知り、自分の国に対する思いを見つめ直すという内容でした。

 

  まず、「日本という国のイメージ」を考えました。生徒からは、プラスとマイナスの両方のイメージが出ました。

 次に「なぜ、王さんが国歌が流れるときに『起立ぐらいしたら』と思ったのか」という問いについては、各班から様々な意見が出ました。普段日本人は礼儀正しいのに、周りを気にしてやらないことがある「矛盾」についてが話題になりました。

 そして、「『祖国』という言葉にどんな思いを重ねていきたいか」を考えました。「自分を育ててきてくれた国だから、感謝の気持ちを持ちたい」や「国のことに関心を高めたり、敬意を持っていくことが大切」という意見が出ていました。

 先生からは「日本人としての誇りを持っていきたい」という話がありました。道徳の授業を通して、自分と国との関係を見つめ直す機会となったようです。私たちも研修を積んで、生徒が自分の生き方について仲間と考え、視野や考え方を広げていく授業にしていきたいと思います。