日誌

2017年6月の記事一覧

「総合的な学習の時間(やる気スイッチ講座)」その2

 本校では、“総合的な学習の時間”の課題追求活動の一つとして「やる気スイッチONにして、主体的に学ぶヒントを見つける」というスローガンのもと、先生方が講座形式で授業を行う“やる気スイッチ講座”を行っています。

今日は、1年生と3年生がそれぞれの講座に分かれて体験的な活動を中心に探求意欲を高める活動が行われました。












「職場見学事前指導」(1年生)

6月28日(水)5校時には、1年生を対象として行う、職場見学の事前指導を実施しました。この企画は、キャリア教育の一環として、働くことの意義や自己の職業に対する意識を高め、望ましい「職業観」や「勤労観」を養うことを目的に、例年夏季休業期間中に実施しています。

事前指導では、進路指導主事による“キャリア教育”についての概要説明を受けました。特に、1年生で行う職場見学は“キャリアのスタート”として、職業人に必要なことを身近な職場から学ぶことだと強調していました。全体での指導の後、各学級に分かれての活動を行いました。



「キャリア・スタート・ウィーク(職場体験学習)に向けて」(2年生)

2年生は職場体験学習に向けて事前学習を順調に進めていますが、今日はお世話になる各事業所に電話で打ち合わせ日程などを確認しました。

それぞれが“事業所希望調査”を提出し、希望事業所の調整を行うとともに担当教師が決まりました。担当教師は、事前に事業所との打合せを進めているところです。

今日は、担当の先生のクラスで各事業所に分かれて、マイプロフィールを作成し、役割の分担と事前打ち合わせの内容の伝達を行うとともに、事業所への電話かけの練習を行い、アドバイザーの先生から合格が出たグループは、実際に職員室等の電話を使って各事業所との連絡を取り交わしました。慣れない敬語や言葉遣いに、生徒は緊張気味でした。


「キャリア・スタート・ウィーク」事前指導(2年生)

期間や名称については、自治体、学校によって異なりますが、全国的に、中学校においては職業観・勤労観を育成するために、キャリア教育の一環として職場体験活動を実施しています。

本校では、2年生を対象に「キャリア・スタート・ウィーク」という名称で、今年度は9月11日(月)から9月15日(金)の5日間、矢板市内の事業所を中心に実施します。

6月14日の5校時には全体指導を行い、進路指導主事から「キャリア・スタート・ウィーク」の趣旨や目的などについて説明しました。生徒は、真剣な表情で話に聴き入っていました。

先日の下野新聞の“読者登壇(10代の声)”にも、中学生時代の職場体験から将来の希望職業が明確になり、『何事にも全力で保育士を目指す』という投稿記事が載っていました。「キャリア・スタート・ウィーク」は、子ども達が働くことの喜びや厳しさを学び、学習に対する意欲を向上させるための貴重な体験となります。子ども達が将来に向かって大きく羽ばたくために、職場体験の機会の確保など、地域社会(事業所等)や保護者の協力が必要になります。

「矢中運動会エピソード12」

今回の『エピソード12』は、「スーパーマリーオ(まり入れ)」を紹介します。

各学年女子生徒の中から選ばれた選手が学年別に紅白に分かれ、6つのカゴを目がけてまりを投げ入れました。一斉にかごを目がけてまりを投げ上げる光景は圧巻です。

競技の直前、にわか雨が降ってきたために、まりが湿ってしまい投げ上げることが大変そうでした。また、カゴを支える係の生徒もまりと一緒に落ちてくる濡れた砂粒には、苦労している様子でした。

赤組の1年生が一番多く入れましたが、結果は、各学年の合計数で白の勝利でした。

「全校朝会」(矢板市民の約束)

矢板市の各家庭には、すでに新聞折り込みチラシで「矢板市民の約束(ケータイ・スマホの使い方)」のリーフレットは配布されているものと思います。矢板市教育委員会からは、改めて各小中学校に子どもたち向けに配布がありました。今朝の全校朝会では、配布されたリーフレットをもとに「携帯電話の正しい使い方」に関する話を、担当の荒川先生から主にスマートフォンの使い方のポイントを説明してもらいました。

最初にテレビを見ながら同時にスマホも操作する「マルチタスク」を学び、実際に生徒たちに体験してもらいました。同時に二つ以上の情報を理解することはとても難しいことを知ったようです。次に荒川先生からクイズが出され、和やかな雰囲気のもとで「IQテストで12個答えられた生徒が、3時間マルチタスクをやった直後、結果はどうなったと思う?」という問い掛けがありました。結果は予想通り大幅に低下してしまうとのことです。

