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その3 高濱正伸先生の講演から 「その2」
<花まる学習会 高濱正伸先生の講演から その2>昨日に続き、高濱先生の講演内容を紹介します。 昨日のブログ記事で「3(4)歳から9歳」までの子育てのポイントと落とし穴がよくご理解いただけたと思います。 今日は、「10歳から18歳」までの子育てのポイントについての内容です。との
〇この時期の母親は、我が娘に対して、「本音トーク」をしていってほしいです。9歳までの娘とは「別人格」、「新入社員」のつもりで、「大人トーク」をしていくことが重要です。この時期の女の子は、信じられる大人に会いたいと、望むようになります。「実はね、お母さん、お父さんのほかに好きな人が4人いたの・・・。」など、父親との共通の秘密を保持することもあります。
〇塾の小学5年、6年生女子たちに、「何か、将来に不安ですか?」と質問すると、1番の答は「私は、結婚していいのですか!?」だそうです。 家族の中での父親と母親の夫婦関係を客観的に見てのマイナスの答です。あなたの娘さんはどんな答を言うと思いますか?
***今日は、「10歳から18歳」までの女の子と母親の関係(子育て)について紹介しました。次回は、「10歳から18歳」までの男の子と母親の関係を紹介します。
その3 カウンセラーの眼「高濱正伸先生の講演から 1」
<カウンセラーの眼「高濱正伸先生の講演から 1」>今週の火曜日の午後、「子育てセミナー2015」(栃木県PTA連合会主催)で、高濱正伸先生の講演会がありました。私も共感できる部分があったので、この内容をお知らせします。
〇高濱正伸先生は、熊本県生まれ。何年もかけて東京大学に入学、在学中から塾講師などのアルバイトを経験。同大学院終了後、作文や読書、思考力、野外体験を重視した学習教室「花まる学習会」を設立。同時に、ひきこもりや不登校児の教育も開始。その後進学塾「スクールFC」設立し、公教育の支援や障害児の学習支援なども行っている先生です。56歳です。
〇「この国は、働けない大人を作っている」という、ショッキングな言葉で講演がスタート。塾講師をしていて、塾に通う男子生徒たちが、いかにも働けない、飯が食えない男子がたくさんいるのに驚く。男子生徒たちは、1考える力が弱い。 2野外体験がない。 3外遊びをしていない。 そこで、親を変えないといけないと思った。
これらの子どもたちの母親たちは、1言い過ぎる 2怒っている 3心配性 だった。
〇お母さんの落とし穴その1・・・「3(4)歳から9歳までの子育て」で気をつけたいこと。
1情報が多すぎる点・・・同級生、テストができて我が子ができないとあせる。子どもへの心配がこみ上げてくる母親たち。・・・でも、これが母親の本質!
2男の子の「角」を折らない・・・男子の長男に不登校が多い。男子は、ぎりぎり(あと少しでけがをする手前など・・・)が大好きである。男の子に冒険をさせないことで、「角(つの)」を折ってしまっている。
3お下品を嫌う母親・・・女性からは、20歳過ぎると「男らしい男」が好かれる。母親たちは、「男らしい子ども」を嫌い、きれいな、か弱い、美しい男子を育てようとする。
4「きれい事」では、子育てはできない・・・「きれい事」を言っていると、子どもが暴れる。ときには「威圧感」も必要。「威圧感」が使えるのは、母親と塾の先生である(?)。
5ここまでの結論・・・「3(4)歳から9歳までの子育て」で重要なことは、子どもに「人間力」をつけていくこと。そのためには、「体験」が必要になってくる。
***幼少期前期の「子育て」にポイントを、事例をもとに的確にお笑いを入れながら話をしていました。 私も、多くの不登校事例に関わってきて、高濱先生と同じようなことを考えてきました。 次回は、「10歳から18歳までのお母さんの落とし穴」の講演内容を紹介します。
11月18日(水)その2校長室コラム「海外渡航時の注意喚起について」
<校長室コラム「海外渡航時の注意喚起について、他」> 今日と明日は日中気温が下がり、雨の予報が出ています。午前中は、曇天で雨は落ちてきませんが、午後気になるところです。
