過去ブログ(平成25年度~平成26年度)

過去分(H25~H26)

その3 カウンセラーの眼「愛着が結べない子は・・・」


<カウンセラーの眼「愛着が結べない子はどうなるのか?」> その子の人生を左右する重要かつ不可欠な「愛着形成」に、次のような親からの問題が起きると「愛着障害」を起こすことがあります。

問題となる親(母親)からの「愛着」の対応は・・・

1 親が子どもに無関心のとき

2 親自身が不安が強く極度の神経質のとき

3 子どもに一貫性のないしつけをするとき・・・厳格すぎ、過干渉、甘やかし、思いどおりにならないと突き放す、よい子像を求めすぎる など

4 親からの虐待があるとき

生育歴のなかで、上記のような「愛着の問題」があると、子どもは愛着の絆が断たれ、愛着欠如の状態になります。

その結果、子どもの心の面や人格形成に「不満を抑える力の低下」や「対人関係を築く力の低下」などの障害が生じることになります。

***参考資料 山岡祥子(臨床心理士)講演(H27,1,19)資料から

その2 校長室コラム「3クラスが学級休業」

 
 

<校長室コラム「3クラスが学級休業に」> 今日と明日の2日間、1年2組、3組、4組がインフルエンザのために学級休業になっています。

写真のとおり、3つの教室はしーんと静まりかえっていました。

3クラス担任の柿沼先生と鈴木先生、末廣先生は、職員室で静かに給食をとっていました。学担のこのような光景は、なかなかありません。 登校していない生徒たちのことが、心配のようでした。

晴れ その1食育コーナー「今日の献立」 



<食育コーナー「今日の献立」> ご飯、牛乳、納豆、豚肉と大根の煮物、キュウリとキャベツの即席漬け、にら玉汁でした。 和風のおかず3品+お汁でした。「煮物」は大根に豚肉のエキスが加わり味がしみていて美味しくできていました。

*「納豆」まめ知識* 納豆は、昭和の時代では関西や北九州、沖縄ではあまり一般的ではありませんでした。 平成に入ってからは、これらの地域にも普及がはじまり現在では日本全土で多くの日本人に食べられています。

茨城県や福島県などの関東地方や東北地方では、郷土料理としても親しまれています。

納豆作りの「製法」や「菌」の改良などで匂いを少なくしたり、中に含まれる「ナットウキナーゼ」の健康増進効果が注目されたりしたため、西日本でも消費量が増加しています。

ALTのサイモン先生は納豆が大好きで、ご飯にかけずにそのままおかずとして食べていました。同じアメリカ人のクリスタル先生は、「NO! だめです。」と言って食べられないようです。

***参考資料「給食ガイド」h27,1,14 伊藤敦子栄養教諭の資料から

その4カウンセラーの眼「愛着スタイルが形成」


<カウンセラーの眼「愛着スタイルが形成されます」> 乳幼児から幼少期ぐらいまで、特定の人(母親等)からの「愛着行動」や「愛着の絆」が、お子さんの青年期以降の人生(人格形成)へ影響をし続けることになります。

例えば、対人への関わり方や親密さの求め方、恋愛の仕方、子育ての仕方、ストレス耐性などにお子さんに影響を与えていきます。

「愛着スタイル」4つの型については、掲載します。さて、お子さんはどのスタイルでしょうか?

1 安定型のスタイル・・・対人関係の絆が安定している。  前向きな姿勢がある。

2 回避型のスタイル・・・親密さよりも距離を求める。  何についても覚めている。  自己表現が苦手。  表情と感情が乖離(かいり)する。

3 不安型のスタイル・・・相手の感情に敏感で気をつかう。  拒絶や見捨てられることを恐れる。  べったりとした依存をする。  ネガティブな感情や言葉をつかう。  パートナーに手厳しい、等。

4 恐れ、回避型のスタイル・・・愛着回避タイプと愛着不安タイプの混合型のタイプ。

***参考資料 山岡祥子(臨床心理士) 「愛着の視点で問題が見えてくる」H27,1,9講演資料から

その2 食育コーナー「今日の献立」

 

<食育コーナー「今日の献立」> セルフツナサンド(食パン2枚、ツナサラダ)、牛乳、ミートボールのトマトシチュー、フルーツ杏仁でした。 「ミートボール」が入ったシチューは、なかなかご家庭では作らないと思います(我が家を考えると)。ミートボールの食感がよく、楽しくいただけるシチューでした。

*「杏仁(あんにん)」まめ知識* 杏仁豆腐は中国発祥のデザートです。「きょうにん」という呼び名が、やがて「あんにん」にかわり、現在では「あんにんどうふ」の呼び方が一般的になっています。

本来は、薬膳料理の一種でアンズ類の種の中の「仁(じん)」を粉末にした「杏仁霜(きょうにんそう)」を苦みを消すために甘くして服用しやすくした料理です。

「杏仁(きょうにん)」は薬用で苦みの強い「強杏仁(くきょうにん)」と、食品用で苦みの弱い「甜杏仁(てんきょうにん)」があります。デザートに使われるのは「甜杏仁」です。

***参考資料 「給食ガイド」伊藤敦子栄養教諭 平成27年1月13日より