2024年5月の記事一覧
校長ブログNo35 季節の言葉どおり「生き物」とこんにちは
今週は週の後半にかけてぐんぐん気温が上がり暑かったですね。暦どおり、立夏(5月5日)を過ぎ、晴れの日は夏を思わせるような陽気の中で、子供たちも運動会練習に励んでいます。
昨日は雨のためグラウンドコンディションが悪く体育館での全体練習になりました。今日は朝から晴れる予報で、気温も上がります。業間~3校時にかけてグラウンドでの全体練習を行う予定です。熱中症警戒指数を確認し、水分補給と休憩をとりながら練習を進めます。
季節は夏に向かっています
さて、過去ブログ記事で紹介した「二十四節気」は小学校6年生の国語科の教科書(光村図書)でも取り扱われ学習します。例えば「夏の季節」については...
自然豊かな白浜だからこそ出会える季節の生き物
昼休み、花壇で作業をしていたらグラウンドで遊び始めた子供たちが「ミミズがいる!!」と声をあげていました。七十二候では、第二十候「蚯蚓出 (みみずいずる)」(5月10日~5月14日)です。春まで冬眠していたミミズがようやく土の中から出て活動する季節になったのです。ミミズが通った通り道に空気や水分の通り道となり植物の成長を促します。そして落ち葉や微生物を食べるミミズの糞は豊富な栄養素が含まれ、土が肥えます。「ミミズがいる土はよい土だ」と言われるゆえんです。ちなみに英語では「earth worm = 地球の虫」というそうです。
11日のPTA奉仕作業で草刈りをしていたらカタツムリ(参照:過去ブログNo5で写真紹介したカタツムリ)のほかにミミズを見つけました。また、月曜日は花壇の草取りをしていたら、大きなミミズが何匹か出てきました。本当にいるんですねぇ。季節を感じる昔の人の心はすごいなあ。と改めて思いました。
草取り中に大きなミミズがこんにちは。私の足のサイズ(27㎝)と比べてみました。
テントウムシもいましたよ
さらにこの後、取った草を捨て、一輪車を片付けに行ったら、蛙(カエル)にも会いました。蛙は第十九候「蛙(かわず)始めて鳴く」(5月5日~5月9日)です。
旬の食べ物を味わう
さて、5月15日~5月19日は第二十一候「竹笋生 (たけのこしょうず)」です。今日15日(金)の学校給食献立は「たけのこ味噌汁」でした。まさに旬の食べ物です。といっても「タケノコってもう1か月前に食べているけれど。」という方もいるのでは?それは、中国原産の孟宗竹で3月中旬から最も多く市場に出回るからです。日本原産の真竹は5~6月に旬を迎えます。先日、テレビでタケノコ掘りの達人を特集した番組を見ました。まだ地上に顔を出さないタケノコを掘り当て、日にあたっていないため真っ白で柔らかくとっても美味であるので、料亭などに卸されているとのことでした。食べごろは土から顔を出してからわずか10日程と言われます。時間が経つほど固くなり、えぐみも強くなるので極力早いうちに調理することがおすすめです。また、「上旬・中旬・下旬」と月を10日間に分けるのも、「筍」の「旬」の部分からからきているそうです。もう一つ驚くのはタケノコの成長の早さです。わずか数か月で20mもの高さになりますが、ピーク時には1日に1mも伸びるといわれています。
谷川俊太郎さんの詩「ことこ」にはタケノコが登場します。冒頭部分に合わせて描いたイラストです。遠くの景色にタケノコの産地で有名な千葉県の大多喜城も描いてみました。
校長ブログNo34 着々と準備中
5月15日(水)児童下校後の白浜小学校に何か動きがあったようです!!体育館のギャラリーの大きなガラス窓の高いところに複数の人影が?!何やら白浜小の先生方が集まって次々と何かを貼っているようです。
状況を確認しに現地に駆けつけたところ、時すでに遅し
すでに人影は消えていました。しかし、そこにはメッセージが残されていたのです!!
