過去ブログ(平成27年度)

ブログ(平成27年度)

その4 避難訓練(1回目)

 
 
 
 
 
 

<避難訓練(第1回 火災からの避難)> 今日、14時10分から、火災の「避難訓練」を実施しました。

避難放送のあと、各クラスは、私語やふざけなどもなく、校庭南側に集合ができました。消防職員の講評では、「何名かおしゃべりが見られた。」という話がありました。ただし、昨年度と比べると、訓練をする態度(構え)が、どの学年もできてスムーズな避難ができていました。今回は、3年が避難からの「整列」が、1番はやくできていました。最上級生としての、「自覚」と「プライド」を感じる瞬間でした。

訓練終了後、サプライズで、1年生は「レスキュー(特殊工作車)車」の説明、見学をさせていただきました。1年生たちは、とても興味深く、「働く自動車」の話を聞いていました。

その3 カウンセラーの眼「ハインリッヒの法則」

<カウンセラーの眼「ハインリッヒの法則」> この法則は、アメリカの傷害保険会社で大事故の背景を調査した結果、次のような法則があることを見いだしました。

それは、1:29:300という法則です。

例えば、飛行機会社の墜落事故などの大きな事故(1件)が起きる前に、中程度の事故や故障が「29件」起きていた。もっと詳細に調べていくと、「小さな事故」や「事故にならない程度の事故」、「小さ故障」が、「300件」起きていたという結果を、多くの他の事故を検証した結果からも、「1:29:300」割合だったことから、この法則ができたそうです。

***今朝の職員打ち合わせでは、職員たちに、「今週の生徒の3件のけが」は「中程度のけが(事故)」と考えると、「大事故(大けが)」の発生の可能性もある。「大きな事故」を起こさないためにも、ここで職員全体で踏ん張り、学年の子どもたちを注視、配慮、より手をかけ、きめ細かな指導をしていくことを伝えました。


 

4月22日(水)その2 校長室コラム「昨日、832件のアクセス」

 


(写真は、毎週1回実施している「運営委員会」のようすです)

<校長室コラム「昨日、832件のアクセスがありました」> 4月8日から新学期がスタートして3週間目。生徒たち、そして職員たちも精神的に疲れが出ているように感じます。今週は、授業中や休み時間、放課後の時間帯で、大きな3件の「けが」がありました。

特に、1年生の子どもたちの「疲れ」は想像以上に大きいと感じています。学校でも、担任や学年の先生方が、よく気配りや目配り、配慮をしていきたいます。 一つ嬉しいことは、休み時間に多くの1年生に、「矢中、どうかな?」と質問すると、「楽しいです。」「おもしろいです。」「友達ができました。」などと、プラスの回答ばかり返ってくることです。

昨日の矢板中学校ホームページ(学校ブログ)をクリックし、ご覧いただいた方(カウント数)が、「832件」ありました。本校PTA会員数から比較すると、「170%」のアクセス数をいただきましたことに、感謝申し上げます。

その5 カウンセラーの眼「家庭環境と非行率」

<カウンセラーの眼「家庭環境と非行率」> 教育社会学者の舞田 敏彦のコラムに、注目する内容が書かれていたのでお話しいたします。

先日の横浜市の中1男子殺害事件以降、非行と家庭環境について調査が行われました。平成22年度(5年前)の10代の刑法犯の検挙と補導の出現率では、

〇両親ありの世帯では、千人あたり、「7,9人」

〇母子家庭の世帯では、千人あたり、「20,8人」

〇父子家庭に世帯では、千人あたり、「39,4人」という驚異的な結果が出ています。

「子育て」の父親・母親の重要性を改めて感じるとともに、母親は、子どもにとって情緒安定を図る上では大切な存在となります。それに比べて、父親世帯でも96%は問題なく子どもを成長させている現実はありますが、「4%」が刑法犯や凶悪犯に染まる傾向にあることは注目しなくてはいけない(父親へのサポートなど)と考えさせられました。

***参考文献「日本教育新聞」(H27,4,6) 12面

4月21日(火)その4 校長室コラム「校長室新聞」

<校長室コラム「校長室新聞 ご覧いただけましたか?」> 昨日は、「校長室新聞 月刊・学校ブログダイジェスト版」をご覧いただけたでしょうか?

「ダイジェスト版」表、最初のところに、お手持ちの「携帯電話」から矢中の「学校ブログ」がご覧いただけます、という内容を書かせていただきました。

***「携帯」から「学校ブログ」が見られない、見えない、操作方法が分からない方は、校長室までお越しください。確認し、操作方法をお教えいたします。

「ダイジェスト版」裏、最後の部分には、5月1日から「学校ブログ」の「パスワード(3ケタの半角数字)」の変更を書かせていただきました。

4月21日(火)その3 生徒会「Happinessなあいさつ運動」

 
 


<生徒会コーナー「Happinessなあいさつ運動」> 毎週、」火曜日は生徒会役員も参加しての「あいさつ運動」を行っています。

今朝は、市から購入していただいたタスキ「Happinessなあいさつ」を着けてあいさつをしていました。タスキをしたことで、生徒会役員たちはより意欲的に、大きな声で「おはようございます。」とあいさつを交わしていました。

***職員で、8年前に矢中を卒業した掛田先生は、「ぼくたちの頃より、数段あいさつができますね。」と言いつつ、感心していました。

4月21日(火)その2 交通安全教室(1年生対象) 