〇「校内合唱コンクール」が終わり、どの学年も少しモチベーションと集中力が下がっているように感じます。3年生については、今週は、私立高校関係の「三者面談」になっているなど、1割ぐらいの生徒たちは、少し不安とあせりを感じながら落ち着かない生活をしているようにも感じます。お家でも、お子さんに励ましやプラスの声かけをしていただけると幸いです。
〇写真1枚目・・・今日の午前中、豊田小学校で「学校公開」がありました。3校時の集会「音楽鑑賞会」のようすを参観してきました。
〇写真2,3枚目・・・今年度はじめに、「お迎え時の車の出入り」について、各家庭に文書を差し上げました。それから半年が経過し、お家の方々にもご理解をいただいたようで、給食室横から入り、左回りで校門から出るという流れを全員がルール(約束)どおりに動いていただいていることに感謝しております。585名の生徒たちが、自転車やと徒歩で、学校まわりの狭い道路を同じ時間帯で、登下校する関係で、通行する運転手には毎年、ご迷惑をおかけしていますが、なかなか改善できないでいます。
〇2年生の担任から、次のような感想を聞きましたので、紹介します。・・・今週は2年生の成長の姿が見られました。月曜日、全校朝会の時、先生が指示しなくても生徒たちが自主的に廊下に整列し、体育館へと向かう姿が見られました。また、金曜日の清掃時には、教師の指示が出なくても、教室内のテレビや教卓などを廊下に出していました。2年生の生徒たちが、自主的に主体的に考えて活動できている姿を見てうれしく思いました。
〇新たな企画が始まります。それは、「スクールカウンセラーの訪問給食」です。毎週、木曜日、清水SCが来校しますが、訪問時の給食を1年、2年の各クラスを1日、1クラスずつ訪問し生徒たちと会食をしてもらいます。
〇上の写真3枚は、以前にも掲載しましたが、前教頭の長嶋晟一先生(現在、日々輝学園高等学校副理事長)から寄贈された、洋画家(矢板市在住、前職員)斎藤安大先生作品です。この絵は、第2グランドができる前(昭和60年以前)、内川から矢中の前木工室(金工室)を見上げるように描いた風景です。本校卒業生の保護者の皆さんには、懐かしい風景ではないでしょうか・・・。玄関横、3年生昇降口奥のところに設置させていただきました。
11月17日(火)その2 校長室コラム「遊び体験が学びに向かう!」
〇「あいさつ運動」を毎週火曜日の朝、生徒会と職員たちで行っています。半年が過ぎて、登校してくる生徒たちの挨拶の声も大きくなってきています。
〇新聞にこんな記事があったので紹介します。・・・早稲田大学大学院の田中博之教授は、豊かな基礎体験や生活習慣、学習習慣などの「学びの基礎力」が、教科学力の向上に大いに関連していると話している。また、脳科学の分野でも、「脳が喜びいっぱいの状態の時に、子どもは最も多く学ぶ」ということも論じている。子どものときには、十分に遊ばせ、色々な体験をさせることが、脳や体に良い影響を与え、成長や学びをより促進させるのである。子どものときの遊び体験が、学びに向かう自分を支えてくれていたことを改めて実感してほしい。 参考文献「日本教育新聞 北関東版」(h27,10,19)日本教育新聞社
***「遊び体験」、「外遊び」と「学力向上」に、大きな相関があることを、田中教授が話しています。幼少時、外遊びをしていた子は、これからどんどん「学力向上」していくかもしれませんね・・・。
11月16日(月)その3 校長室コラム「総合の発表会のお知らせ」
総合的な学習の時間発表会のお知らせ.pdf
(PDF 上のお知らせをクリックすると、案内文書がご覧いただけます)
<校長室コラム「総合の学年発表会のお知らせ」>昨日、大きなニュースが発生しました。フランスの爆弾テロ事件です。作新学院高校はフランスに修学旅行に行っていますが、明日帰国する予定です。私事ですが、私の義理の弟が現在、パリに出張しています。事故現場とは離れたところにいたので無事で安心しました。
〇今日から20日の金曜日まで、3年生は私立高校受験に係る「三者面談」を行っています。
〇12月3日(木)の13時50分から15時30分の時間帯で、「総合的な学習の時間 学年発表会」を開催します。データ(PDF)でも、お知らせさせていただきます。半年間、テーマを決めて研究してきた成果の発表をご覧いただけると思います。 昨年度と同様、学年ごとにジャンルごとの代表者(グループ)の発表会になります。