2024年7月の記事一覧
校長ブログNo114 1学期終業式と賞状伝達
7月19日(金)1学期終業式と賞状伝達を体育館で行いました。終業式では、「1学期がんばったこと」について、発表担当の5年生代表児童が発表しました。その後、校長から「1学期を振り返って」話をしました。
1 学習
今、発表した児童の話のように、進んで学習し、校外学習では友達と協力して思いやりの気持ちをもって取り組むことができ成長した1学期でした。
2 挨拶・歌声・花いっぱい
今年度、初めて校歌を1番から4番までフルで全校児童で歌う姿、すばらしかったです。学年花壇への植栽や昨年に続く「ヒマワリプロジェクト」もでき、今後咲く花が楽しみです。全校集会での返事や挨拶もよかった。2学期は自分から進んで挨拶できること期待しています。
3 自分の命を大切に。悩んだら相談を
校長先生が一番大切にしたいみんなとの約束です。交通安全や健康に気を付けて44日間の長い夏休みを過ごしてください。困ったことや相談したいことがあったら、身近な友達、家族、先生など相談できる人に相談しましょう。しおりにも紹介した相談機関へ相談(PDFファイル参照)することもできます。何よりも自分の命を大切に、9月2日(月)の始業式で再び元気に会えることを楽しみにしています。
相談機関の紹介(千葉県子どもと親のサポートセンターより).pdf
4 スライドショー
最後に、私から1学期の様子をスライドショーとして流し、BGMとしてピアノ演奏で『SUMMER』(久石譲作曲。映画『菊次郎の夏』(監督:北野武)のテーマ)をプレゼント。児童と教職員に鑑賞してもらい、しめくくりました。これから始まる夏休みに希望がもてれば幸いです。
1学期賞状伝達「山武郡市小学校陸上競技大会」
終業式終了後、山武郡市小学校陸上競技大会で入賞した児童(3種目6名入賞)への賞状伝達を行いました。(なお、広報「よこしばひかり」7月号にも、1学期に行われた運動会と陸上競技大会の模様が紹介されています。)
校長ブログNo113 酷暑の夏 少しでも工夫して乗り切ろう
パリ2024オリンピック、高校野球、全国高等学校総合体育大会、中学校総合体育大会、吹奏楽コンクール、合唱コンクール等々、夏休みと同時にスポーツや音楽の大会が各地で開催されています。頑張る人たちの姿に感動しつつも、懸念されるのがこの夏の異常気象です。今月に入り、九州・中国・四国地方をはじめ、先週は東北地方で線状降帯停滞による豪雨災害などが続いています。千葉県でも、7月18日(木)に梅雨明けして以来、毎日35度を超える猛暑日が連続しています。熱中症警戒アラートの発令数はすでに昨年度の倍以上だそうです。さらに、感染症(新型コロナウイルス感染症、手足口病、劇症型溶連菌等)も流行していますので健康には十分にお気を付けください。
強い日差しから少しでも離れてちょっと休憩したい!そんなときには「クーリングシェルター」や「 涼み処」を利用してちょっと涼みながら一息つきましょう。横芝光町がホームページで公開している情報はこちらから。また、広報「よこしばひかり」7月号にも掲載されています。
https://www.town.yokoshibahikari.chiba.jp/soshiki/11/24276.html
▼ 写真は1学期最後の週に生活科学習で水遊びやシャボン玉遊びを友達と楽しむ様子
また、7月の給食献立表裏面には、「暑さに負けない夏休みの過ごし方」が、7月19日(金)にスクリレで配信した「保健だより夏休み号」にも掲載されていますのでぜひご覧ください。酷暑の夏を少しでも涼しく乗り切りましょう!!
▼ ほけんだより夏休み号(PDF版)はこちらから
▼ 給食だより特集「暑さに負けない夏休みのすごし方」
校長ブログNo112 正しく使おう情報機器
夏休みが始まり1週間が経ちます。今日は、夏休み前に行われた「情報モラル教育」をお伝えします。
7月18日(木)、PTAの家庭教育学級と共同開催で、「情報モラル教育」(インターネットをはじめとする情報機器の適正な利用の仕方について)を開催しました。千葉県環境生活部県民生活課より講師にお招きし、本校児童4~6年生と参観希望の保護者、教職員を対象にご指導いただきました。
情報機器の急速な普及に伴い、インターネットやSNSを利用することに伴って起きる、ネット依存、ネットいじめ、情報の拡散、誘い出し、なりすまし、個人情報、ネット詐欺、著作権・肖像権などの項目について大人だけでなく子供たちに迫る危険の実態を正しく知り、トラブルを未然に防ぐことを学びました。
参観者からの主な感想
【保護者】具体的な内容を知ることができわかりやすかった。改めて子供とスマートフォンの使い方や約束事を確認したいと思った。
【児童】SNSに投稿した画像には個人情報や場所が特定されるなどさまざまな危険な情報が映りこんでいる危険を感じた。インターネットは楽しいけれど危険だということを感じた。正しく使用することの大切さを感じ、気持ちよく使おうと感じた。
情報機器を使用することで実際に起きた事例
【ネットの偽情報の例】
1月に起きた能登半島地震でSNS上で倒壊家屋の中で動けず救助を求める虚偽の投稿や実在しない地名への救助要請が発信され、警察や消防を混乱させた。また、東日本大震災の被災状況の動画を加工した映像をあたかも能登半島地震の被害であるかのように発信された。
