ブログ(平成27年度)
9月26日(土)その2カウンセラーの眼「面白い本を読むすすめ」
<カウンセラーの眼「面白い本を読むすすめ」>
この2週間、「知の強化書ー達人の知的習慣を読むー」(本郷陽二 作)を興味深く読んでいます。 この中で、「本の読み方、選び方、楽しみ方」という項目があります。その内容を少しずつ紹介します。
〇「人の生き方は読んできた本で決まる」「私の現在があるのは、膨大な読書量のおかげ」この言葉を言ったのは、お天気キャスターの森田正光さんです。
「読書は習慣です」とにかく一冊、本を手にし、それを読みはじめれば、読み終わる頃には読みたい本が次々と目につくようになり、自然に読書習慣がついてくるものです。
〇「私は面白くない本を我慢して読む習慣をまったく持っていない」「面白い本しか読まない」と言い切るのは、社会学者で評論家の清水幾太郎さんです。人との交際のように、本との付き合いにも浅い、深いがあってよいのではないか。読書のスピードは、「蕎麦を食う」ようにスピーディーに読んでいくことを推奨しています。
***現在の私の家や職員室、校長室には、読みかけの本が置いてあります。私が「多読」をはじめたのは、高校入学後でした。中学時代から、読書に目覚めていれば、また違った今の自分があったようにも感じています。「どうぞ、時間を見つけて、面白い本をたくさん読んでみてください。」
参考文献「知の強化書 ー達人の知的習慣を読むー」 本郷陽二 著 小学館新書 2014年