最後に全国学力・学習状況調査の結果を提示し、スマホの使用時間と学力との関係について解説し、スマホの1日の使用時間が30分以下の生徒の学力は高いことが紹介されました。生徒からは「スマホの使用は1日30分までにしたいと思います。」という感想もありました。

リーフレットには「我が家のルール」の欄が設けられており、お子さんにスマホやケータイを持たせる際には、是非、使い方等についてご家庭のルールを作っていただきますよう協力をお願いいたします。


「矢中運動会エピソード11」

今回の『エピソード11』は男子全員による「組体操」を紹介します。

 今年度、「組体操」としてプログラムに組み入れ、新たに“大蛇の寝返り”を締めの種目に設定して練習してきました。少ない練習時間の中、それぞれの技の完成度を高めるとともに隊形の工夫などにも取り組んできました。エンディングに向かう「つり橋」も学年ごとに作り、1年生は“波”を造形しました。そして、正面では体操競技部員による「タンブリング技」も披露していました。

全体での練習では、全ての“ピラミッド”が成功することはありませんでしたが、当日は全て成功。生徒たちの気合い、やる気、そして本番の強さに圧倒されました。

そして、当日の大きなハプニングは急なにわか雨です。最後の種目の“大蛇の寝返り”を始めた頃から、雨足が強くなり始め、全生徒が寝終わる頃には大粒の雨が横たわる大蛇に叩きつけるように落ちてきました。その後一斉に起き上がり、大蛇から“大ムカデ”に変身して、雨を物ともせず大きな掛け声をかけながら退場し組体操が無事終了しました。雨の中の「組体操」は、生徒たちにとって忘れられない思い出になるものと思います。

 この、組体操の練習を通して、生徒たちは様々な成長を見せてくれました。体力や技能の向上だけではなく、気力の充実や互いに支え合う大切さ、一生懸命の素晴らしさを実感しながら、運動会を終えることができたのではないかと思います。この経験を、今後の生活にぜひ生かして行ってほしいです。
























「矢中運動会エピソード9」

 今回の『エピソード9』は紅白の団結力を示した、「応援合戦」を紹介します。

 紅組・白組団長のエールの交換が交わされた後、応援合戦が始まりました。どちらの応援も団長と応援団員の動きに統率がとれており、応援の声も全員が精一杯出して頑張る気持ちが前に出ていました。

応援の練習では、短い練習期間の中で3年生が中心となってさまざまなアイディアを出し合い、オリジナルの応援を作り上げていきました。

 また、今年度復活し全校生で歌った“矢中応援歌”の練習では、まずは応援団員が万年先生の指導を受け、一生懸命声を張り上げて歌えるようになっていきました。記念すべき70周年の本番では、全校生が紅白団長の指揮で、和太鼓に合わせて全員で堂々と歌うことができ、応援団員も満足そうでした。

 運動会を通して、応援団員の色々なところでの活躍が光っていました。

 更に、朱雀と白虎の大応援旗が大きく振られるたびに風になびく光景は、矢板中学校運動会の象徴となっています。

 紅組団長 簗瀬くんのコメント

「紅組が一つとなり、素晴らしい応援合戦ができたことを嬉しく思う。また、練習の時にはみんながしっかり自分が言ったことを守ってくれたので、とてもやりやすかった。」

 白組団長 小野﨑さんのコメント

「学年関係なく白組全員が団結できて良かったです。人をまとめるのは、大変なことですが、白組応援団の支えがあったので白組全員をまとめられました。思い出に残る応援合戦になりました。」

























「矢中運動会エピソード10」

今回の『エピソード10』は女子全員による集団演技・ダンス種目を紹介します。

 今年のタイトルは『走りだせ 矢中!』として、嵐の曲「Happiness」をメーンにダンスを組み立てました。

入場には、流し踊り風に「矢板音頭」を踊りながら入場しましたが、突如にわか雨が降り出し“水もしたたる・・・”がドンピシャでした。「Happiness」では、雨に負けないくらいの元気いっぱいの力強い踊りで、クラスごとのパフォーマンスでも一人一人が表情よくタイトルにふさわしい矢中生をアピールしていました。更に、退場でも「いきものがかり」の『じょいふる』に合わせて弾けるように退場する姿からも完全燃焼できました。












「通学路安全パトロール」(元かどや交差点)