謎解きかぁ(ため息)ムムム... 難しい~ 反対から読むしかない
まずは...「走」?
これは「勝利」か?
そして「白浜」?だ。
これは何を意味するのか???
翌日、体育館に全校児童と教師が集合していました。グラウンドがぬかるんでいて使用できずやむを得ず体育館に集合した様子です。
ラジオ体操をしています。なかなかそろっていて上手だなあ!
赤白ごとに応援団が中心となり、応援合戦が繰り広げられました。
体育館のテーブルの上にひときわ輝く何かが...
これは...優勝カップではないか!!! 誰もが手に入れたい黄金のカップがここに...
ということは... もうお気づきになったかたもいらっしゃることでしょう。
そうです、今年も運動会の季節がやってきました。
フレー フレー あ・か・ぐ・み フレッ フレッ 赤組 フレッ フレッ 赤組~
フレー フレー し・ろ・ぐ・み フレッ フレッ 白組 フレッ フレッ 白組~
元気な歓声が体育館中に響き渡ります!!
いよいよ来週5月25日(土)は運動会です。今週から本格的に練習が始まりました。児童が話し合って考えたスローガンや、児童が考えた赤白のキャラクターなども決定し、朝の時間帯に応援練習も始まっており、着々と準備が進んでいるようです。
後日、また練習の経過をお伝えします。乞うご期待!!!!
校長ブログNo33 「おはなし聞かせて」白浜小読み聞かせボランティアの皆さんの紹介
おはようございます。ここは白浜小学校図書室です。朝7時45分の昇降口解錠に合わせて登校した児童が教室へ上がり、少し落ち着いた時間です。その頃「白浜小学校読み聞かせボランティア」の皆さんが、ぞくぞくと2階の図書室へ集まってきました。今日5月14日(火)は今年度の「読み聞かせ」(月1~2回 第1・3火曜日を中心として活動)第1回目です。長いコロナ禍によりしばらく活動を休止していましたが、昨年度再開して2年目になります。
みなさん朝早くから子供たちのためにありがとうございます。始まりの時間までまだ少しありますので、その間に集合写真を
読み聞かせが始まるまでの間、簡単ですが読み聞かせボランティアの活動について紹介させていただきます。
「白浜小学校読み聞かせボランティア」は長年にわたるボランティア活動で、11年前の2013年(平成25年)に町から表彰されています。(表彰状は図書室に飾られています。)すごいですね!!ボランティアのメンバーは、現在在学しているお子様の保護者や、卒業生の保護者、そして、メンバー募集中のチラシを見て、ぜひ一緒に活動したい!子供たちの喜ぶ顔を見たい!などの理由から、なんと町外からもぜひ読み聞かせをやりたいという熱い思いをもってお話会のメンバーに入られた方もいらっしゃるとのことです。
ただいまメンバー大募集中(先日チラシとスクリレでも配信しました。)ご希望される方はドシドシ学校までご連絡ください。
紹介している間に...♬ キンコンカンコーン 午前8時です。それでは、ボランティアさんよろしくお願いいたします。今年度の「お話読み聞かせ」♬はじまり はじまり~~~♬
6年生『ふるやのもり』
5年生『くものす おやぶん とりものちょう』
4年生『いくら なんでも いくらくん』
3年生『スーフと白い馬』
2年生『ろくべえまってろよ』
1年生『すごいぜ ほんのちからって モーリスのおうちはライブラリー』
どの学年もお話の世界に引き込まれて真剣な表情で聞いていましたね。次回も楽しみにしています。白浜小読み聞かせボランティアの皆様、今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
校長ブログNo32 学校給食の歴史と役割
