過去ブログ(平成25年度~平成26年度)

2014年5月の記事一覧

その2 カウンセラーの眼20「あいさつのできる子」


<カウンセラーの眼20「あいさつのできる子」>私の教え子に、大手鉄鋼関係会社の人事担当がいます。「採用で、合格の決め手は何か?」と聞いたところ、答えは「出身大学」や「ペーパー試験の合計点」、「理系」ではなく、最終判断は大きな声で「あいさつ」ができる者を採用すると、話していました。 この答えは、他の会社でも同じことを言っているので、確かな情報なのかもしれません。

 

晴れ その1 校長室コラム 「連休明け」


<校長室コラム「連休明け」>4連休のゴールデン・ウィークが終了しました。子供たちの大きな事故やけが等については、報告もなく無事に終了できてよかったと思います。 学校内は、生活面や授業態度もおおかた良好でした。 私は、午前中、市内の小中学校長研修会に参加し、午後は来客に対応、15時30分から「校内研修」と「職員会議」、18時00分からは「市PTA協議会の総会」(矢板イースタンホテル)に参加になります。学校ブログについては、帰宅後ブログアップしますので、遅くなると思いますので、よろしくお願いします。

その3 今週の行事予定


<今週の行事予定> 4日(日)みどりの日   5日(月)こどもの日   6日(火)振替休日 県北大会(卓球)   7日(水)特別日課(授業順51234) 学年朝会 結核検診(14時00分~) 職員研修(AED) 職員会議 市PTA協議会定期総会(18時00分~矢板イースタンホテル)   8日(木)火曜日の授業(123456)   9日(金)腎臓検診 7組・8組歓迎会(4校時)   10日(土)特になし

その2 校長室コラム 「連休終了、学校バージョンに切り替えを」


<校長室コラム「連休終了、学校バージョンに切り替えを」>4連休、少しはお休みできたでしょうか? 明日から学校ということで、モチベーションが下がっている子供たち、そして職員もいるのではないでしょうか?! 明日は「特別日課」になっていたり、「学年朝会」があったりします。 1日の最適な睡眠時間は「7時間」という結果が出ているようです。 朝起きる時間から逆算して、今日は「7時間」睡眠をすると、明日の寝覚めが「Happiness」になると思います。是非、挑戦してみてください。

曇り その1 カウンセラーの眼20「前頭前野が育っていない子が出現」


<カウンセラーの眼20「前頭前野が育っていない子が出現」>今朝のテレビで特集していましたが、最近、幼児期に「パソコン」や「タブレット」で絵本やゲームをすることがブームになっているようです。 ただし、ここで問題なのが小さい子が「パソコン」や「タブレット」で絵本を読んでいても、「学習脳」である「前頭前野」(脳の前半分)は何も反応しないようです(脳が学習していない)。 「パソコン」や「タブレット」で絵本を子供に見せながら、親子で会話をしたり登場人物や話の内容をお子さんに質問し、答えさせることで、「前頭前野」が働き出します。  現在の中学生たちは、幼少期に「TVゲーム」隆盛の時代に育っていることから、親がゲーム本体とソフトを買い与え子供が静かに「ゲーム」だけをしていませんでしたか? 脳の「前頭前野」は人間が社会の一員として生きていくために必要不可欠な働きをする部分で、使わないと働かず、使い続ける大切な脳の部分です。 すぐにキレたり、その場の空気が読めない子供たちがいますが、このような子供たちは、「前頭前野」が十分に育っていないで、うまく脳のスイッチが働かない子なのかもしれません。 表出する問題行動は「愛着障害」(前回のブログ)と同じですが、対処法はまったく異なることになります。

その2 校長室コラム「ゴールデン・ウィーク 連休3日目」

 
                               (紅白のハナミズキが並んで咲いています)

<校長実コラム「ゴールデン・ウィーク連休3日目」>3日目に入り、今日は少しお天気が悪くなっています。「立夏」なのに、曇り空から、時折「雨」がパラパラと降ってきて、上着を羽織りたくなります。 午後、校舎内外の巡回を兼ねて学校へ仕事へ行きました。 卓球部とサッカー部、野球部が練習(練習試合)をしていたようです。 校舎をぐるっと一周しましたが、ガラスの破損等がなくて安心しました。 私的には、連休中長男の「孫」(2歳)が里帰り、朝から振り回されて、私や妻、義母、長女とも、おおいに疲れた3日間でした。 この学校ブログをご覧のお家でも従兄弟が来たり、親元に里帰りした(している)家庭もあると思います。 どこの高速道路も「帰宅ラッシュ」で大渋滞のようですので、運転には十分お気を付けてください。
                   