6月23日(金)の18時20分より、点滅信号のある元かどや十字路交差点でPTA生活指導部員さんによる立哨指導が行われました。夏至を先日迎え、日没時間が最も遅い時期とは言え、周囲は薄暗い状態になりつつありました。最近の自転車は多くが自動点灯方式のもので、無灯火の心配は無くなりましたが、左側の端を走行するということについては、改善するとともに意識化を図ることの必要性を感じました。また、点滅赤信号では、必ず停止し安全確認して通過することが義務づけられています。今回は、保護者が立哨指導で声をかけながら、一時停止と安全確認の現場指導を行いましたが、出会い頭で乗用車と接触しそうなヒヤリとする場面も見られました。

今回の立哨指導を終えて、改めて自転車通学の危険性を認識するとともに、交通安全についての意識づけの必要性を確認しました。是非、一人一人が交通安全意識を持って通学することを強く望みます。


PTA体育部主催「メンタルトレーニング講習会」

 6月24日(土)10:00からPTA体育部主催で、「メンタルトレーニング講習会」を研修室で行いました。メンタルトレーニングとは、スポーツ心理学の研究をベースとした科学的トレーニングです。練習の質を高め、本番で実力を発揮できる可能性を高めることを目的としています。

今年度は、PTA会員だけではなく生徒にも参加対象を広げたために、多くの生徒と保護者の参加が見られました。

作新学院大学の笠原先生を講師に「マイナス思考でも結果を出せるメンタルテクニック」という演題で、部活動に加入している生徒はもちろん、保護者向けにもどのように思考と行動をコントロールしていくかについてのご講話をしていたただきました。

講習では、メンタルトレーニングの基本原理やフロー(ゾーン)に入るための目標設定、ルーティン、プラス思考とマイナス思考の考え方、試合モードへの変換、セルフコンディショニング、深呼吸や漸進的筋弛緩法の活用方法などについて、説明していただきました。



「やる気スイッチ講座」(1学年)

矢中生に限りませんが、今の子どもたちの現状はパソコンやケータイからオンラインゲームやメールなど、友達とインターネットを楽しむ生徒が増えています。今回、1年生を対象にインターネットの使い過ぎによる生活リズムの乱れから起きる健康障害や周りの人への影響、ネット依存にならない為の対策と予防について考え学習します。

第1回目として、6月22日(木)午後の総合的な学習の時間の授業「やる気スイッチ講座」を行いました。今回は、1年1・2組を対象に外部指導者をお願いして、ネット依存を中心に『やめられないこわさを知ろう!』というタイトルで、情報モラルの学習をしました。

授業では、依存症から起きる身体への影響を知り、予防や対策を学ぶとともに、適切な情報メディアとの関わり方を考える機会になりました。

「矢中運動会エピソード8」

今回の『エピソード8』は、3年生の「矢中ソーラン」を紹介します。

今年は3年生全員でソーラン節にチャレンジしました。生徒だけでなく先生方も含め、3年生全員で、3年生らしいソーラン節を目指そうとたくさん練習しました。

振り付けを確認するための秘密の特訓や、本気が見えるまで帰れない居残り練習や、先生の踊りに合わせてひたすら声出しをする練習・・・。毎日毎日、強烈な筋肉痛と戦いながら、生徒も先生も必死に練習しました。約1週間という短い練習期間でしたが、力強くパワー溢れる、3年生らしいソーラン節に仕上がりました。

本番直前、入場門に並んだ生徒たちに向かって、気合いを入れる言葉をかけました。正直、3年生のソーラン節を始めて見たときは、ここまで見応えのあるものになるとは思っていませんでした。だから、今まで一生懸命ついてきてくれた生徒たちを前にしたら、いろいろな想いがこみ上げてきて涙が溢れてしまいました。そして、「3年生全員で踊る最後の1回。運動会は紅組と白組で戦うけれど、ソーラン節は3年生全員でできる!気持ちを一つにして力強い踊りをしよう!」と声をかけ、本番に挑みました。

 本番は、今までで一番力強く、全員が一生懸命踊ることができました。演技が終わった後の会場からの温かい拍手。観客からの「かっこよかった!」という言葉。生徒たちの「あー!がんばったー!」の声。全てが報われる瞬間でした。3年生全員で作り上げたソーラン節、間違いなく生徒たちの心に残るものになったと思います。最高のソーラン節でした!!(文責:髙橋那緒)

おそろいの「法被」を身にまとい、気合を入れての大きな掛け声と全身での力強い踊りで、一人一人が完全燃焼できました。











「矢中運動会エピソード7」

今回の『エピソード7』は特別種目の、高齢者の方と来賓の皆さんを“おもてなし”する「吹奏楽部のアトラクション」を紹介します。

アトラクションの前には、御来賓の皆様には「福引き」の競技に参加していただきました。続いて、生徒を代表して福祉委員長が地域の皆様やお祖父ちゃん・お祖母ちゃんに歓迎の言葉を述べた後、恒例になっている吹奏楽部による特別演奏を聴いていただきました。