昨日の給食委員によるクイズ「牛乳は、給食で出されることが法律で決められている。YesかNoか」。答えは「Yes!」毎日飲んでいると当たり前になってしまいますが「学校給食法」で定められているのです。(学校給食における「学校給食摂取基準」では、カルシウムの摂取量を一日に必要な量の50%を基準値としており、牛乳(200ml)は1度でカルシウムを多く含み吸収率も高い栄養がとれるからです。)今日は、いつもの献立の紹介のほかに、学校給食の歴史と役割についても触れたいと思います。では、まず最近の献立の紹介から。
▼5月13日(月)学校給食
ご飯 大根サラダ 豚肉の生姜焼き 豆腐とわかめの味噌汁 パインアップル 牛乳
日本の学校給食の歴史は、なんと!白浜小学校創立の年と同じ1889年(明治22年)にさかのぼります。当時の日本は貧しく、おにぎり、焼き魚、漬物といった昼食が山形県内の小学校で無料で提供されたことに始まります。さらに、第二次世界大戦後、日本は食糧不足で栄養失調により餓死する子供がたくさんいました。アメリカをはじめとする諸外国から小麦を、国連児童基金(Unicef ユニセフ)から脱脂粉乳の援助を受け、やがて全国に給食が広まりました。1954年(昭和29年)には「学校給食法」が制定され、児童に必要な栄養が摂取できるよう基準が定められました。さらに驚くことに、主食(パンまたは米飯)・おかず・牛乳が3つ完全にそろって提供される「完全給食」は唯一千葉県だけとのことですから、とても恵まれていますね。(文部科学省調べ)
▼5月14日(火)学校給食
ひじきご飯 もやしのごま酢和え ほっけ一夜干し フルーツヨーグルト 牛乳
過去のブログでお伝えしたとおり、本校の給食は横芝光町学校給食センターから届くと用務員さんが1人で配食します。
4月下旬ある日、朝から職員室で献立表を見ながら何かを書いていました。いったい何を書いているのでしょうか?
その日の献立名と盛りつけ方を書いていました。さらに赤・黄・緑のペンで色分けしています。しかし用務員さんが好きな色で塗っているのではなさそうです。「3色分類法」という栄養の種類ごとに色分けしていました。
【赤】体をつくるもとになる( 肉、魚、卵、大豆、牛乳・乳製品など)
【黄】エネルギーのもとになる (米、パン、めん類、いも、砂糖、油脂類など)
【緑】体の調子を整えるもとになる( 野菜、きのこ類、果物など)
完成するとこんなふうに1階配膳室前に掲示します。朝、登校した児童が教室へ行く前に必ず通る場所でもあり、「今日の給食は何?」と楽しみに見ているそうです。
最後に、今日水曜日とあさって金曜日は出張のため、残念ながら給食の写真紹介ができません。先日紹介した「千産千消」の食材「新タマネギ」は、今日の「たれつき肉団子」の食材として使用されます。(5月は21回中15回も新タマネギが食材として使用されます。先日5月12日(日)白子町で「たまねぎ祭り」が行われ、九十九里浜の潮風を浴び、甘くみずみずしい大玉の新タマネギがずらりと並んだ様子がテレビや新聞で報じられました)金曜日は「たけのこの味噌汁」です。今、旬の「タケノコ」(漢字で書くと竹の子または筍(「たけかんむり」に「旬」と書きます。おもしろいですね。)が使用されます。筍は21回中6回使用されます。
「新タマネギ」と「たけのこ」は、どちらも3色分類では「緑色」(体の調子を整えるもとになるもの)に分類されます。「食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであるということについての理解を深め、生命及び自然を尊重する」ことも「学校給食法」の7つある目標のうちの1つとして掲げられています。旬の味覚を味わいつつ、毎日提供される栄養満点の学校給食を感謝していただきたいですね。
校長ブログNo31 新学年こんなことをがんばります(3・4年生)
3年生の学級目標
1年間一生懸命やりたいこと(廊下掲示)を紹介します。
【全体として】ドッジボール、野球などのスポーツをがんばる。友達みんなと話す時間を大切にしたいそうです。
【学習】特に算数と新しく学習が始まる書写(毛筆)を頑張りたい児童が多いです。
