校長室

校長室から発信

あいさつ運動 今年も頑張っています

 今年度も、我孫子東高校、布佐小学校、布佐南小学校と布佐中学  校の4校で「あいさつ運動」を実施しています。月に2回、布佐駅や布  佐南小、布佐小・布佐中入口で登校の児童生徒のみなさんや駅を利  用する方々にあいさつをしています。布佐中からは生徒会の皆さんが  参加しています。「おはようございます」と大きな声であいさつした時に「おはようございます」と返してくれると、とてもさわやかな雰囲気に包まれます。あいさつ運動のみならず、日頃から気持ちの良い挨拶を交わし合いたいものです

野球部市内大会を応援して

 4月14日に野球部の市内大会決勝戦が行われました。市民体育館野球場には、試合前から布佐中学校を応援する保護者の方や地域の方々、少年野球の地元小学生の皆さんなどたいへん大勢の応援方々が一塁側応援席にいらっしゃいました。布佐中学校野球部の応援団として選手の皆さんは大変心強かったと思います。他の部活動も頑張っていますので、これからも応援を宜しくお願い致します。本当に応援ありがとうございました。

第73回入学式を挙行いたしました

 さわやかな青空が新入生の入学を祝ってくれているようです。本日、我孫子市立布佐中学校の第73回入学式をとり行いました。我孫子市長星野順一郎様はじめ多くのご来賓ご臨席のもと、58名が布佐中学校の一員となりました。真新しい制服に身を包んだ新入生のみなさんの姿はたくましく、新入生代表の寶春香さんの心のこもった力強い誓いの言葉は会場にいたすべての人の心に響いたようでした。素直で力強い言葉の一つ一つが、明日からの新しい生活において土台となり、目標になる言葉に校長としても大変勇気づけられました。以下、式辞です。新入生の入学を祝うかのように今日は素晴らしい青空となりました。桜はもとより、道の辺の小さな草木も可憐な花をつけ、新緑が本当にすがすがしい春の日に、入学式を迎えた新入生の皆さん、ご入学本当におめでとうございます。教職員や在校生一同心から入学を歓迎いたします。また、本日は、我孫子市長星野順一郎様、我孫子市教育委員会 足立俊弘様はじめ、多くのご来賓の皆様にも、公私ともにご多用の所ご臨席賜り誠に有難うございます。特に、地域の皆様には、雨の日も風の日も布佐の子供たちを見守っていただき本当に有難うございます。心より御礼申し上げます。そして、保護者の皆様、本日はお子様の中学校への入学、誠におめでとうございます。制服に身を包み立派に成長したお子様の姿には感慨もひとしおと思います。職員一同、充実した義務教育最後の3年間となるよう努力して参ります。よろしくお願いいたします。
 さて、新入生のみなさんは、この3月小学校を立派に卒業しました。私は3月まで小学校に勤めていましたので、皆さんが小学校のリーダーとして学校の中心となっていたことはよく分かります。下級生に見本を示し、リーダーとして悩みながらも力を合わせて頑張ってきたでしょう。小学校6年間、中学校3年間を9年間の小中義務教育期間と見た時、皆さんは1年生から9年生までの7年生に当たります。もう、立派に学校の中心を担ってもおかしくはない立場にいて、それだけの力を十分に持っていると思われます。布佐中学校の学校教育目標は、「自ら学び、共により良く生きる生徒になろう」です。中学校進学にあたり、不安なこともあるかと思いますが、自分の意志で考えて、悩みながらも、共に学び、成長していってほしいと思います。皆さんには、保護者の方だけでなく、我々教職員や歴史と伝統を持つ地域の皆さんという強い味方もいます。
 布佐という町で育った誇りをもって、布佐中学校でともに学んだ仲間を大切にして、まさに平成から令和へと新しい時代に生きる国際人となるべく、精一杯頑張って欲しいと思います。そのために3つの言葉を贈ります。一つ目は、「よい習慣を身につけること」それは、時間を守ったり、挨拶ができたり、自分のことは自分でできる、決まりを守る・・・などです。習慣は第二の天性ともいいます。よい習慣を身に付けて下さい。二つ目は、みなさんが現在持っている他人を思いやる「思いやり」の心を、更に高めて欲しいということです。中学時代に得た友は、一生の宝となります 他人の心を思いやり、それを言動にうつす。その表し方は一人一人違うかもしれません。自分だけの「思いやり」の心をもった人たちが共に学習し合う時、本当にお互いに高め合うことのできる仲間となるはずです。最期は、自信と勇気をもって様々なことに「挑戦」して欲しい、ということです。そのために、だれもが持っている自分の良いところを見つけ、自信をもって下さい。でも、だれもが欠点や弱点を持っています、でも、長所や良い所も必ずあります。その良い所を見つけ、伸ばすことが私たちの仕事だと思っていますが、その良い所を自分でも見つけ、自信をもって勉強でも運動でも、あきらめずに「挑戦」してほしいのです。失敗も宝物に変わります。「習慣」「思いやり」「挑戦」・・・入学に当たりこの3つの言葉を贈ります。そして、「自ら学び、共により良く生きる生徒」となって下さい。
  最期に、保護者の皆様にお願いがございます。現在、学校教育は大きな変革の時期を迎えています。小学校は来年度から、中学校は再来年度から新しい指導要領が導入され、「社会に開かれた教育課程」や「主体的、対話的で深い学び」などがキーワードとなります。学校だけではなく、家庭、地域が一体となった教育活動の展開が今まで以上に必要です。布佐中学校は、今までも、保護者・地域の方々の多大なるご支援やご協力を賜ってきていることは十分に承知しておりますが、より一層のご支援をお願いいたします。そのためには、「信頼関係」は欠かせません。何かありましたら、報告や相談がすぐにできるような信頼関係がさらに構築できますよう私たちも努力を続けますので、どうぞよろしくお願いいたします。そして、親子で、読んだ本のこと、社会の出来事、何気ない日常の会話、授業や部活動のことなど、お子様との会話を大切にして、共感的な理解や、愛情に基づく叱咤・激励など、より一層支援していただきますよう、よろしくお願いいたします。
  それでは、新入生のみなさん、先程の呼名をもって、布佐中生となりました。皆さんが自分だけの大切な3年間が充実した日々にすることを願い、確認し合って式辞といたします。 平成31年4月9日 我孫子市立布佐中学校長 小林浩之」 

