日誌

伝えたい心の話⑬【やりきる体験】

    常に大事なのは「これから頑張る期待値」ではなく、「今まで頑張った経験値」です。例えば、大人の社会において経験値30の人に「30の仕事」を与えると“もういっぱいいっぱいだよ”ということになってしまいます。しかし、経験値100の人は「30の仕事」に対して“もう少し頑張らないといけない”と思って仕事に取り組むものです。
 過去に頑張った経験が少ない人が、急に頑張れるようになることは多くはありせん。子どもでも、同じことがいえます。リミッターを超えるくらい頑張った体験をした子は、頑張ることが苦にならない。私たち大人には、子どもたちに「頑張ってやりきった体験を多く積ませる」ようにする責務があるように感じます。