曇り こどもの日 立夏 カウンセラーの眼19「朝食を食べない母親」



<カウンセラーの眼19「朝食を食べない母親」>「私は2食しか食べないので。」「朝は、ダイエットで昔から食べていないので。」という母親がいました。 母親はダイエットの一環で、「朝食抜き」はいいのですが、母親が朝ご飯を食べない、作らないということは、子供にも朝食を食べる習慣ができないで成長してきました。 子供たちは、「それが当然」と、思って生きてきましたが、年齢が上がるに従い、3,4校時になると脳へのエネルギーが不足するので学習への理解力や意欲が欠乏していきました。 子供には「何でもいいので朝食をたべさせるように。」と、母親には繰り返し指導しましたが改善できない事例でした。 この親の子供たちが、5年、10年後がおおいに心配です。

その2 図書室、充実しています

    

<図書室、充実しています>保護者の方々で、矢中の図書室内をのぞかれた方は多くないと思います。 塩谷地区の拠点校である中学校だけあって、以前から図書費もたくさんいただき、蔵書が豊富で新刊書も購入されていて充実しています。 図書館事務の西村明美先生が勤務していて、図書の管理や子供たちの興味をひくようなコーナーの設置、本のレイアウトなども色々と考えてくれています。 PTAや授業参観の折に、のぞかれてはいかがでしょうか・・・。
      

晴れ・みどりの日 その1 カウンセラーの眼18「愛着障害の子」


<カウンセラーの眼18「愛着障害の子」>小学校高学年の頃から、すぐカッとなる衝動性や過敏行動、体教師への反抗、破壊的な行動が表れる子供が出現しています。 中学校に入学すると、自分の衝動を抑えることが出来ずに、その行動がより強く表出してきます。 友達や教師の情愛が受け取れず、相手を敬い尊敬する心さえ欠如し、問題行動を繰り返すことになります。 このような問題行動を繰り返す子供の相当数が、乳幼児期に親や家族から何らかの原因で愛情を注がれず(不十分)に、虐待やネグレクト(放置)を受けたケースもあって、保護者との安定した愛着(愛着を深める行動)が絶たれたことで引き起こされた障害となります。このような子供たちへの対処(ケア)としては、新たな適切な環境の中で、継続的に養育し直すことで大幅な改善が期待できます。

その3 校長室コラム「この1ヶ月を総括」


<校長室コラム「この1ヶ月を総括」>4月1日に着任して、1ヶ月が経過しました。長いようであっという間の1ヶ月でしたが、私には10年ぐらいの重さを感じた1ヶ月でした。 16年前から5年間の矢板中勤務時代の経験や感覚を思い出しつつ、誠心誠意、学校経営をさせていただきました。 伝統ある矢板中を守り、発展させるために、私に何ができるのかと常に自問自答しながらの1ヶ月でした。 矢板中教務主任勤務の5年間で学んだ経験とその後7年間の教頭時代、3年間の校長時代の貴重な経験を、今後の矢板中の学校経営に全精力、力を注いでいきたいと考えています。 幸いにも、この1ヶ月で「Happiness」(MISSION)が子供たちや職員たち、地域にも浸透してきたと感じています。 今後は、このMISSION遂行のための6本の基本姿勢について再確認し、着実に遂行していきたいいと考えています。 是非とも、561名の子供たちの保護者お一人、お一人のお力添えを宜しくお願い申し上げます。

 

晴れ 憲法記念日 カウンセラーの眼17「ムカつくの起源」


<カウンセラーの眼17「ムカつくの起源」>子供たちのマイナスの言動に対して、指導を加えた場合、何名かは「ムカつく。」「ムカつくんだよ。」と言う子がいます。 教師は「ごめんなさい。」と言うことを期待しているのに反する言葉(抵抗)です。 今日、ある場所にいった時、母子の会話の中でも「ムカつく。」と子供が言っているのを耳にしました。 「ムカつく」の起源は江戸時代の大阪近辺で、「胸がムカムカする。」という言葉を使ったのが起源のようです。70年代、「花の応援団」が出現した頃、意にそぐわないときに「ムカつく」という言葉を使い始めたようです。その後、親世代から子供の世代まで普通に使うようになって今に至っています。 ここで、問題なのは、注意や指導された時、反省のシナプスが作動しないで「ムカつく」というシナプスにつながることです。

