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2014年6月の記事一覧

その4 カウンセラーの眼45「トラブルでの解決のスキル」


<カウンセラーの眼>人間は2人集まればトラブルが起きます。 3人集まると、より人間関係が難しくなってきて、「2対1の関係」が出来やすくなります。2人が仲良くなり1人をはじくという人間関係が発生するというトラブルが起きます。 このように考えて見ると、5人、10人、20人、30人という大集団の中で、子供たちが生活、生きてくことは、とてつもなく難しいと考えられます。 高等動物の人間の子供は、成長の中でそのトラブル解決術を学んでいきます。 乳幼児期には、母親との2人の関係、その後父親や祖父母、兄弟などの5~8名ぐらいの関係作りの中で解決術を学びます。 ただし、お家の中でのトラブルは、親である大人が解決してしまっていると思います。

幼稚園(保育所)、小学校に入ると、20人、30人の集団の中で生活していくので、トラブルは時々起こり、それをどのようにして解決(仲介)をしてきたでしょうか? 1 親が、親同士が解決した  2 先生が解決した  3 子供同士で先生が仲介しながら解決した   4 子供同士で解決できた など、色々な解決のスキルがあったかと考えます。

小学校の時期に、小さなトラブルを子供同士で解決できた経験がたくさんある子は、中学校での小さなトラブルなら、自分で解決できるスキルがあると考えます。***お子様の育ち上がりを振り返られて、「スキル」の弱い子については、三者懇談時に担任にお伝えください。