着任のご挨拶

  平成30年度末の人事異動に伴い、この度鎌ケ谷市立北部小学校より着任いたしました小林浩之と申します。どうぞ宜しくお願い致します。教諭として6年間、教頭として4年間、計10年間布佐中で汗を流して参りましたが、この度4年ぶりに布佐中学校でお世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。古くから利根川の舟運で栄え、数多くの偉人を輩出し、文化と伝統の香り高き町布佐の学校として、地域とともに歩み、地域の方々に支えられながら地域貢献を旗印に、社会に貢献できる布佐の子どもたちの健やかな成長を目指していきたいと思います。微力ながら地域の皆様のお仲間に入れていただきながら、新しい時代を担う生徒の育成、布佐の町のみんなの学校を目指して参りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。   校長 小林 浩之

感動の第72回卒業式

 12日()、第72回卒業証書授与式が、教育委員さんを始めとした45名もの来賓のみなさんにご臨席いただき、保護者や多くの地域の方々が見守る中、盛大に挙行することができました。
 2時間を超えようかという長い時間でしたが、卒業生・在校生ともに式に臨む姿勢や態度は大変にすばらしく、終わって退場後、来賓のみなさまからも「今年もまた感動しました」など、口々にお褒めの言葉をいただきました。

 68名の卒業生は、証書授与のときの返事・巣立ちの言葉・歌(仰げば尊し・さくら)と3年間の精一杯の思いと感謝を込めて表現し、その一生懸命な姿・成長した姿に思わず目頭が熱くなってしまいました。私自身が迷惑をかけた林間学校を始め、3年間をともに過ごした思い出が甦り、こみ上げてくるものがあったのだと思います。

 1・2年生も同様に素晴らしい送別の言葉と歌(ジュピター)で、卒業生への感謝の思いと別れの気持ちを表現しました。その見事な姿に、両学年ともにこの1年間の成長と進級に値する力がついたことを確信しました。

 卒業生はこの後、それぞれの進路先へ巣立っていきますが、ここに至るまでに本当に多くの地域のみなさんに愛され、支えられたからこそ、今の成長した姿があります。式の中でも御礼の言葉を述べさせていただきましたが、改めて学校、そして卒業生一人ひとりになり代わって御礼申し上げます。「本当にありがとうございました」