 
 

<交通安全教室(1年生対象)> 今日の3,4校時の2時間を使って、「交通安全教室」、特に自転車の安全な運転と整備を中心に、VTRと講話、後半は「自転車の乗り方テスト」を行いました。

最初、校長の話では、「ハインリッヒの法則」と交通事故をリンクした話をさせていただきました。大事故の背後には、中くらいの事故が「29件」、小さな事故やニアミスが「300件」起きていることから、大きな交通事故を起こさないことを伝えました。

次に、自転車事故の補償や裁判などを取り上げた「VTR」を視聴しました。

「VTR」後、交通教育指導員の 小野﨑 洋美さんから、「路側帯の種類」の説明と自転車の乗り方や整備の仕方などの指導がありました。

最後に、矢板警察署交通課交通総務係長の 小竹 伸一さんから、講評がありました。

講話の中で、引用されたことばを2つ、説明します。

1 A B C(小竹係長の話の中で)とは、「A当たり前のことを Bばかにしないで C正直にやる」ということを話されていました。

2 ぶ た は しゃ べる(小野﨑指導員の話から)とは、「ぶ」は「ブレーキ」、「た」は「タイヤ」、「は」は「ハンドル」、「しゃ」は「シャーシ(サドル)」、「ベル」は「ベル」です。自転車点検時に、「ぶたはしゃべる」の順に、確認してから乗ってほしいと思います。

4月20日(月)その4 学習のようす「2年 国語科」

 
 
 

<学習のようす「2年 国語科」> 今日の1校時、2年2組、国語科の授業参観をしました。会場は「研修室」でした。

谷川 俊太郎の詩を、4人グループで、作者の意図やことばのイメージから読みの練習をしてきた、成果発表「朗読会」をしていました。

軽部先生から、「校長先生にも、朗読をお願いします。」と振られたことで、(ちょっと焦りつつも)「5分間」で詩を深く読みました。どんな朗読の工夫ができるかを考え、「私は歌う」(4カ所)ということばから、詩の途中の3行

「声よ湧け あなたのうちに

思い出の声 明日の声

物語る声 初めての声」

の2カ所(中間部と最後の部分)を、旋律をつけて歌うと面白いかなと、ひらめき、歌ってしまいました。

***「朗読」としては邪道かもしれませんが、「詩」は旋律をつければ、「歌」になり、「合唱曲」にもなることから、まんざら「こんな朗読もあっていいかな?」と自問自答をする時間になりました。

4月19日(日)その2 カウンセラーの眼

「靴をそろえることの大切さ」

  
<カウンセラーの眼「靴をそろえることの大切さ」> 昨日は公私ともにご多用の中、授業参観と学級PTA、PTA総会に多くの方々がご参加をいただき感謝申し上げます。

写真1枚目・・・週1回、ゴミ出しのついでに、校舎の北側と東側のゴミ拾いをしてくださっている方がいます。矢板中の北側にお住まいの方で、本校卒業生のおばあさんです。お孫さんが卒業してからも、続けてゴミを拾ってくださっています。「校門の外側ところには、毎回、たばこの吸い殻が何本か落ちています。」と、言っておられました。吸ったたばこの「吸い殻」はどうするのか? など、考えられない人(?)がいるのが残念です。

写真2,3枚目・・・上の「吸い殻」のポイ捨てとの関連で、先週、3名の保護者が来校したときのむいた靴の写真です。

写真3枚目の2名の保護者は、家でも同じように靴をきちんとそろえていていると考えますお子さんも同じように「しつけ」ができているので、そろえられると想像できます。

逆に、写真2枚目の保護者の家の玄関はどうでしょうか? また、果たして「子育て」や「しつけ」もできているのか、など、不安に感じる瞬間でした。

***「子育て」、「しつけ」の最終段階は、お子さんが一人で自立し、会社などの集団の中で、主体的に生きていける(トラブルなく)子に育てることだと、私は考えます。その中では、社会の「ルール」や「規則」、「約束」を最低限、守って生活していくことは必要になってきます。

4月17日(木)その3 カウンセラーの眼

「後藤健二さんの著書を読んで」
 
<カウンセラーの眼「後藤健二さんの著書を読んで」> 昨日、昼休み矢中の図書室を覗くと、1年生を中心に、あふれるくらい生徒が読書や勉強に来ていました(昨年度とは30名から50名ぐらいでした)。

新刊書のコーナーを見ると「もしも学校へ行けたらーアフガニスタンの少女・マリアムの物語ー」(後藤健二 著・汐文社・2009年)が目にとまり、図書事務の西村先生に貸し出しをお願いしました。

後藤健二さんは、数が月前のニュースで、イスラム国に捕虜となり、殺された日本人のジャーナリストです。本屋では在庫なしの状況でしたが、運良く矢中では、この本を発注できていたようです。

読んでいくうちに、どうしてこれまで危険を侵して、戦争(内紛)している国に出て行くのか? どうして、ここまで戦場の人々や家族、親や兄弟を失った子どもたちの写真(映像)を撮り続けるのか? など、自問自答しながら読み終えました。

***矢中の図書室に後藤健二さんの著書が3冊、あることに驚きでした。自分の将来を考えたり、「ガイダンス教育」の参考資料にもなったりしますので、図書室を利用し、色々な分野の本をたくさ読んでいってほしいと思います。