日誌

伝えたい心の話① 【脱いだ靴を揃える】

    昔から、家の玄関を見れば、その家庭の様子が分かると言われています。履き物がきちんと揃っているか、それとも乱雑になっているか。
 ただそれだけで、住んでいる人の心の状態が分かってしまうものです。履き物が揃っていれば、心は落ち着いているし、反対に心が乱れていれば履き物も乱雑になりがちです。
 家に帰ったら、玄関で脱いだ靴をきちんと揃える。学校に来たら、靴入れにきちんと自分のシューズを入れる。こうした習慣を身につけることで、不思議と生活のすべてが整えられていく。人間とは、そういうものかもしれません。
 靴を揃えることは、次に踏み出す一歩のためでもあるのです。