【ネットいじめの例】
インターネット上の掲示板やSNS等を利用して、特定の児童生徒に対する誹謗・中傷が行われる「ネット上のいじめ」は、他のいじめと同様に決して許されるものではありません。個人への誹謗・中傷により被害者が尊い命を絶つ例もあります。
【千葉県が行うネットパトロール】
青少年がインターネットを利用して様々なトラブルに巻き込まれるケースは後を絶ちません。千葉県では、ネットパトロールを継続し、子どもたちを見守りながら、関係機関と連携・協力し、指導や保護につなげています。
【関連リンク】インターネット、携帯電話の安全で安心な使い方について
https://www.pref.chiba.lg.jp/kkbunka/kenzenikusei/internet.html
校長ブログNo111 給食白衣の洗濯と保管
7月18日(木)1学期最後の給食終了後、各学級から回収した白衣を用務員さんが翌日から2日間かけて洗濯しました。ご家庭の負担軽減と、管理の面から学校で一括回収し、2学期の給食開始まで保管します。夏休みに入り子供たちが家庭へ帰り、静まり返った校舎の中で洗濯され干している白衣を見ていると、にぎやかだった子供たちの声が聞こえてきそうでなんだかさみしい感じがします。
7月22日(月)は暦の上では二十四節気の「大暑」。1年の中で暑さがいちばん厳しくなる頃です。また、7月24日(水)は土用の丑の日です。(8月5日(月)も土用の丑の日)記録的な猛暑が続きますが、健康に十分気をつけて元気に夏休みを過ごしてください。丑の日は「鰻(うなぎ)」を食べるとよいと言われますが、鰻以外にも「う」のつく食べ物がよいと言われています。
「う」のつく食べ物
うなぎ・・・胃腸を養い体力をつける。「ぢ」を防ぐ。
うどん・・・消化促進。 おなかをあたためる。
うめぼし・・・食欲増進。のどの渇きに。解毒に。
うし・・・胃腸を養い体力をつける。
うり・・・体の中の余分な熱や水分を追い出す。
校長ブログNo110 防災無線の時報メロディに思うこと
今日は少し学校の話から離れます。過去ブログで花壇で作業していたら3階の音楽室から音楽科の学習で歌う文部省唱歌「まきばの朝」の歌声が聞こえてきた話を書きました。あれから1か月が経ち、朝から高温多湿の日が続きます。「今日も暑いですね。」が挨拶代わりです。1か月前は、朝は涼しい空気が漂い「まきばの朝」にぴったりでしたが、もし今聞いたとしても6月ほどではないでしょう。さて、「まきばの朝」といえば横芝光町では防災無線から流れるメロディを連想させます。防災無線は時報代わりになっており、地区によりチャイムやメロディなど様々です。今から30年前の昔、教師になりたての頃、山の中に学校があり、夜9時に「ウゥ~」とサイレンが遠くから聞こえ、遅くまで仕事をして退勤するときに真っ暗な中で聞くときほど怖かったことはありません。その年のうちに騒音になるからという理由でなくなり、内心ホッとしたことを覚えています。現在でも、時報代わりに防災無線でチャイムやメロディを流しているところもあるようですが、全国では農村地区を中心に早朝や夜間の時報チャイムが残っているところもあるようです。
先月末のある日のこと。給食の検食中に「恋はみずいろ」の音楽が遠くから聞こえてきます。はて?音楽室では「まきばの朝」だったし、子供の歌声でも鑑賞用CDの音楽でもない。何度聞いても「恋はみずいろ」で「なぜ???」と戸惑いました。本ブログ記事を書くにあたり調べたら謎が解けました。隣の山武市蓮沼・成東・松尾地区では5月~8月に「恋はみずいろ」が流れているとのことでした。はるか遠くから栗山川を隔てて本校まで聞こえてきたのでしょう。この日の天気は雨が降る前の曇天。雨の日は遠くの音が伝わりやすいことが理由だったのです。(参考:日本気象協会HP)
Q:遠くのチャイムが聴こえてくるのは
A:ふだんは地表付近よりも上空の方が気温が低いので、音は上に流れます。 けれども、低気圧が近づくと上空に暖かい空気が流れ込んで地表付近の方が気温が低くなることも。 すると、音は上に行かず水平方向に広がるので、ふだんは聴こえない遠くの音が聴こえるのだそうです。)
白浜小学校での勤務も3か月が経ち、防災無線の時報メロディにも慣れ、時刻の感覚もつかめてきました。
横芝光町防災無線の時報メロディ
午前6時「まきばの朝」(小学校4年生音楽科教科書掲載の文部省唱歌)
正午「歓喜の歌」(ベートーヴェンの名曲中の名曲。この音楽を聴くともう少しで授業が終わり、給食だと児童が少し落ち着かなくなる。学校現場あるある。)
午後3時「恋はみずいろ」
原題は仏語でL'amour est bleu ラムール・エ・ブル。私が生まれる前にヒットしたポピュラー音楽。日本人歌手によりカバーされている。)
午後6時「家路」(今日もお疲れ様です。この曲を聴くと誰に言われなくても自然と家へ急いで帰らなければという気持ちになる。)
私の中でのヒットは午後3時の「恋はみずいろ」です。理由はなんといっても曲がいい。この時季にぴったり。もう一つの理由が児童の下校時刻と近いため、今日1日も終わりに近づく、静けさを取り戻した校舎にどことなく寂しさを感じセンチメンタルになるからです。