算数科の授業では、2年生で学習した「かけ算」を応用して、「わり算」について学習しています。2年生で一生懸命学習した「かけざん九九」は今でもすらすら唱えることができるかな?覚えにくいかけ算の段は、もう一度家で復習してみましょう。おうちでも、ちょっとした時間に「はい、6の段を言ってみよう!」などぜひ聞いてみてください。書写の授業は用具の使い方を学習し、毛筆の学習が始まりました。
3年生の授業風景
外国語活動(英語)の授業の様子です。日本人による外国語指導の先生と担任の2人で指導にあたっています。先生の英語をよく聞き、内容を理解して答えていました。
3年生になり始まった総合的な学習では「横芝光町の観光大使になろう」と称して、わたしたちの住む町のことをタブレットを使って一生懸命調べていました。
つづいて4年生です。
4年生の学級目標
4年生のがんばりたいことを見てみましょう。
【学習】国語(漢字)や算数(計算)を頑張るが最も多い。理科や体育などの教科も。ノートをきれいに書く。家に帰ったらすぐに勉強する。宿題や家庭学習の時間を増やし、毎日やると具体的な目標も見られます。
【生活】早寝早起きが最も多い。挨拶、歯磨き、風呂に入る、時間を守るなど基本的生活習慣をしっかりと身につける大切さを感じています。
【家庭では】ごみ捨て、洗濯やそうじ、洗い物などの手伝い、習い事、スポーツの練習を頑張りたい。
【その他】持ち物を確認して忘れ物をしない、ペットの世話、整理整頓など頑張りたいことが書いてありました。
4年生も3年生と同じく自立心がより強くなり、学校では高学年の仲間入りを意識していることがうかがえます。
4年生の教室にはこんな掲示もありました。「正範語録(せいはんごろく)」私は初めて知りました。調べてみると、作者不詳と言われていますが、戦国武将である武田信玄が遺した言葉ともいわれています。子供たちが自立して生きていく上で大切なことが書かれています。当たり前を当たり前にやることは簡単なようで実に難しいものです。人間が自立して社会を営んでいく上で大切なことが書かれていますね。担任の願いがこめられているのでしょう。
4年生は、運動会の「めあて」を書いていました。担任が確認後、色塗りをしました。
【3・4年生の発達段階の特徴】学校生活にもすっかり慣れ、心身ともに成長する大切な時期です。自我が確立され始めます。色々なことに興味をもち好奇心旺盛になります。自立に向けて1歩踏み出し、「自分でやってみる」「1人でもできる」という言葉も増えてきます。成功体験を積み、本人が自信をもって取り組めるよう学校でも支援していきます。4年生になると本人の自主性に任せる場面も増えてきます。学習では3年生までの基礎的な知識を基盤にして4年生からはこれまでの基礎基本を活用した応用的な学習の内容も入り高度になってきます。友達との関わりが増え、集団で行動することも多くなります。人とのかかわりの中でこれまでとは違った価値観に出会い、色々な経験が自分の糧となり成長する時期です。
校長ブログNo30 響け歌声! 入学・進級から1か月
1年生が入学して1か月。好奇心旺盛でいろいろなことに興味をもち、教室に立ち寄るといつも挨拶や声をかけてくれる笑顔いっぱい、元気いっぱいの1年生です。学校生活に1日でも早く慣れたい気持ちが体中にみなぎっています。
「広報よこしばひかり5月号」表紙に、入学式(退場の光景)が写真掲載されました。
↓ 表紙はこちらから。(広報5月号前ページは町ホームページへ)
https://www.town.yokoshibahikari.chiba.jp/uploaded/attachment/27123.pdf
さて、入学式の入場曲「1年生になったら」(作詞:まど・みちお 作曲:山本直純)について。(作詞のまど・みちおさん(1909-2014)は童謡「ぞうさん」で知らる。作曲の山本直純さん(1932-2002)は童謡「こぶたぬきつねこ」で知られる。)
