2014年6月の記事一覧
その2 校長室コラム「男爵と きたあかりを比べて・・・」
<校長室コラム「男爵と きたあかりを比べて・・・」>今日の午後、梅雨に晴れ間をねらい、家で「ジャガイモ掘り」の手伝いをしました。この1週間、雨が降り続いていたことからジャガイモ掘りが、どこの家でもできなかったと思います。 我が家では、3列を「男爵」(写真1枚目)、3列を「きたあかり」を育てていましたが、男爵は表面がゴツゴツしていて、大中小と大きさに差があります。収穫量も少なめです。 逆に、きたあかりは表面がなめらかで、つるつるしていて、中ぐらいの大きさで、量も多く収穫できました。 料理では、男爵は煮くずれがしないので「煮物」や「カレー」に向き、きたあかりは柔らかい特徴を利用した「ジャガイモサラダ」や「ジャガバター」、「ポテトチップス」などに向くようです。 2種類のジャガイモを掘っていて、ふとこのジャガイモが「子供たち」だったらと考えてしまいました。 子供たち、一人ひとり、身長が違い、体重も異なります。 学力や身体能力、性格も違いますが、それぞれの子供たちには「特性」や「特技」、「よさ」がある反面、「弱さ」も持っています。 これらをうまくプラスの方向に向かわせていくのが我々、教員や学校の仕事だと自戒する時間となりました。 夕飯には、「小粒のきたあかり」のよさと特性を活かして作った甘辛煮を美味しくいただきました。
その1 今週の行事予定
<今週の行事予定>
29日(日)
30日(月)部活道休止~3日 校内漢字コンクール1 予算要求確認訪問(市教委14時00分~) 校長の道徳授業公開(3校時 1年3組)
7/1日(火)学校公開 授業参観5校時 夏季休業前PTA(6欠時) 学校給食試食会 部活動休止
2日(水)職員会議 安全点検 簡易専用水道検査(10時30分) 作新学院職員来校(昼休み)
3日(木)1学期期末テスト1日目(123校時)木456 部活動休止
4日(金)1学期期末テスト2日目(123校時) 金123
県春季水泳大会(県立温水プール 小山市)
5日(土)通信陸上競技大会 山あげカップバスケットボール大会(荒川中、烏山中)
地域スポーツ指導者研修会(県総合教育センター14時00分~)
6日(日)通信陸上競技大会
その2 とちぎっ子学習状況調査結果 速報
<とちぎっ子学習状況調査 速報>今日の下野新聞に先日、小学4,5年と中学2年を対象に実施した「とちぎっ子学習状況調査」の速報を発表されました。各教科の平均点や携帯電話の保持率、メールやネットをする時間の発表がありました。夏休み前には、各校の結果や個々の結果などの報告が届くと思われます。
その1 校長室コラム「スマホのポスター標語」
(我が家の額紫陽花)
<校長室コラム「スマホのポスター標語」>朝から曇天、午後から強い雨が降りはじめました。生徒たちは期末テストに向けた勉強を4,5時間、やっていたのではないでしょうか・・・。 私も今日は学校へ行かずに、家で教育書や雑誌、新聞などを読みながら自己研修をしました。 教育新聞を読んでいると、気になる記事があったので、転載します。それは長崎県教育委員会が「長崎っ子ケータイスマホのおきて」ポスターを募集し、入選した標語です。***
●「書き込むと 二度と消せない あの言葉」
●「エンドレス メール地獄が 日の出まで」
●「ケータイは ルール守れば 宝物」
●「使用時間 決めてスマホは スマートに」 ***
その3 地区人権教育指導者一般研修から
<塩谷南那須地区人権教育指導者一般研修 ふれあいじんけんフォーラムから>6月24日(火)、13時30分から氏家公民館を会場に開催されました。 矢中からは大島PTA会長と関谷副会長、私の3人が参加しました。 内容としては、作文発表、講演会の二本立てになっていました。 ここでは、教育評論家の親野 智可等(おやの ちから)先生のお話の内容を簡単に記載したいと思います。***
1 母と子の朝の会話を例示し、「だめでしょう。」「できないんだから。」の連続の声かけをしていくと、お子さんは自己肯定感が下がり、自尊感情が持てなくなります。
2 「人格否定」の言葉、例えば「意地悪なお姉さん」、「あなたはズルい子ね」などをストレートパンチのように子供にかけていくと、意欲が持てない子になっていく。
3 「とがめられた」子は、心が閉まる。素直ではなくなる。
4 「愛情不足」を感じた子は、愛情確認行動を無意識にしていく。その行動は、「危険なこと」や「反社会的な行動」となる。
5 「親子の不信感」を持った子は、「他者に対しても不信感」を持つようになっていく。負のスパイラル(負の連鎖)を起こす。
6 真理1「子供は変えられない。直らない。」例えば、片付けが出来ない子に、いくら親が言ってもしかっても出来るようにはならない。どうすれば出来るようになるかというと、本人が片付けをするぞ、という「スイッチ」を押さないと、やれるようにならない。 ただし、スイッチが押せる子は、「自己肯定感」を持っている子のみである。ここで、日々の子育てを考えなくてはいけない。
7 「勉強しない子」への対応は、一歩ずつ少しずつやらせていく。とりあえず、1問やるなど。 自己有能感を持たせながら、できる(やれる)ことからはじめる。
8 どうしてもやらない(できない)子に対しては、親が「あきらめる」と子供は「安らかになる」。すると、「できる・伸びる」ようになり、子供はのびのびと生活ができるようになっていく。
9 <まとめ>子供の自立のために、親は子供の好きなことを「応援」してやる。とりあえず、「ほめる」。 笑いながら「うながす」。 たっぷり言わせることで、「分かってくれた」と子供は安心し、自分がやりたいことを自分がやれるようになっていく。 ****このような話の内容でした。 ***