最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

ハグロトンボ

7月23日夕方、学童クラブの子どもが学校のトイレで見つけた
黒い羽のトンボを見せてくれました。
ハグロトンボのメスです。
いつも見かけるトンボではありません。よく見つけました。

オオミスジコウガイビル

7月23日、朝、とても長いコウガイビルを見付けました。
70cm以上あります。
コウガイビルは扁形動物で環形動物のヒルの仲間とは違います。
この大型のコウガイビルは1mにもなる外来種です。
コウガイビルは頭の扇型が特徴です。
笄(こうがい)とは髪を結う道具で、かんざしと同じように髪飾りにも使うものです。
頭が広がっているので形が似ているからなのでしょうか。


ニイニイゼミ

7月13日、しばふ管理作業に来ていた子どもがニイニイゼミの抜け殻を見せてくれました。
今年は6月25日に初めで鳴き声を聞きました。
 
芝生管理作業をしていると奈良原公園からクマゼミらしい鳴き声が聞こえました。
今年初めてです。
多摩センター・鶴牧周辺は10年以上前からクマゼミが繁殖しています。
誰かが、南の方から持ってきた個体を放したものが繁殖したようです。
今のところクマゼミの北限は神奈川県のようです。

【追記1】
7月16日の夕方。ヒグラシが鳴いていました。今年初めて聞きました。
【追記2】
7月18日。朝、子どもが羽化したてのニイニイゼミを見付けて
見せに来てくれました。
 
ツタンカーメンのマスクのように長い針が口です。
木の枝に刺して樹液を吸います。

アサガオが咲いています

1年生が育てているアサガオの花がたくさん咲いています。
夏に向けたアサガオ栽培は江戸時代から続く日本の伝統文化です。
戦後は理科教育の優秀な教材として、他の植物を寄せ付けず
生活科に変わった後も、綿々と小学校1年生の教材として君臨しています。
アサガオを育てたことがない日本人はいないほど浸透しています。