私も、校長式辞の中で冒頭部分を歌い紹介しましたが、歌詞に「1年生になったら 友達100人できるかな」とあります。今年度23名の1年生を迎えて全校児童が104人、教職員も合わせると127人になります。まさにこの歌がピッタリです。よく知られた歌ですが、絵本もあるのです。壁谷 芙扶(かべやふよう)さんのすてきな絵とともに繰り広げられる歌詞の世界にわくわくします。友達100人でやりたいことがこの曲では出てくるのですが、
1番 100人でおにぎりを富士山の上でぱっくんぱっくんぱっくんと食べたい。
2番 100人で日本中をひとまわり どっしんどっしんどっしんとかけたい。
3番 100人で世界中をふるわせて ワッハハ ワッハハ ワッハッハと笑いたい
みなさんだったら100人でどんなことをしたいですか。
富士山でおにぎり? 日本中をかける? ワッハッハ~と笑う?どれもやりたい!ですが、私は全校児童と教職員で歌いたいです。本校が掲げる「あいさつ・歌声・花いっぱい」白浜小の素直な子供らしさが「歌声」に表れるといいなと思います。5月の歌は「ゴーゴーゴー(運動会の歌)」(作詞:花岡恵 作曲:橋本祥路)。子供たちにも人気の曲です。赤白に分かれて自分のチームはもちろんのこと、赤白共にかけあう応援合戦が繰り広げられます。響け歌声!
入学後の1年生の様子をご覧ください。
今日13日(月)は、あいにく「5月の嵐(メイストーム)」が荒れ狂うスタートとなってしまいました。ツバメたちも嵐の中でびしょ濡れになりながら羽を休め、空を見つめるばかりでどうすることもできません。
一昨日の奉仕作業を終えたグラウンドはすっきりしていますが、池です。
傘は雨の中登校したご主人様(子供)を傘立てで体を乾かしながら静かに待ちます。
児童の登下校の安全確保のため、昨夜、スクリレで気象情報と安全第一の登校についてお知らせしました。急にもかかわらず、本日の登下校へのご協力ありがとうございました。徒歩の方もお車で送迎の方もどうぞ交通安全には十分お気をつけください。明日は天気が回復し、晴れの予報。日中は気温も上がりそうです。児童が元気に学校で過ごせるよう、朝の会における健康観察で確認をして1日をスタートしたいと思います。ご家庭でも引き続きご協力よろしくお願いいたします。
校長ブログNo29 新じゃがいも「千産千消」の学校給食(その2)
▼ 5月9日(木)の学校給食
ごはん アスパラソテー あじフライ おろし汁 牛乳
▼ 5月10日(金)の学校給食
古代米(こだいまい)ごはん にんじんサラダ カレー バナナ蒸しパン 牛乳
※カレーの食材に千産千消の「新じゃがいも」が含まれています。
「新じゃかいも」小ぶりでみずみずしく、皮が薄いのが特徴です。ビタミン類が豊富で、やわらかく火の通りが早いため、調理しやすいです。
また「古代米」とは、現代において栽培される稲の品種のうち「古代から栽培していた品種」「古代の野生種の形質を残した品種」をいいます。近年の健康意識の高まりにより注目を集めています。現代の白米と比較し、たんぱく質・ビタミンB1・B2、ナイアシン、鉄、カルシウム、マグネシウムなどの栄養素が豊富に含まれています。
学校給食での主食として「ごはん」が多く提供されます。4月の献立表(裏面)にあるイラストです。
今から25年前(1990年代後半)のこと。当時の子供たちがよくこんなことを言っていました。「おじいちゃんやおばあちゃんに、ご飯粒を残したら目がつぶれるぞ!って言われるから残さないように気をつけている。」と。友達同士、お互いにご飯粒のこしていない?など食器の中身を確かめている旧光町の子供たちとの忘れられない給食の光景です。また、当時は米どころであるので、現在のようなパンの提供がなく、毎日おいしい白米または麦ごはんが提供されていました。
