日誌

伝えたい心の話⑫【周りを幸せにする“悪人”】

    自分を善人と思っている人は、自分の考え方や行いは正しいという価値判断が先行するので、自分の過ちや失敗でも他人のせいにしがちです。反対に、自分が悪人と思える人は、自分の過ちを他人のせいにしません。だから、そこに反省する心が生まれます。
 例えば、身近な人との“いざこざ”。
 「私が至らなかったから」「自分に悪い行動があった」と双方が悪人になれば、たいていは円満に収まるものです。家庭や学校・職場に、そんな素敵な人が多く居てほしいものですね。