その3 校長室コラム(有意義で安全な4連休に)

 

<校長室コラム(有意義な4連休に)>明日から、ゴールデン・ウィーク後半戦です。 子供たちはほとんどの日数が部活の試合や練習になってしまうかもしれません。または、農家では「田植え」のお手伝いをする子供もいるかもしれませんね。13,4年前、我が家ではこの時期、2日間は「田植え」を(子供は部活で)手伝い、2日は開放してもらって子供の部活の空いた日に、外出したことを覚えています。 特に、1年生は入学から1ヶ月が経過し馴れが出てくるこの時期に、例年「大きな交通事故」が起きています。十分、注意させてください。  写真1,2枚目・・・本日、3校時の1階東男子トイレのようすです。 持ってこない清涼飲料水のアルミ缶が1つ、投げてありました。 私の考えているグランド・デザインの中の「基本姿勢」を全職員で再考していきたいと考えています。

晴れ その1 カウンセラーの眼16 「十代の喫煙の弊害とは」


<カウンセラーの眼16「十代の喫煙の弊害とは」>以前、父母の影響(親が喫煙している家庭など)で,小学校高学年の頃から少しずつタバコに挑戦しはじめ、中学3年になると常習犯になっている子の担任からの相談がありました。 まずは、タバコの弊害について申し上げると、将来「肺がん」の発生率が通常の5倍に跳ね上がります。 しかも、成長過程にある「脳」に、色々な箇所で微少な障害(脳に送る血液量が減少するに伴い)を起こしていきます。 高いタバコ代(親からの小遣いかな?)を支払って、大きな脳や肺に一生のリスクを背負い、さらには次世代の遺伝子にまで影響をしていくことを、本人には分かってほしいと思います。 ただし、このような「常習犯」の子に、いくらタバコのリスクを話したり法律や刑罰の話をしたりても、聞く耳を持ちません。 刑事罰や法的な措置、福祉への協力依頼、親の教育力の再考、本人の自覚などから、総合的に関わって(寄り添って)いくのが重要だと感じています。

 

その3 歯科検診(全学年)

 

<歯科検診(全学年)>8時45分から、歯科校医の八板 誠先生と八板 崇先生の2名が来校してくださいました。 3年生が誠先生が、1,2年生は崇先生が担当し、歯の検診をしていただきました。 子供たちはどの学年も礼儀正しく、「お願いします。」「ありがとうございました。」など、挨拶やお礼もできていて、待つ時の態度も良好でした。 誠先生とは私が市教委時代に、「教育委員長」さんで、色々とお世話になった方です。 お二人の先生とは、同じゴルフ場の会員でもあります。

 

その2 カウンセラーの眼15 「32歳の母 中学3年の娘」


<カウンセラーの眼15「32歳の母 中学3年の娘が相談に」>中3の娘が不登校で、という相談を受けました。 母親の年齢を聞くと、「32歳」。下に3人の弟妹がいます。 母親18歳で出産した子で、次々に弟妹ができたことで、母親の愛情はそこそこで「いいお姉ちゃん」で120%がんばった結果、友達とのトラブルから学校へ行けなくなったようです。 卒業間際には、学校へ復帰し卒業。県立高校へ進学。卒業した歳に妊娠、結婚。披露宴には私が恩師でもないのに、招待され「恩師あいさつ」では、「乾杯」(長渕 剛)を歌ってきました。 現在は、子供2人いて、幸せに生活しているようです。

雨のち晴れ、14時からまた雨 その1 給食コーナー 

 

<給食コーナー>今日の献立は、丸パン、牛乳、手作りコロッケ(1年に)、豚肉コロッケ(2,3年)、ごぼうサラダ、野菜スープ、柏餅でした。 今日は矢中給食のレジェンドとなっている「手作りコロッケ」を検食でいただきました。 小判型が大多数ですが、いくつかハート型がもらえた人は「幸運」が訪れると,過去に聞かされました。 私には、調理員さんのご配慮で「ハート型」でした。今日はいいこと、ありそうです?!