農耕民族の日本人の伝統的な言い伝えですが、ご飯茶碗にご飯粒を残さないことは、農村地帯でなくても一般的な家庭でのしつけの1つです。つまり、「食べ物を無駄にしないで感謝の気持ちをもちましょう。」という日本文化の良さが今でも引き継がれている表れでしょう。
校長ブログNo28 白浜パワー全開 PTA奉仕作業
5月11日(土)午前8時~10時PTA奉仕作業が行われました。
本ブログでも児童教職員による全校除草作業の様子を何回か伝えてきました。今日のPTA奉仕作業の目的は、暖かくなり伸び放題だった草を刈り取り、運動会や陸上練習の行事を始め、体育の授業や休み時間など子供たちが安全に学校で生活できるように環境整備を進めることです。この日まで子供たちも短い時間の中で一生懸命草取りを進めてきました。また、私たち教職員も空き時間や会議や研修の合間を縫って進めてきましたが、草の成長にはかないません。そこで、毎年保護者の方々にご協力いただき奉仕作業を実施しています。今日も、休日で中にはご予定がある方もいらっしゃるにもかかわらず、白浜魂を結集しパワー全開で除草作業を行いました。気温がぐんぐん上がり、日焼け止めも効かないような強い日差しの中で「草泥汗」の3拍子がそろった奉仕作業となりましたが、作業が終了した後は、快晴の青空のように気持ちが晴れ晴れするような美しい環境に大変身休むことなく刈払機で草と闘ってくださったお父さま、鎌と箕と熊手と一輪車を巧みに操り何往復も巡回してくださったお母さま、大人に負けないくらい作業の手伝いをしてくれた子供たち、君たちの「おはようございます!」「こんにちは!」「手伝います!!」という言葉に作業中の疲れも吹っ飛び白浜パワー全開の奉仕作業を進めることができました。皆様のご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。アルバムで大変貌ぶりをお楽しみください
気持ちよく月曜日から学校生活をスタートできることに感謝の気持ちでいっぱいです!!月曜日から本格的に運動会練習が始まります。最高気温が25℃以上の日が続くことが予想されます。規則正しい生活(十分な睡眠時間・栄養のある食事・適度な休憩と水分補給)、ご家庭での親子のコミュニケーションを通して健康観察のご協力をよろしくお願いいたします。
校長ブログNo27 スペシャルゲストはみんなの人気者!!
長らくお待たせしました。校長ブログNo25の最後に登場したスペシャルゲストを紹介します。
どうぞ~!! (・・・)
あれ?出てきませんね。今日はみなさんに紹介するからはずかしいのかな?
もう一回呼んでみましょう。
どうぞ~~!! (・・・) あっ、ちょっと見えました。
うわあ 大きな目玉かな? あっ 下にも見えますね。
まあるい足がかわいいですね。
あっ またまた見えました。なんだかさっきから赤一色ですね。
これはひょっとして?
え~っ??? まさか?!
キャーッッ チーバくんだ
みんな おはちば~ 今日はPTA奉仕作業のド・ド・ド・ド土曜日だけれど、ここは5月9日(木)ご飯モグモグ木曜日 白浜小学校体育館だよ。
そうなんです。5月25日(土)運動会で1・2・3年生が「ゆめみるチーバくんダンス」をぜひ踊りたい!という熱い思いから、なんと!チーバくんとダンスを教えてくださるキャラバン隊のみなさんが白浜小学校に駆けつけてくれたのです!!!
さっそくダンスレッスン開始!
Are you ready? Music start (♬ヒップホップ系の曲が流れる)
最後はみんなでポーズ。きまったネ!
ダンスをがんばって練習した後はキャラバン隊の人とチーバくんと交流したよ。
チーバくんから白浜小のみんなにカードをいただきました。
みんな~ チーバくんのことや千葉県のことをもっともっと知ってね~
今日教えていただいたダンスをこれからいっぱい練習して運動会当日はおうちの人や会場のみんなにぜひ見ていただけるよう練習をがんばります!!