吹奏楽部員は、運動会の練習の合間を使って、少ない練習時間で一生懸命練習した曲をドリル演奏やダンスパフォーマンスを交えて楽しい演奏を披露してくれました。







「1学期中間テスト」

中間テスト当日の2日間は、梅雨の中休みの爽やかな朝で始まりました。昨日は、北よりの風がやや強くふいていましたが、心地よさが感じられました。第2棟の北側の窓からは、高原山が間近に見え、山には夏を思わせるような雲がかかっていました。

1年生にとって初めての中間テストでしたが、テストは、国語・社会・数学・理科・英語の5教科を2日間に分けて行いました。

テスト中には、テスト問題作成担当者が各教室を巡回し、受験状況の確認を兼ねて質問等に対応します。生徒たちは緊張しつつもがんばって受けていました。今日で、中間テストが終わりましたが、生徒たちは最後までがんばって受けていました。





「矢中運動会エピソード6」

今回の『エピソード6』は各学年全員リレーを紹介します。

先日行ったスポーツ大会での結果を振り返り、各クラスとも運動会に向けてリベンジしようと意気込みも相当なものが伺えました。学年が上がるにしたがい、バトンパスの技術や迫力も増し、白熱したレースが展開されました。1学年のレースには、教職員チームも飛び入り参加し、先生方の懸命な走りとPTA会長さんの協力も得て2位でゴールしました。

結果は、1学年は赤組、2学年は白組、3学年は赤組の勝利でした。

《1学年の部》





《2学年の部》




《3学年の部》














「職員研修」

6月21日(水)の午後、外部講師をお迎えして特別支援教育についての職員研修を行いました。

本校の今年度の指導の重点としても考えている「インクルーシブ教育」について、「適切な個別指導の考え方について」という演題で研修を行いました。特に、県教育委員会から示された“合理的配慮”や保護者との適切な連携の在り方について、学ぶ機会になりました。

今まで指導に活かしてきた「個別の支援計画」を見直し、保護者と共に生徒のより良い支援の在り方、より良い成長のために家庭とともに応援していくという「個別の支援計画」の活用への指針となりました。

「中間テスト期間」

6月22日(木)23日(金)は、今年度になって最初の定期テスト(1学期中間テスト)を実施します。中間テストでは国語、社会、数学、理科、英語の5教科を行います。1年生にとっては初めての定期テストになります。

定期テストは、それまでの学習の定着を確認するもので、その結果によってそれぞれの学習に対する取り組みを省み、工夫改善する機会にしていく意図を持って実施されています。

テストの出題範囲が示されていますが、テスト前の勉強は、計画的に行うことが大切です。テストに前向きに取り組むことを意識させることから、今週は「中間テスト期間」として部活動も中止しております。その意図をよく理解し、帰宅後の時間を自分の中でうまく工夫し有効活用してほしいと思います。

また、昼休みの30分間を使い「中間テスト前学習会」を行っています。学習への意識づけを図るとともに、気軽にわからない問題や疑問点を先生に質問できる場を設定しています。

いよいよ明日からテストが始まります。帰りの会終了後は、一斉下校となりました。






「矢中運動会エピソード5」

今回の『エピソード5』は3学年団体種目を紹介します。

3学年の種目は、「お花いっぱい足いっぱい」と「つかみ愛・とり愛・うばい愛」です。

「お花いっぱい足いっぱい」は、3年生の伝統種目となっている通称“百足リレー”です。朝練の成果が発揮され、リズミカルに掛け声をかけながら疾走するグループ、思うように足が合わず走れなかったり、バランスを崩して転倒したりする組も見られました。結果は、1位(2組)、2位(3組)、3位(4組)で赤組の勝利でした。







「つかみ愛・とり愛・うばい愛」は、基本形は“棒引き”ですが、棒だけでなくいろいろなアイテムを奪い合う競技種目です。綱(30点)、大玉(20点)、ゴールデン棒(20点)、ノーマル棒(10点)というように設定されており、自軍の陣地内に運びこめばゲットです。高得点を狙ってアイテムを目がけて突進する姿は見ごたえがある競技です。

結果は、4回戦を行った結果、白組の勝利でした。









「眼科検診②」

先週の眼科検診に引き続き、今日の午後には、学校医(眼科医)による2回目の眼科検診が行われました。今回は2学年の後半クラスと3学年を対象に検診を行いました。

今回も、マナー良く静かに検診を受けることができました。校医の先生には、お忙しい中、大変お世話になりました。