チーバくんとキャラバン隊のみなさん、白浜小学校にきてレッスンしてくださりどうもありがとうございました。チーバくんもキャラバン隊のみなさんも運動会当日は遠くから応援していてくださいね!!
チーバくんが体育館に来ていることを知らされた4・5・6年生も体育館に集合して最後に全校で記念写真を撮りました。
校長ブログNo26 交通安全を願い続けて60年
1年生を対象に入学式で配付した交通安全の黄色いワッペン。保護者のみなさんも、もしかしたらこのブログをお読みになっているおじいちゃんもおばあちゃんも小学生の頃つけていた方がいらっしゃるかもしれませんね。
ではここで問題です。「みなさんおなじみの黄色いワッペンですが、今年はスペシャルでいつもと違うことがあります。それは何でしょうか?」
Let’s Thinking Time(ちょっと考えてみてくださいね。)
(答えは後ほど)
この黄色いワッペンが誕生して今年で60年目を迎えるとのことです。60年前といえば1964年(昭和39年)東京オリンピック1964当時、目覚ましい経済成長を遂げていた日本では、自動車が急速に普及。と同時に交通事故による年間の死者が1万人を超える年が続き(ピーク時は1970年(昭和45年)の1万6765人)、「交通戦争」といわれました。子供たちを事故から守ろうという多くの人たちの努力や思いから企業がドライバーの目に付くよう、最初は「黄色い腕章」でしたが、その後ワッペンに変わりました。現在では4社の企業が共同で事業を実施しています。ワッペンに記載してあるとおり傷害保険(保険期間は1年間)がついています。事故がないことを願うばかりですが、万が一、新1年生が登下校中に事故に遭った場合、保険金が支払われる仕組みになっています。(大切に扱いましょう。)
さて、冒頭の問題の答えは...(1年生のみなさんや保護者の方には簡単だったかな?)
ワッペンの裏側にありました!
正解は...「ピカチュウ」でした!! ピッカピカチュウ(大正解!!)
60回目となる今年は、記念事業として、「ポケモン」の人気キャラクター「ピカチュウ」がデザインされているのです。全国の新1年生104万人に配られました。交通事故による死者数は減少傾向ですが、年間2000人以下を目標としています。5月9日(木)現在、千葉県の交通事故による死者数は、48人。愛知県の49人に次いで全国第2位。(第3位は東京都の47人。)警察庁によると、令和5年の小学1年生の交通事故による死傷者は1612人(内訳:死者4人。重傷107人、軽傷1501人)令和5年の千葉県内の交通事故死者数は127人。全国ワースト5位でした。
交通事故はいつどこで遭遇するかわかりません。学校でも繰り返し安全指導を行っていますが、ご家庭や地域の皆さんの見守りのご協力をいただきながら、児童が痛ましい交通事故に遭遇することのないよう願うばかりです。警察庁のデータによると5月・6月は小学生が交通事故に遭いやすいとのことです。ちょうど慣れてきた頃に事故が起きやすいからだと言われています。気をつけたいですね。
黄色い安全帽子や黄色いワッペンは遠くからでも目立つ色です。お守り代わりになる大切なものです。高学年になると黄色い帽子が恥ずかしいと思い、かぶらなくなる傾向もあります。これからも自分の身を守る黄色い安全帽子(1年生は黄色いワッペンも)の意味を考えて安全意識を高めていけるよう学校でも指導してまいります。ご家庭でもぜひお話をしていただければと思います。
毎月10日は「交通安全の日」アクション10(アクション・テン)交通安全協会の方が街頭指導をしてくださいます。朝の道路は、通勤する車がスピードを出して通り過ぎるので左右の確認をしっかりして渡りましょう。
スクールガード(交通安全ボランティア)のみなさん、いつもありがとうございます。毎日、子供が安全に登校できるよう、学校まで一緒に付き添って子供たちの安全を見守ってくださいます。列から離れると危ないので「間をあけないように気をつけようね」「あともう少しだからがんばって歩こうね」など優しく励ましの声をかけてくださいます。